行程・コース
天候
1日目:朝雷雨、曇のち晴れ
2日目:晴れ、標高2000m以上はガス
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
道の駅「喜多の郷」から県道378号線で川入、その後御沢キャンプ場駐車場までマイカーで走り駐車。道路は舗装されているが、川入からは道幅も狭く慎重な運転が必要。
この登山記録の行程
【1日目】
御沢登山口(06:40)・・・横峰(08:57)・・・峰秀水(09:39)・・・三国小屋(11:24)・・・切合小屋(13:10)
【2日目】
切合小屋(04:55)・・・本山小屋(06:30)・・・飯豊本山(06:43)[休憩 15分]・・・本山小屋(07:09)・・・切合小屋(08:42)[休憩 25分]・・・三国小屋(10:44)・・・峰秀水(11:55)[休憩 10分]・・・横峰(12:30)・・・御沢登山口(13:57)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
8/1(火)
道の駅「喜多の郷」にて4時30分起床、雷雨激しい一日の始まり。近くのセブンイレブンに立ち寄りおにぎりとコーヒーの朝食を取る。一旦道の駅に戻りトイレを済ませ、御沢登山口に向かう。6時過ぎに駐車場到着。まだ小雨が降り続いており、天候の回復を待って待機がた登山支度と登山届提出などを片付ける。
6時40分、雨も止んで回復しつつあるので駐車場を出発し登山開始。6時49分に登山口を通過、はじめは緩やかな登り、体が温まってきたころ、7時26分に下十五里に到着、昔からの登山道でもあり整備の行き届いた歩きやすい道を中十五里、上十五里と進む。ここで長坂は完了、標高は1150mを超える。次の目標は横峰、途中の笹平は8時41分に通過、横峰には8時57分に到着。引き続き緩やかな登りが続き、地蔵山の巻道に入り程なく峰秀水の水場到着、冷たくてとても美味しい水、しばらく休憩して地蔵山山頂からの合流点からは三国岳への登る。途中露岩で両側が切れ落ちている剣ヶ峰が待ち構えている。剣ヶ峰までの登山道にはミヤマクルマバナ・ミヤマコウゾリナ・コメツツジ・ヨツバヒヨドリ・オトギリソウなどの花々が咲き誇り長丁場の登りを慰めてくれる。すでに天候は回復して晴れ間も出ており、風もそれほどではなかったので剣ヶ峰通過はそれほど大変ではなかった。見晴らしの良い岩稜帯の剣ヶ峰を通過するとすぐに三国小屋(三国岳避難小屋)が現れる。ここで昼食休憩を取る。11時25分に三国小屋を出発し主稜線を切合小屋に向けさらに進む。三国小屋から種蒔山までが思いのほかきつかった。急登や急降下ではないが、岩場の小さなアップダウンやザレたトラバースが続き種蒔山に辿り着くころにはかなり疲れが蓄積している感じだった。この間はセンジュガンピ・タテヤマウツボグサ・ミヤマクルマバナ・ウメバチソウなどが見られ疲れを癒してくれる。種蒔雪渓はほとんど解けていて、ヨツバシオガマ・モミジカラマツ・コバイケイソウやニッコウキスゲなどの楽園になっていた。大日杉分岐を経て、さらに進むと小屋の屋根が見えてくる。やっと切合小屋到着、時間は13時10分、結構疲れた。切合小屋は夕食のカレーライスが有名だが、今回は素泊まり、受付を済ませて寝床を作り着替えを済ませ、思いっきり汗をかいた服を外に干す。小屋外のテーブルに腰掛けのんびりとした午後の時間を過ごし、16時過ぎに夕食の準備開始。夕食はカルパスとゆで卵を和えたカルボナーラ・スパゲッティとサトウのごはんとレトルトカレー、デザートは菓子パンとココア。夕食後切合小屋手前の丘で飯豊本山を撮影し、19時に就寝。
8/2(水)
朝3時40分起床、自炊室でチーズトーストとコーヒーの朝食を食べ、パッキングを済ませる。飯豊山本山は必要最小限のものをウエストバックに入れ空身で往復する予定で、ザックは小屋に残して4時50分に出発する。本山への稜線は緩やかな登りで、最初のポイント、草履塚を5時20分に通過。東からの柔らかな朝日に照らされた大日岳方面の尾根が雲間に見え隠れする。本山山頂は雲の中、周囲の花々を眺めながらゆっくり進む。コキンレイカの可憐な黄色、シロバナヒメシャジンの清楚な白が登山道脇に咲いている。御秘所・姥権現と進み6時前に御前坂の岩場に取り掛かる。岩場を登りきると一王子、水場分岐。正面には飯豊山神社の奥宮(本山小屋)がやっと見えてくる。本山小屋前の庭にイイデリンドウの蕾が濃い紫色で迎えてくれる。6時30分に本山小屋を通過し、15分ほど緩やかな登りをこなすと飯豊山山頂、6時43分到着。あいにくガスで周囲は真っ白、雄大な稜線を楽しみにしていたが果たせず、一瞬ガスが切れて駒形山の稜線が見えたことで満足して下山開始。7時9分に本山小屋の奥宮で登頂感謝のお参りをして切合小屋に向け下る。途中、ハクサンフウロやオンダテの花を見つけ写真に収める。8時40分に切合小屋に戻り、ブランチ休憩を取ってエネルギー補給、休憩後ザックを回収して9時20分にいよいよ本格的な長い下りに入る。種蒔から三国岳までのアップダウンと、ざれたトラバースで疲労度が上がる。三国小屋で休憩してから難所の剣ヶ峰の下りに入る。登りよりも気を使うし、日が昇るにつれ高くなる気温と湿気で水の消費も多くなる。12時に峰秀水で水分補給、12時30分に横峰を通過する。あとは長坂を一気に下るだけ、13時57分に登山口に到着、14時06分に駐車場に戻ってきた。無事96座目の百名山を登ることが出来た。アルプスの山々のような急登は無いが、岩場混じりでアップダウンの多い飯豊本山の表参道は思った以上に手ごわい。次回は大日岳も含めて余裕を持って縦走してみたい。
フォトギャラリー:49枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ |
靴下 | レインウェア | 登山靴 | バックパック | サブザック | スタッフバック |
スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 予備電池 | タオル | 帽子 |
グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
ローソク・ランタン | |||||
【その他】 シェラフ、シェラフカバー、マット、エア・ピロー |
みんなのコメント