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フナイド尾根から雪の矢岳・七跳山と大平山

矢岳、坊主山、七跳山、大平山( 関東)

パーティ: 1人 (与一 さん )

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行程・コース

天候

晴れ、朝の内強風。登りはじめは-3℃、稜線上では-8℃まで下がったが、午後は0℃前後で暖かかった。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: フナイド尾根登山口はさくら湖左岸道の大久保橋北側だが、右岸道はダムから大久保橋南側の秩父名栗線入り口までが通行止めとなっている。秩父名栗線の少し奥の路肩に3~4台駐車できるスペースがある。道路上に雪、凍結箇所なし

この登山記録の行程

駐車場(6:00)・・・フナイド尾根登山口(6:12)・・・篠戸山(8:00)・・・矢岳(9:20)・・・赤岩の頭(10:10)・・・立橋山(10:45)・・・稜線(11:40)・・・七跳山(12:50)・・・大平山(13:40)・・・カラ沢下降点(14:20)・・・登山口(16:50)・・・駐車場(17:30)

コース

総距離
約19.6km
累積標高差
上り約2,102m
下り約2,100m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

・秩父の積雪は15cm位らしいので、苦労の無い雪歩きを楽しもうと、以前興味を持ったが行っていない矢岳と、大平山のフクジュソウがどうんな感じかを確かめようと出かけてみた。手ごろに雪山体験ができて楽しかったが、それなりに危険もある事を知った。

・大久保橋のネイチャーランド分岐前の通行止め部分なら駐車OKと判断したが、北はダム、南は秩父上名栗線分岐から通行止めで、予定外の林道歩きとなった。
・フナイド尾根は鉄塔巡視道かつ雪がなかったのでわかりやすかった。
・主尾根の積雪は5cm~15cmほど。尾根が広くないので迷うところはない。赤テープも沢山ついている。
・矢岳の登りからショートスパッツ、チェーンスパイク装着
・赤岩の頭の登りからバイルを使用(持ってるだけで安心するため)
・雪の下に落ち葉、木の根、石車があり、足場が不安定で信用ならないので、つかめるものは何でも利用
・吹き溜まりでは膝位まで潜る事があり、ロングスパッツの方がよい
・坊主山の下りはかなり急で、下る方向が分かりにくい
・坊主山から七跳山までの間で縦走路に出るが、稜線伝いの方が雪が少ない部分があり楽だと感じた
・七跳山、大平山の下りは雪が深くひざ下まであるが、トレースが1人前あって若干助かった
・大平山からの下りはだだっ広いので方向が不安になる。トレースはどこからきているのかわからないので無条件では従えない。
・当初は尾根を末端まで歩き、途中でフクジュソウを見る予定だったが、2時間ほどの遅れと、下ってみたら登り返しが嫌になってそのままカラ沢を下った
・カラ沢の下りは雪の下の石が見えないので歩きにくく、ストックを使用した
・林道への踏み跡は水の流れている最初の二股の左岸にある(鹿柵を少し登るとゲートがある)
・ここから先は雪が無く、ストック、チェーンスパイクをしまう(バイル出しとけばよかった)
・踏み跡は狭くて崩れやすく滑りやすい上に枯葉が乗っている所もありちょっと危険
・2つ目と3つ目の鹿柵ゲートは落石で広い範囲が破壊されていて、踏み跡も消失している(初見のルートなので見当が付かない)
・右往左往した結果、鹿柵に沿って行けば細いロープがかかっている場所があり、踏み跡に復帰でき、すぐに廃林道に合流

・フクジュソウ自生地は雪の時期に歩くと、雪の下のフクジュソウの花を知らずに踏んでしまう事がある。フクジュソウに気が付いたのはトレースの足跡の中にフクジュソウのつぼみを見つけたから。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ソフトシェル・ウインドシェル フリース ロングパンツ 靴下
レインウェア 登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
予備電池 タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 携帯トイレ 非常食 行動食 チェーンスパイク トレッキングポール
GPS機器 ストーブ 燃料 ライター クッカー ロープ
【その他】 バイル

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登った山

矢岳

矢岳

1,358m

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