行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
岩内から国道5号、道道604・58と走り、五色温泉の駐車場まで車で移動。
この登山記録の行程
五色温泉(08:36)・・・ニセコアンヌプリ(10:04)・・・ニセコアンヌプリ(10:31)・・・分岐(11:45)・・・五色温泉(11:59)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
北海道に渡ってから、ずっと天候に恵まれず山行出来ずにいたが、久しぶりに好天の予報だったのでニセコアンヌプリを目指し五色温泉に車を走らせる。朝岩内からの移動で五色温泉近くの駐車場到着が8時15分と遅め。登山準備をして五色温泉方面に200mほど下り左に進むと登山口になる。8時40分に登山口を出発する。登り始めて5分で最初の標識「頂上まで2500m」が現れる。このルートは500m単位で標識を設置してくれているようだ。初夏の緑の中を進むと、最初に見つけた花はマイヅルソウ。さらに進むとタニウツギの薄いピンクの蕾を発見。すぐ近くにはハクサンボウフウ、アカモノ、イワオトギリの派手目の黄色、ちょっと渋めのシロバナニガナ、ハクサンチドリなど、ちらほらと多種の花々が登山道脇に咲いている。30分ほど登り続けると、チシマザサの斜面越しにニセコ連峰の緩やかな山並みの連なりが見える場所が現れる。その中で一番手前のイワオヌプリの地肌が目立つ。9時15分に頂上まであと1500mの標識を通過、次はクサイチゴ(蝦夷クサイチゴかな)の白い花を見つける。相変わらず笹とダケカンバの低木の間を登っていたが、ハイマツとイソツツジが見えだし、ナナカマドやイソツツジの白い花が現れる。チシマフウロの薄紫も咲いている。花を見つけながらゆっくり登り続け10時04分にニセコアンヌプリの山頂に到着。ここでやっと後方羊蹄山が正面に姿を現す。山頂で写真を撮り、南峰に向かって歩き出す。本峰山頂から南峰までは藪が深く、さらに虫の大群が顔めがけて押し寄せるという状況。ヤブをかき分け虫を払いながら進み、途中ツマトリソウの白い花で気分も良くなり10時19分に南峰に到着。目線では本峰と変わらない高さに見える。ここからはスキー場のゲレンデを一望出来、昔良く滑った1000m台地が真下に見え、感慨深い気持ちになった。正面の羊蹄山の山頂に雲がかかり始めたので、本峰に戻り、山頂避難小屋脇の日陰でランチタイム。カップそばと菓子パン+コーヒーの定番でおなかを満たし、11時に下山開始。山頂ケルンにある石碑「惜別の唄」を見つけネットで調べる。島崎藤村の詩と分かり、藤村とニセコの関係に興味を持つが、後で調べようと下りに集中する。下山道中の楽しみは、やはり花。ウコンウツギの黄色い花を藤村の石碑脇に見つけ、登りで見つけていた花をじっくり眺めて下る。途中、振り返ると本峰と南峰の山頂が双耳峰のように見える場所を見つける。夏らしい雲と濃い緑の山頂が美しい。あとはひたすら下るだけ。11時54分に登山口に到着。駐車場まで戻り用具を片づけ、駐車場となりの五色温泉旅館に向かう。五色温泉の露天風呂からは、今上ったニセコアンヌプリを正面に見て、気持ち良い汗を流してゆっくりと温泉に浸かる。入浴後、開発が進む倶知安に下り、昔と大きく変わった街並みに驚く。
フォトギャラリー:30枚
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | Tシャツ | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 予備電池 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 地図 |
| コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| 修理用具 | ツエルト | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | 虫除け |
| 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー | 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | GPS機器 |


































