行程・コース
天候
5/25(土)晴れ
5/26(日)霧雨、ガス、曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
自家用車で中央道勝沼IC降り、西沢渓谷無料駐車場へ。駐車場はだいぶ埋まっており6:50の段階で残り4台分の空きのみ。
この登山記録の行程
【1日目】
西沢渓谷入口(07:11)・・・近丸新道入口(07:40)・・・堰堤(08:32)・・・合流点(10:02)・・・巻き道分岐(11:26)・・・木賊山(12:06)・・・甲武信小屋(12:20)[休憩 90分]・・・甲武信ヶ岳(14:28)[休憩 15分]・・・甲武信小屋(15:00)
【2日目】
甲武信小屋(05:45)・・・巻き道分岐(05:58)・・・笹平(破風山)避難小屋(06:32)・・・西破風山(07:16)・・・雁坂嶺(08:32)・・・雁坂峠(09:07)[休憩 5分]・・・雁坂小屋(09:22)・・・雁坂峠(09:32)・・・料金所(11:19)・・・雁坂峠入口(11:31)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2024/05/25(土)~26(日)
甲武信ヶ岳にテント泊(甲武信小屋)に行ってきました。
今から55年以上前、父親が大学の友人と甲武信小屋に泊ったみたいで、その写真が額縁に飾られており、
幼少期は気にしていなかったが、大人になり、その場所が甲武信小屋であったことに気づく。
時代を経て、ようやく父親の足取りを追いかけることが出来、感慨深いものがあった。
さて、ルートは西沢渓谷、近丸新道を選ぶ。理由はトロッコの軌道跡があるらしく、
面白そうだったからだ。
あれだけの車両が止まっていても、誰も歩いていないルートでした(下山者1名すれ違い)
高原地図「?」箇所はそれほど不明瞭ではないが渡渉地点なので対岸の取りつきがわかりづらい。
下山時に通ると更にわかりづらいかも。甲武信小屋到着手前の日陰の登山道で残雪あり。
かくして甲武信小屋について、テント泊の受付と、今のうちにコーラやビール等の購入をすませておく。
テント泊1000円安い!テント場にはまだ一張しかなかったので、自分は2番手のようでした。
夕方までには、ほとんど隙間がないくらいテントで埋まりました。
まだ5月なので夕方以降の冷え込みは厳しいです。5℃以下になっていると思われます。
日没前には皆そろって「寒い、寒すぎる」と口をそろえてテント内に撤退。
ヒートテックのロンT、Tシャツ、ミッドレイアー、フリース、ゴアテックスレインウエア、全部着た。
足にはレッグウォーマーなどで「まだちょっと寒いな」と感じるが、なんとか耐えられるレベル。
ですが、テント内で温かい料理を食べ、持ってきた果実酒もホットにして飲んだらポカポカになって
気持ちよく朝まで眠ることが出来た。
翌朝、僅かな霧雨に濃霧。5:30までに食事を済ませテントを片付け、5:45出発。
雁坂峠までの稜線を経由して下山する遠回りルートを選ぶ。
雁坂峠から雁坂登山口までの下りで高原地図「?」の箇所があるが、
人があまり歩かないので踏み跡が薄いうえに、落ち葉が大量に積もっていて、トレースが見えない。
だが、その分ピンクテープがこまめに配置されており整備されている感はあった。
渡渉が多く、取りつきが分かりにくい。ピンクテープの確認が必須。
沢沿いのルートは岩場が少なく歩きやすいが、崩落しかけている場所もあり少し危ない。
林道終点まで辿り着けば、登山口までほとんどアスファルトで、全体的には歩きやすい。
というのが雁坂峠登山道の印象です。
写真の解説もご覧ください。
また、ブログの方も宜しくお願いします。
https://mountain8.info/「週末は山の中」
フォトギャラリー:49枚
![](/new_images/cl_record/297668/1_m.jpg?5014)
西沢渓谷入り口駐車場をスタート地点に。正面のお土産屋さんでは帰りにヨモギ饅頭を買いました。
![](/new_images/cl_record/297668/2_m.jpg?5014)
登山届けを出します
![](/new_images/cl_record/297668/3_m.jpg?5014)
ヤシオツツジ。もう6月になるけどまだ咲いています。
![](/new_images/cl_record/297668/4_m.jpg?5014)
近丸新道。誰も歩いていない割に歩きやすい普通の登山道でした。
![](/new_images/cl_record/297668/5_m.jpg?5014)
ただ、ややボロい架け橋複数あり、バランス崩して落ちないように。
![](/new_images/cl_record/297668/6_m.jpg?5014)
これは石英かな!?
標高1300~1500あたりで、結構落ちている。
子供の頃これでアスファルトに絵を書いたなぁ。
![](/new_images/cl_record/297668/7_m.jpg?5014)
この石英を運ぶため!?トロッコの軌道跡。だいぶ適当な線路だけど浪漫があります。登りなら結構おすすめできる登山道かも。
![](/new_images/cl_record/297668/8_m.jpg?5014)
謎の廃屋。避難小屋?作業小屋?ここで休みくらいならとっとと下山します・・・・荒れすぎ。
![](/new_images/cl_record/297668/9_m.jpg?5014)
地図上の「?」地点に来ました。左側に渡渉した後、ぐるっとUターンして、正面の砂防ダムを巻き道で超えていきます。
![](/new_images/cl_record/297668/10_m.jpg?5014)
木に食べられた看板
![](/new_images/cl_record/297668/11_m.jpg?5014)
手のひらより大きい石英。綺麗で見事。
![](/new_images/cl_record/297668/12_m.jpg?5014)
もうすぐ稜線。となりのトトロの森の入口みたいです。
![](/new_images/cl_record/297668/13_m.jpg?5014)
そこにはシャクナゲが咲いています。
![](/new_images/cl_record/297668/14_m.jpg?5014)
木賊山(とくさやま) 絶対読めんわい!
![](/new_images/cl_record/297668/15_m.jpg?5014)
甲武信ヶ岳が見えてきました。崩落の跡か割れ目が出来て、しょぼく見える・・・
![](/new_images/cl_record/297668/16_m.jpg?5014)
甲武信小屋に尽きました。歴史ある趣です。小屋番さんに親切丁寧にご案内いただきました。
![](/new_images/cl_record/297668/17_m.jpg?5014)
お決まりのテントを張ります。絶対に私以外、登山で使っている人は居ないとみられるコールマンのツーリングドームです。
前室があり、テントの中に椅子を置くことも出来るので、強風にも強いし快適です。
![](/new_images/cl_record/297668/18_m.jpg?5014)
休憩しながら、珈琲と読書タイム。
![](/new_images/cl_record/297668/19_m.jpg?5014)
テント場はこんな感じです。
![](/new_images/cl_record/297668/20_m.jpg?5014)
夕暮れまで時間があったので甲武信ヶ岳山頂にも登ってきました。
![](/new_images/cl_record/297668/21_m.jpg?5014)
親子二世代で制覇。
![](/new_images/cl_record/297668/22_m.jpg?5014)
最終目的地の山頂ではコーラを飲むのが恒例です。
![](/new_images/cl_record/297668/23_m.jpg?5014)
テント場に戻っておやつの「カレーめし」
![](/new_images/cl_record/297668/24_m.jpg?5014)
17時、急激に冷え込み、持っている衣類を全て着込む。耐え難いレベル。外に置きっぱなしのビールがキンキンに冷えてる^^;
![](/new_images/cl_record/297668/25_m.jpg?5014)
夕食は、カニ雑炊、焼き鳥の缶詰、にんにくの味噌漬け
![](/new_images/cl_record/297668/26_m.jpg?5014)
餅を茹でで、みたらし団子用のタレをかけ、ホットみたらし団子に。
![](/new_images/cl_record/297668/27_m.jpg?5014)
朝4:00起床、ツナマヨパスタでスタミナ着ける
![](/new_images/cl_record/297668/28_m.jpg?5014)
珈琲もすする
![](/new_images/cl_record/297668/29_m.jpg?5014)
甲武信小屋から破風山方面向けのルート用の「巻き道」があったので利用してみた。モミの木が群生してクリスマスロードとでも名付けようか。濃霧と見通しの悪さが相まってクマにバッタリ遭遇しなければ良いが(笑)
![](/new_images/cl_record/297668/30_m.jpg?5014)
巻き道と本ルートの合流点
![](/new_images/cl_record/297668/31_m.jpg?5014)
シャクナゲの稜線
![](/new_images/cl_record/297668/32_m.jpg?5014)
うっすらと現れたのは破風山避難小屋
![](/new_images/cl_record/297668/33_m.jpg?5014)
暖炉まであるよ。薪とノコギリも。こりゃ驚いた!しかも綺麗。
![](/new_images/cl_record/297668/34_m.jpg?5014)
破風山は風の通り道だからか、軒並み木がなぎ倒されダンジョン感が凄い。まだ誰ともすれ違わない。
![](/new_images/cl_record/297668/35_m.jpg?5014)
おっと!これは昭和時代の空き缶では!?
![](/new_images/cl_record/297668/36_m.jpg?5014)
雁坂嶺
![](/new_images/cl_record/297668/37_m.jpg?5014)
雁坂峠
![](/new_images/cl_record/297668/38_m.jpg?5014)
4交差の分岐なので、間違わないように
![](/new_images/cl_record/297668/39_m.jpg?5014)
せっかくの峠ですが視界はゼロ。でも嫌いじゃないですよ。
![](/new_images/cl_record/297668/40_m.jpg?5014)
雁坂峠登山道で、雁坂峠入り口料金所地点まで向かう道。笹原をつづら折りに下る。
![](/new_images/cl_record/297668/41_m.jpg?5014)
標高が下がると、落ち葉で登山道が隠れてしまう。ルート脱線に注意。
![](/new_images/cl_record/297668/42_m.jpg?5014)
滝がたくさんあり、楽しめる登山道だと思う。
![](/new_images/cl_record/297668/43_m.jpg?5014)
渡渉の前後は登山道が分からなくなる。このようなマークやピンクテープを足掛かりにする
![](/new_images/cl_record/297668/44_m.jpg?5014)
斜度のゆるい滝も渡渉させられる。増水時は怖いな。
![](/new_images/cl_record/297668/45_m.jpg?5014)
林道終点。ここからアスファルト道。
![](/new_images/cl_record/297668/46_m.jpg?5014)
とはいえ、とても車が走れるような道ではない。
![](/new_images/cl_record/297668/47_m.jpg?5014)
料金所到着。
![](/new_images/cl_record/297668/48_m.jpg?5014)
登山道入り口。ここでようやく一般道に出れます。2kmほど歩いて、西沢渓谷駐車場のスタート地点へ。
![](/new_images/cl_record/297668/49_m.jpg?5014)