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大朝日岳(秋の花は紫)2023

大朝日岳( 東北)

パーティ: 1人 (ブナ太郎 さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り。最後はにわか雨。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 200台ほど駐車できます。協力金・1台につき1000円。

この登山記録の行程

Start(05:27)・・・古寺鉱泉(05:38)・・・ハナヌキ峰分岐(07:09)・・・古寺山(08:12)・・・大朝日小屋(10:56)・・・大朝日岳(11:15)・・・大朝日小屋(11:29)・・・古寺山(13:41)・・・ハナヌキ峰分岐(14:15)・・・古寺鉱泉(15:19)・・・Goal(15:23)

コース

総距離
約16.7km
累積標高差
上り約1,793m
下り約1,796m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

 暗い中、大井沢を過ぎて、日暮沢へ右折する箇所を通り越すと古寺鉱泉へ向かう右折の箇所がある。ところ暗くて右折箇所を見落としてしまい、朝日鉱泉へのトンネルまで進んで引き返し、古寺鉱泉に着いた時には5時を過ぎていた。予定より45分遅れの5時半に出発する。空は晴れていて、登山日和になりそうだ。
 朝陽館前の橋は復旧していた。渡ってつづら折りの道に入る。あたりはだいぶ明るくなってきたが、湿度が高く、すでに汗が出てきた。尾根に乗り上げるとヒメコマツの大木が迎えてくれる。登山道はよく整備されていて、やや急な登りと緩やかな登りが交互に現れ、息を整えながら歩くことができる。とは言っても、そこは朝日連峰!ハードなコースに変わりはない。急登・緩登を繰り返し、汗まみれになったところで休憩を入れた。気温もだいぶ上がって、今日はなかなかしんどい日になりそうでである。
 一服清水で水を補給する。水はちょろちょろと出ているが、いつもの冷たさはない。ここから古寺山までは急な登りが連続する。途中にある三沢清水は枯れていると聞いていたで、一気に稜線まで登り上げることにした。これがきつい。体温が上がり、水を飲みながら何とか稜線まで出ると、ブナの矮小林のあたりで涼しい風が吹き抜けた。
 古寺山山頂からのいつもの景色を堪能する。稜線はほとんどくっきり見えているものの、大朝日岳の山頂にだけ雲がかかっている。しばらく待っても雲は取れないので、そのうち取れることを期待して歩き始めた。ここから、いつもは小朝日岳に向かうのだが、今日は巻道を使って行くことにしよう。
 小朝日岳を巻き、そこからひと登りしてようやく大朝日岳を正面に見る稜線に出る。ここからは至福の稜線歩きが始まる。道の両側にはムラサキ色のリンドウがたくさんの蕾をつけていた。ムラサキ色のミヤマトリカブトもところどころに咲いている。大朝日岳の雲はすっかり取れ、爽快な登山道を進む。
 銀玉水手前で足が攣り加減になり、屈伸してから歩き始めた。1ヶ月半のブランクの影響が早くも出てきた。この日は、数回、このような状態になりながら、その都度休みを入れると、それほど悪化せずに最後まで歩き通すことができた。ペースも、2年前とほとんど変わらない。
 銀玉水から最後の急な登りを凌いで広い稜線に出ると、大朝日小屋が見えてきた。その左には大朝日岳の頂上が見える。山頂部の人の姿も確認できた。周囲は雲が多く、手前の中岳は見えているが、その先の西朝日岳、竜門岳はガスの中である。もちろん以東岳も見えない。振り返ると、登る時に見えていた障子ヶ岳も姿を隠していた。
 山頂には数十人の人が寛いでいた。ガスが薄く流れているので、ここでは周囲の景色をぐるりと眺めただけで大朝日小屋に引き返しす。
 大朝日小屋で25分ほど休憩し、11時55分ごろに下山を開始。ガスが薄く流れる中、大朝日岳を何度も振り返って戻った。巻道から古寺山への道が思ったよりも堪え、ここでも屈伸して古寺山に到着した。気温はいっそう上がり、まるで夏山を歩いているようだった。
 一服清水で水を補給し、顔を洗ってから一気に古寺鉱泉まで下る。あと10分ほどで登山口というところで雨が降り出し、最後は濡れて登山口に到着。雨のおかげで体温が下がり、ほぼ予定通りの時刻に着く。

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装備・携行品

登った山

大朝日岳

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