行程・コース
天候
初日:小雨→曇→晴(雲多し)
2日目:快晴→晴時々曇
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
往路:千葉の自宅を3時頃発、菅の台バスセンターに6時前着。
復路:12時過ぎに駒ヶ根を出たものの、14時頃に談合坂SA付近。既に小仏トンネルまで渋滞が始まっており、渋滞通過に1時間強。
この登山記録の行程
【1日目】
千畳敷(08:30)・・・乗越浄土(09:10)[休憩 15分]・・・宝剣山荘(09:28)・・・中岳(09:40)[休憩 75分]・・・木曽駒ヶ岳(11:12)[休憩 8分]・・・中岳(11:35)
【2日目】
中岳(07:00)・・・木曽駒ヶ岳・・・濃ヶ池分岐(07:55)[休憩 10分]・・・濃ヶ池(08:15)[休憩 12分]・・・駒飼ノ池(09:00)[休憩 10分]・・・宝剣山荘(09:40)・・・乗越浄土(09:43)[休憩 2分]・・・千畳敷(10:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
ようやく時間が確保でき、今年初のテント泊登山。
台風13号の影響が見極められず、なかなか行先が決まらず。「登山天気」で唯一雨が降らなさそうな木曽駒ヶ岳に決めたのが、前日の午後。
木曽駒ヶ岳は日帰りが十分可能だが、頂上山荘テント場の雰囲気が良いらしいので、テント場でのんびり過ごすゆる登山を楽しもうとビールと食材を詰め込み、いざ出発。
登山拠点となる千畳敷までは、バスとロープウェイを乗り継ぐ。菅の台バスセンターに到着したのは午前6時頃。駐車場はまだ余裕があったものの、バス待ち登山客が既に大行列。千畳敷カールが紅葉に染まる9月下旬はもっと混雑すると思う。50分ほどバスに揺られ、ロープウェイがあるしらび平へ。千畳敷までロープウェイ。バスもロープウェイも臨時便が出ておりスムーズ。バス・ロープウェイの往復で4,500円程度。菅の台バスセンター駐車場は800円/1日。
千畳敷は残念ながら霧雨。昼に向けて天気が回復するとの登山天気の予報を信じて登山開始。乗越浄土まで急登が続きますが、そんなに距離はありません。乗越浄土に上がれば、中岳の小ピークを越えるとすぐに頂上山荘テント場。8時半に登り始めて10時前に着いたので、お気楽登山です。
頂上山荘テント場は、木曽駒ヶ岳直下で口コミ通りとても気持ちのいいテント場です。ガレ場をテント区画ごとにきれいに整備しています。到着時点では人がまだ疎らでしたが、13時頃にはほぼ満員。その後も何組か到着していましたが、スペース確保に苦労していた模様。区画の良し悪しはありますし、人気のテント場なので昼にはスペース確保したい。オススメはテント場の東端。ヒトが少ないし、伊那や南アルプスが一望できる。
テント張って木曽駒ヶ岳登頂。テント場から片道20分ほど。下山後は、テント場でビール・つまみを片手に本読みながらゆったり過ごす。頂上山荘でもビール・酎ハイ類は購入可能です。都会の雑踏を忘れる至極の時間。このテント場、ほんま最高や。きっとまた来ます。
翌日はご来光を拝むため、日の出前に山頂へ。南アルプス、北アルプス、八ヶ岳連峰が一望でき、眼下の雲海や日の出前のピンク、紫の空と相まって息を呑む景色が広がっていました。前夜の満天の星空しかり、テント泊登山の醍醐味を満喫。
帰路は少し足を延ばして濃が池方面へ。頂上山荘からぐるっと宝剣山荘まで2時間半以上かかるが、濃が池分岐までの稜線歩きはおすすめ。北アルプス、南アルプスなど一望できます。
休日はくだりのロープウェイの混雑に巻き込まれないよう、午前中には千畳敷に戻るのが良さげ。実際、乗越浄土や宝剣山荘あたりは登りの登山客であふれていました。
恒例の下山後の温泉は、こまくさの湯へ。菅の台BCから車で1~2分のところにあるので便利。露天、内風呂、ジェットバスなど一通り揃っています。食事処で名物ソースカツ丼を食し、腹も心も満たされて帰路につきました。
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菅の台バスセンター。長蛇の列。
駒ヶ岳ロープウェイがあるしらび平バス停。菅の台バスセンターから40分程度。
ロープウェイ待ちの列。
千畳敷駅。2,661mで日本最高峰の駅らしい。こんな所までよくロープウェイを建設したものです。
千畳敷駅の外は小雨。午前遅めから晴れるとの天気予報を信じる。
千畳敷カール。先行する登山者が見える。稜線上の真ん中あたり、窪んでいるところが乗越浄土。
乗越浄土。ここまで登れば後は緩やか。
乗越浄土から東方面(伊那側)は晴れ間が見える。
乗越浄土から千畳敷駅を見下ろす。
宝剣山荘は濃霧の中。
中岳山頂。
同上。結構な数の登山者がいます。
中岳山頂から北側に木曽駒ヶ岳を望む。少し晴れ間が出てきた。鞍部には頂上山荘。今日のテント宿泊地。朝10時前ですが、既に数張のテントが見える。
頂上山荘のテント場。ガレ場にテントを張るスペースを整備している感じ。
木曽駒ヶ岳頂上。2,956m。
木曽駒ヶ岳神社。家族の健康と安全を祈願。
木曽駒ヶ岳側から頂上山荘テント場を見下ろす。11時過ぎでスペースに余裕はあるが、13時過ぎにはほぼスペースがなくなっていた。
愛用のモンベル・ステラリッジ2。登山靴脱いで、缶ビール2本開けて超リラックスモード。
頂上山荘テント場の東端から伊那方面。
頂上山荘から西側、木曽福島方面。この日は終日雲海。
夕日に照らされる木曽駒ヶ岳。
日没間際。頂上山荘から西側。
日没直後のテント場。
2日目朝。木曽駒ヶ岳頂上への登山道から日の出前のテント場。
木曽駒ヶ岳頂上から日の出前5時頃。雲海が広がる。
空がピンクに染まる。
木曽駒ヶ岳山頂から東方面。左から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、、、南アルプスが一望。少し奥には富士山。
雲海の奥、日の出直前。
朝焼けに染まる頂上山荘テント場。
太陽が出てきた。
日の出。
木曽駒ヶ岳頂上には大勢の人。
北アルプス方面。正面に槍・穂高。少し左に笠ヶ岳。
雲に浮かぶ御嶽山と木曽駒ヶ岳神社。
2日目は木曽駒ヶ岳の稜線を東に歩く。
稜線上から南アルプス方面。
稜線を歩く。
振り返ると、真ん中に中岳。右側に頂上山荘、左側に宝剣山荘が見える。
稜線上のピークから御嶽山。
最高の尾根歩きです。
振り返って木曽駒ヶ岳。
下に見えるのは濃が池。
濃が池への分岐。頂上山荘を出てから1時間ほど。意外に時間がかかった。
濃が池。
駒が池付近から南アルプス方面。
駒が池上のカールより。
宝剣山荘付近。
千畳敷駅に戻ってきて、千畳敷カール。これが木曽駒ヶ岳という写真が撮れました。




