行程・コース
この登山記録の行程
上荻野バス停(10:00)・・・大沢登山口(10:34)・・・高取山(11:03)[休憩 25分]・・・華厳山(11:42)・・・経ヶ岳(12:06)[休憩 15分]・・・経ヶ岳(12:56)・・・半原越(13:08)・・・分岐(13:26)・・・仏果山(14:13)[休憩 70分]・・・宮ヶ瀬越(15:36)・・・高取山(15:46)[休憩 15分]・・・船着場(16:47)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回のテーマは「近場の低山でも景色がめちゃくちゃいい山に行こう」です。
来週丹沢縦走するのですが、その前の足慣らしついでに景色のいい仏果山エリアに行ってみました。
厚木市の北西、都市部に面した山域で景色がとてもいいと思って登山計画は考えてあったのですが、
なかなか行くタイミングがありませんでしたが暖かくなってきたので行くことに。
「半原越」という峠道の道路を境にして、南側は荻野高取山&経ヶ岳、北は仏果山&半原高取山のブロックに分かれています。
片方だけいくのは味気ないですしせっかくなので両方制覇を目指します。
ちょっと家を出るのが遅くなってしまい、登山スタートは10時。
本厚木駅から上荻野バス停で降りて、しばらくゴルフ場の中を通っていきます。休日で天気もいいのでゴルフをしている人がそこら中に。
細い沢沿いをいくと大沢登山口に。ここから3分岐しますが一番左の高取山ルートへ入ります。
登山道はとても整備されていて、なんてことはありません。標高も200mちょっとくらい登るだけなので大変ではありません。
ところどころツツジが咲いていて、そよ風も吹いて気持ちがいい。
ただ、春ですからいろんな生物も出くわします。黄色いあいつ、スズメバチを1日で3回見かけました…。君らは眠っていてくれ…。
尾根に上がると、←高取山/華厳山→の標識。左(東方向)にいきます。
数10mほどいけば荻野高取山の山頂です。でも、眺望はありません。
この山はさらに東に「発句石」というスポットがあり、そこが最高の景色らしいのです。
30~40mほど高取山から下ると虎ロープにぶつかります。
あれ?立ち入り禁止?
調べた感じ通行止めという情報はなく展望ポイントの写真もたくさん見られたので、普通に通れると考えていたのですが…。
虎ロープのところから、左にいくと下山ルート、右が発句石。下山ルートはぱっと見でも不明瞭でロープの案内が必要そうにも見えます。
ゆえに、ここから下山したい人に分かりやすくするために、発句石側はロープを張って左に曲がることを明示しているのでは?
であれば発句石目当てならくぐって先に行ってもいいのでは?という結論になり進みます。
正確な情報あったら知りたいです…。
多少のモヤモヤを感じながら、発句石の展望ポイントに到着。
前情報通り、景色がめちゃくちゃいいです!高取山の南側は採掘場になっているので完全にひらけているんです。
東側も都内まで見えますし、南側は江ノ島まで見えます。西は丹沢エリアで大山が見えます。
もっと澄んだ青空だったらなおのこと良かったですね。日の出を見るのも最高かも。
景色と休憩はほどほどに、次に向かいます。
ほとんどアップダウン少なく華厳山を通過します。眺望無いですが3人休憩してました。
そのあと、経ヶ岳までの登りが結構きつい。
乾いて砂利っぽく、滑ります。ところどころロープを掴んで登るようなところもあります。
登山道自体は分かりやすいのでがんばってよじ登ります。
スギ林で少し暗い分岐点に合流、そこから経ヶ岳はすぐです。
経ヶ岳は名前がかっこいいですね、景色は南側がわずかでびみょい…
山頂横に桜の木があったのでもう2週間速ければ花見ができたと思います。
予定通り(標準の0.8)でこれていたので順調です。
ですが、ここからやらかします。
半原越に100mほど1km弱下りになります、本来はさっきの分岐から経ヶ岳を「通過して」その先に降りていきます。
ただぼんやりと「北上する」ことしか考えていなくて、さっきの分岐に戻り北に進んでしまいます…。
100m以上は下った気がするころ、←経ヶ岳/田代→というL字看板に出くわします。
いや、右には降りないぞ?と思ってさらにまっすぐ進みます。
尾根を平たんに進みますが明らかに歩きにくい、道っぽいけど道ではない?
というか道路があるはずなのに全然見えない。
ここで地図と方角を見直します。
ああ…やってしまった。先週も3分岐を間違えたんですけど今週も…。
経ヶ岳を直進すべきで、こっちは半僧坊バス停に降りるルート、なんだったらルートを外れています。
よく考えれば半原越という文字が全然ないこと、北というより西に向くべきであること、半原越までは分岐ないのに分岐(L字)があることなど、気づけるタイミングはいくつもありました。いつもの同行者と2人行動でありながらこのミスは。
ちょっと雑でした、反省。
低山なのでまだ巻き返しできますが高山でこれをやったら命にも関わるかもしれません。
反省点と後悔をずっと口にしつつ、ロスした分を取り戻すため駆け足で経ヶ岳に戻ります。
経ヶ岳に戻りました。たしかに山頂横には経ヶ岳のその先に向けて半原越の矢印が。完全に見落としです…。
半原越までは暗いスギ林のなか階段をささっと下るだけ。あっという間です。
こんな簡単なルート、とは違う場所を進んでいたのに気づかないとは…。
半原越から登ろうとするとたくさんの登山者が。こちらは人気で人が多いのでしょうか。
よく整備された歩きやすい登山道をダラダラとした登りで進みます。
革籠石山手前はぐっと登りでちょいきつい。それ以外は仏果山までは楽です。
仏果山山頂手前に切り立った尾根があり、ここは注意です。
ペースを上げたのもあってか、当初の予定通りの時間に仏果山に到着!
山頂は木に囲まれていて眺望ないんですが、鉄製の展望台があります。そこからは360度見渡せます。
人気の山と思いましたが思ったより人はおらず。もっと早い時間なら賑わってたのかな。
今回はハイキング気分だったので、お弁当を作りました。これの仕込みで朝遅れました笑
そして初めて登山でお酒を飲みました。もともと強いので1缶くらいなら全然大丈夫。
さてがっつりご飯を食べてばてた分体力チャージできました。
1時間ほどの休憩をとり半原高取山に向かいます。
一度宮ヶ瀬越まで下りますが大したアップダウンではないです。
あっという間に到着!誰もおらん!
こっちも鉄製の展望台がありますが、東京方面がひらけているので普通に景色が楽しめます。
桜の木もあってのんびりできる山頂です。
さてラストスパート。宮ヶ瀬ダムに下ります。
途中、鉄塔の足元のひらけた展望台は最高です。宮ヶ瀬ダムを下に北西方面の景色を楽しめます。
ところどころ急な箇所もあるし細い尾根もありますがこちらのルートも歩きやすいです。
ほとんど広葉樹林なので時期によってはハチやヘビがこわいです。
あっという間に宮ヶ瀬ダムです。お疲れ様でした。
このあとは下山後談なのですが、
宮ヶ瀬ダムからだと本厚木方面に帰ることになりますが、湖の北西側「鳥居原ふれあいの館」からは橋本駅にバスが出ます。
橋本駅のほうが帰りが楽なので、宮ヶ瀬ダムから鳥居原ふれあいの館まで1時間歩くことにしました。
トンネルを4本通って湖沿いのくねくね道を行くので大変でした。
17時50分発に間に合うかギリギリですが早歩きで向かいます。
がんばっったんですが、鳥居原ふれあいの館の駐車場に入ったところで目のまえでバスが行ってしまいました…。
結局1時間待って次のバスで帰りました。踏んだり蹴ったり…。
今回は景色を楽しみに、そしてお弁当作ってピクニック気分での登山でした。
全体ではないけど急できつめのところもあります。
誰でも行けるとは言えないですが、それでも景色はめちゃくちゃ良くてリピートしたい山になりました。
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