行程・コース
天候
快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ひがし大雪自然館の駐車場に車中泊、早朝に幌加温泉登山口にマイカーで移動し登山開始。未舗装の悪路を300mほど上ると駐車場もある。
この登山記録の行程
幌加温泉分岐(03:53)・・・登山口:ゲート(03:57)・・・三条沼(05:25)・・・天狗平(08:16)・・・ニペソツ山山頂(09:19)休憩40分(10:00)・・・天狗平(10:55)・・・三条沼(13:21)・・・登山口:ゲート(14:33)・・・幌加温泉分岐(14:34)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
2時40分車中泊していた「ひがし大雪自然館」にて起床、チーズトーストとコーヒー+バナナの朝食を取り、お湯を沸かしてサーモスに入れ登山準備を済ませる。3時30分に自然館から幌加温泉登山口に向かう。3時54分に登山口を出発、5分ほどで林道ゲートで入林届を記入して登山開始。日の出前の暗がりをフラッシュライトの明かりを頼りに緩やかな登りの道を進む。標識は幌加登山口からの距離とニペソツ山頂までの残りが表示されている。最初の標識は2km。山頂まではまだ10km以上、この辺りで周囲が明るくなりライトは必要無くなる。薄明りの中の行動で、クマとの遭遇を結構心配していたので一安心。三条沼あたりではやや緩やかになるが登山口から5kmで進路を90度右に変え西に向かって尾根筋の登りになる。登山口から8kmの標識が現れると、それまでの樹林帯から開けた場所に出て初めてニペソツ山を見ることが出来る。矢じりの先端のような山頂部を見て気合も入る。標高差60mほどの急登をこなすと1662m峰。ここも見晴らしが良くニペソツ山と手前の天狗岳が南側に広がり、反対の北側には石狩岳・音更山が見え始める。一旦鞍部まで下るが、この辺りからハイオトギリやイワギキョウ、ウメバチソウが目を楽しませてくれる。鞍部からはいよいよザレた急斜面の登りが待っている。足元が不安定でお助けロープはあるものの、一歩一歩慎重に登っていかなければいけない核心部分、ここを下ってくるパーティとすれ違ったが登りよりもされに難易度は高そう。ロープや木の枝につかまり何とか登りきると前天狗の稜線に出る。前天狗からは南のウペペサンケ、正面には天狗岳とその向こうに三角錐の尖ったニペソツ、右は十勝連峰・トムラウシ・大雪山連峰が屏風のように広がる。緩やかな稜線が続く天狗平をニペソツに向かって気分良い稜線歩きを満喫、天狗岳には10時45分に到着。ここからのニペソツ山はまさに定番、東壁を従えた鋭い山頂部が真正面に広がる。一旦鞍部まで下り、250m以上の登り返し。ここまで長いアップダウンを繰り返していたのでかなり足に来ている。一歩一歩足元を見ながら登り9時20分、念願のニペソツ山頂に到着、幻の百名山の山頂を踏む。無風快晴の山頂で360°の景色を眺め写真を撮り、早めのランチを食べる。食べ終わるころに後続の登山者が続々と登頂して山頂はかなり賑わう。登山者の一人が山頂付近の岩場で花を見つける。ユウバリリンドウのようだ。紫の花が美しい。山頂で長居をしたが、復路も遠いので10時に山頂を後にして下山開始。往路では気づかなかったが天狗岳でイワブクロを見つける。11時30分に前天狗の稜線からの下りに入る。ザレた急こう配で登りよりもかなり危ない。お助けロープや木の枝につかまり慎重に降りる。この難所を通り抜ければあとは機械的に下っていくだけ。三条沼を13時21分に通過、幌加登山道取付を14時10分に通過、林道ゲートには14時34分に到着。長い下りも終わり、登山口の車道でピックアップしてもらい、幌加除雪ステーションの駐車場とトイレを利用して着替えを済ませ、上士幌に戻りふれあいプラザで長かった日帰り山行の汗を流す。長時間・長距離・累積標高差も大きく、とてもタフなルートだったが、天候に恵まれ素晴らしい景色を堪能出来た。
フォトギャラリー:31枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 |
レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 |
虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 |
トレッキングポール | GPS機器 | カラビナ | |||
【その他】 サーモス山専 |
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