行程・コース
天候
登山口へのアクセス
この登山記録の行程
山頂駅(12:55)・・・入笠湿原(13:13)・・・入笠山登山口(13:20)・・・入笠山(13:41)・・・入笠山登山口(13:58)・・・入笠湿原(14:06)・・・山頂駅(14:14)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回のテーマは「帰省ついでの湿原散策」です。
6月頭の週に野暮用で帰省することになったんですが、ついでに山に登ったろうと。
今回は入笠山にしました。
普段の日帰りなら甲府あたりまでは現実的なんですが、小淵沢より先となるとかなりしんどいです。
短時間で制覇できるところなら登れますけど、往復1万円近く払って味気ないところに行くのはどうなんだ?と思っちゃうので、小淵沢~諏訪湖あたりは長野への帰省ついでじゃないとなかなか手をつけられない。
そこで入笠山です。
しかも今の時期はスズランが見頃らしく、ハイキングにはもってこいです。
本当は31日に行くつもりで有給までとったんですけど、雨模様…。金曜日は大人しくして土曜日に行くことに。
06月01日朝、松本行き特急あずさにて向います。
ぶっちゃけこの日3時間しか寝れてなくて、しかも特急が激混みで通路にようやく立てるレベル…。
大月駅手前でしんどくなってしまって8時半ころ途中下車。富士見駅までまだ1時間ちょいはあります。立ちっぱなしは持たない。
せっかく乗ってきた特急を見送り、ベンチに腰掛けて水がぶ飲みパンをかじって落ち着くまで待ちます。
公共交通機関頼りの人間にとって、入笠山はある意味難易度が高いです。
富士見駅からのバスは行き帰り1本ずつで10時、15時の便しかありません。
それに間に合わないとなるとタクシーを使うか、3kmくらい歩くことになります。
さっき富士見駅に9:42着の特急を降りて見送ったということは、もうバスは使えません。
結局、9:45ころ大月発の鈍行に乗ってひとまず甲府を目指します。特急は座れるかわからん。甲府に着く頃には落ち着いていたのでさらに乗り換えて富士見駅に向かいます。
11:50ころ、富士見駅に降り立ちました。こっからは歩きです。
少しずつ登っていきますがそんなに大変では無いです。看板も沢山あって迷いませんし。
道中はのどかな高原のある街って感じでいい景色で気持ちがいい。
八ヶ岳や南アルプスは雲かぶってたんですが、霧ヶ峰の方はよく晴れています。
12:30、富士見パノラマリゾートに到着。冬はスキー場ですが、夏場はオフロードバイクやパラグライダーが楽しめるみたい。自転車がいっぱい。
入笠山へのアクセスとなるゴンドラは往復2200円です。片道15分くらい。
さて13時前ようやく入笠山の麓に到着。
何事もなければここに10:30について大阿原湿原まで散策してご飯食べて帰る作戦でしたが、時間無いので入笠山湿原を経由して入笠山を登頂後、そそくさと帰ります。
富士見パノラマリゾートはまあまあ混んでいます。絶え間なく人が連なっていてすれ違い追い抜き大変です。
ゴンドラ駅から10分程で湿原に。
すっごく目を引く花は無い?です。今の時期は一面に咲くやつは無いのかな。
赤い花とか紫の花とか黄色い花とか、足元を見ると咲いています。
涼しい気温、水の流れ、カラフルな植物、もっとゆっくり周りたいですね…。
山彦荘に上がり、入笠山方面へ向かいます。分岐が多くてややこしい。
入笠花畑を経由しながら入笠山へ登ります。花畑の横をすり抜けて登るルートもあります。
花畑は小柄な黄色い花がたくさん咲いていて、あと野いちごのような白い花が咲いていました。
みんな足を止めながら進むものだからすれ違い追い抜きめんどいです。
お急ぎの場合は花畑は通らん方が良いです。
花畑を外れて登山道に合流します。
すれ違い可能な道幅で、ところどころ岩が転がっていますが概ね歩きやすい道となっています。
しばらく行くと「←迂回路/岩場ルート→」という看板にぶつかります。
どうやら直で登るには岩場ルートですが、ぐるっと巻いて反対側から登るための迂回路もあるということみたい。
岩場ルートにしましょう。
確かに少し段差が大きかったり滑りそうなところもあるんですが、どぎつい勾配というわけでもないし、ゆっくり行けば全然登れます。
一応、1箇所鎖のある場所があります。頼らなくても登れました。
このルート、距離も短いので10分程度で山頂が見えてきます。
13:43、三百名山の入笠山です!
ここまで40分、写真をパシャったらさて降りよう…。
ゴンドラ駅まで40~50分くらいかかるはずなので、ゴンドラの時間も考えたら15時のバスまで全く余裕がありません。
山頂は、30人くらいいたと思います。めっちゃ広いのでミチミチでは無いです。
眺望は、360°見渡せます。南アルプス特に鋸岳から甲斐駒ヶ岳、韮崎甲府方面、八ヶ岳、霧ヶ峰、諏訪湖、僅かに塩尻松本方面市街地、その奥北アルプス、中央アルプスなど。
今日は晴れていますが大きい雲が散らばっていてパーフェクトな景色ではなかったんですけど、よく見えます。
水分補給だけしてそっからは駆け足です。
迂回路を使って降ります。東に向かって降り始めるとすぐに大阿原湿原とさっきの分岐間での道に分岐します。左へ。
下山中の人が多いんですがさくさく追い抜いて行きます。
花畑の横をすり抜けてマナスル山荘前に合流し、道路を黙々と進んで入笠湿原に戻ります。
湿原からゴンドラ駅に登る木道があるのでそこを上がります。駅まで15分弱。
14:14にゴンドラ駅に戻れたのでバスは余裕ですね。
せっかくなので名物らしいリバーブのソフトクリームをいただきます。
赤い茎の葉物野菜?でなんとも形容しがたい酸味がクリームと合う感じでさっぱりした味わい。
この時間の下りのゴンドラはまあまあ混んでます。並んで待つ。
正面に八ヶ岳が見えるのですが、ようやく山頂を包んでいた雲が無くなり南端から北端間での山塊を見ることができました。
40分ころにバス停に並ぶことができて無事座れました。あとは富士見駅に戻るだけ。
お疲れ様でした。
今回は色々スケジュール狂って忙しくなってしまいました。
調べていたらテントを張れる場所があるらしくて星空がめちゃくちゃ綺麗みたいです。
タイミングを見つけて泊まりで行くのもありかもです。
山自体は簡単。高尾山より簡単。
ただ土日は混んでいてマイペースで登れないのが欠点かも。

























