行程・コース
天候
晴れ、午後から曇り、所により雷雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
前泊として「中ノ湯温泉旅館」泊とした。理由は登山者向けプランや早朝出発と弁当対応が可能なところにある。露天風呂も明神や吊尾根が見えるなど眺めもよい。松本駅アルプス口14:30に旅館の送迎車がある。
当日は「新中ノ湯ルート」から焼岳北峰を目指す。事前に情報を得ていたが想像以上に急登で時間がかかった。「上高地ルート」から下山したが、鎖や下りの梯子など緊張が強いられた。逆向き若しくは焼岳小屋泊が最も安全な登り方だったと反省している。山体膨張により警戒が強化され、ヘルメット持参した。
この登山記録の行程
【1日目】
中の湯温泉旅館(05:16)・・・焼岳登山口(05:34)[休憩 13分]・・・中の湯新道分岐(09:25)[休憩 45分]・・・焼岳北峰(11:15)[休憩 65分]・・・中尾峠(13:30)[休憩 8分]・・・焼岳小屋(13:54)[休憩 30分]・・・峠沢(16:20)[休憩 10分]・・・焼岳登山口(17:53)[休憩 5分]・・・西穂登山口(18:13)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
取り敢えず日没前に到着出来たことはよかった。今回は新中ノ湯ルートで登山して上高地ルートで下山する行動となった。基本的に自分の体力から、ハイキングを除けば1日4~6時間で標高差1000m程度として夏の夕立に備えて15:00を過ぎる到着にならないように歩くように心掛けている。しかし、途中の小屋に宿泊する計画を立てたが、諸般の事情(山小屋より団体宿泊がある旨、日を変えてとの提案があった)により、下山までしてしまうこととなった。そのため12時間半の行動時間と2000mの標高差を1日のうちにこなす行動となった。私自身は足底筋膜炎を抱えており、足をいたわりながらの遅い歩みがあり、特に下山時に足が悲鳴を上げるのがわかるほどバランスが崩れてフラついたり(岩稜帯であれば滑落の危険もあり)、鎖場や梯子の下りのみならず平坦地となっても石を越えて足を着地させる痛みがあり、途中でビバークを考えるほどの山行であった。やはり体力や身体の状態を無視した山行は避けるべきと反省し、自分のペースを守ることが安全第一であると結論を得た。また、下山中に所謂「山怪?」という現象もあり、ビバークしたら別な世界に呼ばれたかな?という不穏な思いもあったりして、とにかく歩み方とケガがないように見守って同行してくれた同行者(妻)へ感謝の一語に尽きる。
なお、当日はヘリコプターが長い時間飛んでいて、長野県側岳沢方面から降下して中尾峠上を抜けて岐阜県側西穗高方向へと向かっていたが、70代の登山者が奥穂高岳から西穗高岳へ向かう途中「ロバの耳」で滑落事故を起こしたこと、西穗高岳で外国人登山者が骨折するという山岳事故が生じた。亡くなられたかたへ冥福を祈るとともに、歳を重ねることで当たり前におこる体力の低下を忘れず、経験を過信してはならないと思った。
フォトギャラリー:32枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 |
レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス |
ヘッドランプ | 予備電池 | 傘 | タオル | 帽子 | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ | 登山計画書(控え) | 修理用具 |
ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー |
携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール | GPS機器 | ヘルメット |
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