行程・コース
天候
全日:晴れ時々曇り、暑さ厳し
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
ホテル穂高に宿泊して翌朝から登山開始。下山日まで駐車場を追加料金で利用した(フロントで許可証を発行してくれるので無断駐車を疑われる心配がないのでお勧め)。
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:35)・・・笠新道登山口・・・わさび平小屋(08:10)[休憩 10分]・・・小池新道登山口(08:46)・・・秩父沢出合(09:47)・・・シシウドが原(11:08)[休憩 31分]・・・鏡平山荘(12:47)[休憩 45分]・・・弓折乗越(14:18)・・・双六小屋(15:30)
【2日目】
双六小屋(06:10)・・・硫黄乗越[休憩 10分]・・・千丈沢乗越・・・槍ヶ岳山荘(11:15)[休憩 30分]・・・槍ヶ岳山荘(11:45)・・・槍ヶ岳(12:11)[休憩 10分]・・・槍ヶ岳山荘(12:49)
【3日目】
槍ヶ岳山荘(06:15)・・・千丈沢乗越分岐・・・槍平小屋(09:54)[休憩 40分]・・・滝谷出合[休憩 5分]・・・奥穂高岳登山口[休憩 15分]・・・穂高平小屋・・・新穂高温泉駅(14:40)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ナナカマドの実が美味しそうに生っているので食べたら苦く食られたものではなかった。吐き出したから良かったが、ガイドから毒があると注意を受ける。別の場所では山イチゴ(?)が群生しているのでこれも食べてみた。甘みが薄く渋みがあり美味しくはなかった。しかし、非常食には十分かもしれない。何れにしても国立公園内なので木の実を食べる行為はマナー違反になるかもしれません(取って持ち帰るのは明らかな違反)。真似しない方が良いでしょう。
槍ヶ岳を目指すならヘルメットは必携。槍ヶ岳山荘でもレンタルがある。上方の登山者が何時落石を起こすか判らない。岩場などを歩いているとき、転倒した際にもヘルメットは頭を守ってくれるが、自分自身が滑落や転落したときには何の役にも立たない。自転車用の物を被っている人がいたが、逆に登山用が自転車に使えるかもしれない(バイクは乗車用以外は違反となるので注意)。
登山道としてよく整備されている。自分の体力的な評価をしてから出かけた方が良いだろう。上りでバテている人を見かけたし、自分自身も下りで足の筋肉がの限界に達し、ペースダウンが必要だった。幸いなことに行動中に足が悲鳴を上げることはなかったが、帰宅してから酷い筋肉痛に苦しめられる。技術的には鎖場と梯子を安全に通過できれば十分(怖がらずに基本的なことを忠実に守れば問題ないと思う)。ただ、槍ヶ岳山頂へのルートは混み合うのでスムースに通過できない人は、混み合っていない時間帯を見計らう必要があるだろう(小屋番に聞くと良い)。混雑時は落石の可能性も増えるし、焦れば自分自身が安全確実に行動できなくなる。
自分はガイドの判断と指示で行動したので一切の不安などはなかったが、初心者の場合はベテランと行くか、ガイド登山をお勧めしたい。基本的な知識を持った若くて体力がみなぎる者の場合はともかく、初心者がソロで行く場所ではない。ガイドと行けば安全性が高くなるし、なによりも登山技術の勉強にもなる。長い上りでは自分たちを追い越すパーティーがいくつもあったが、途中での休憩が多かったり、長かったりしていたので結局は自分たちの方が早く着いている。初心者あるいは初級者は上りの適切なペースを知る意味でもガイド登山は意義が大きいと痛感する。
途中、雷鳥の親子を見かける。雷鳥よりも写真を撮るために群がる人間の方が面白かった。
フォトギャラリー:5枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | サングラス | 着替え | 地図 | コンパス |
ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル |
医療品 | 虫除け | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 | トレッキングポール |
安全環付きカラビナ | スリング | ヘルメット |
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