行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
上高地バスターミナル(06:45)・・・河童橋(07:00)・・・明神(07:50)[休憩 15分]・・・徳沢(09:10)[休憩 15分]・・・横尾(10:30)[休憩 60分]・・・本谷橋(12:45)[休憩 10分]・・・涸沢(15:13)
【2日目】
涸沢(07:30)・・・本谷橋(09:10)[休憩 10分]・・・横尾(10:50)[休憩 10分]・・・徳沢(12:20)[休憩 45分]・・・明神(14:10)[休憩 5分]・・・明神池(14:20)・・・河童橋(15:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
夏山本番、今年の北アルプス第一弾は涸沢カールです。
日程は7月15〜16日に1泊2日で涸沢ヒュッテに宿泊。天候はあまり芳しくない予報でしたが、稜線やピークを踏むという行程でも無かったので計画を実行しました。
草木も眠る丑三つ時に自宅を出発して、午前5時過ぎに沢渡に到着。準備を済ませると今回は大人料金4人のパーティーだったので、バスより運賃が安くなるタクシーに乗り込み上高地へ。6時過ぎに上高地に到着するも、天候はまあ予想通りの小雨模様。バスターミナルの屋根の下で朝ご飯を済ませて雨が上がるのを暫し待ってみましたが、降ったり止んだりの繰り返し。ただ、天気予報では朝には上がって日中は曇りの予報だったので、レインウエアを着込んで7時前に涸沢に向けて出発。天気予報通り小梨平を過ぎた頃には雨も上がり順調に進み小1時間で明神館に到着。ただし明神岳は雲の中で顔を出してくれません。まあ雨が上がってくれただけでも良しとして、さらに1時間程で徳沢に到着。ここでトイレ&小休憩をとって、横尾到着は10時半頃とマズマズのペース。天気も安定していたので当初予定していた本谷橋ではなく、ここでちょっと早いお昼ご飯を頂きつつ、これから始まる本格的な登りに向けて鋭気を養います。クッカーでご飯作ったりしつつゆっくりと休憩を取って、出発は11時半ごろ。横尾大橋を渡って暫くは今までと同じようなほぼ平坦な道が続くので、右手に圧倒的な存在感で聳える屏風岩を愛でながら進んで行くうちに本格的な登りに突入して、いよいよ本日の山登りスタートです。ヒイヒイ言いながら本谷橋に着いて一休憩。その後、橋を過ぎてすぐから始まる一番キツい登り(自分的に)を過ぎて青ガレ辺りから涸沢カールが見え始めますが、ザイテン辺りから上は雲の中。まあ、ある意味想定通りの景色にちょっとガッカリもしながらSガレの標識を過ぎていよいよ雪渓に突入です。我々初心者パーティーは勿論簡易アイゼンを装着。雪渓を前に滑り止めがなくどうしようか悩んでいる人たちも結構いましたが、結局上がってきていたのでアイゼン無しでも通れるのでしょうが、慣れない人はやはり滑り止めがあった方が良いと思います。ちなみに、涸沢カールから先を目指す中・上級者と思われる方々はなんの戸惑いもなくノーアイゼンでサクサク登っていました。
この雪渓を登り終えると間もなく本日のゴール、涸沢ヒュッテに到着です。受付を済ませて今回のお部屋、別館のモンテローザに荷物を置いてお目当ての生ビール&おでんに舌鼓なんですが、寒い…
やっぱり晴れていないと、雪渓上を吹き下ろしてくる風に吹かれて結構な寒さです。
夕御飯は6時からで質・量共に大満足。当然ここでもビールを頂き食後はほろ酔い気分でお土産・グッズを購入して部屋に戻りましたが、あまり天候の回復は期待できなかったので7時過ぎには就寝。
翌朝、奇跡的な天候の回復を期待して4時過ぎに起床しましたが、ザイテン下まで雲で稜線は全く見えず。まあ、これも山と言うことで、朝食を済ませて少しゆっくりしてから、7時20分過ぎに下山開始。アイゼン着けてサクサク雪渓を下ったあと、登り登山者と我々よりも早い下山者を先に行かせながらのゆっくりとした下山です。もともと遅い上に人気ルートはこういった待ちも結構あるので、遅くなってしまうのはしょうがないのかなぁ。もうちょっと上手く往き来させられるようになると、下山タイム短縮にも繋がるのかなぁと思います。そんなこんなで本谷橋まで降りてきたところで、何と❗️登山YouTuberのタッカーさんと遭遇。この日に涸沢カールに来るという情報は掴んでいましたが、いつも動画を拝見している方との遭遇にパーティー一同大喜び。
その後もゆっくりとした下山を続け、お昼に徳沢でカレーライスを食べて、明神橋を渡って穂高神社に今夏のこれからの山行の無事と好天をお願いしつつ、軽く上高地観光して帰途に…と思ったらタクシー1時間半待ち。まあ、休日の上高地は人出が凄いです。
この後、沢渡にある日帰り温泉で2日間の汗を流して、塩尻にある山賊焼の元祖のお店でボリューム爆発の山賊焼を夕御飯で頂いて、休日名物の中央高速渋滞に軽く巻き込まれながら、真夜中1時の帰宅となりました。
今回の山行では横尾~涸沢間のタイムにちょっと不満は有りますが、9月に白馬岳に行こうかと思っているので、無事に夏の雪渓歩きが出来たのが良かったかなと。天候については重ね重ね残念。1日遅ければ、最高のモルゲンが見られたようです。まあ、涸沢にはまた行くと思うので、最高の景色はその時のお楽しみと言うことで。
フォトギャラリー:28枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) |
ナイフ | 修理用具 | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール |
GPS機器 | ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー |