行程・コース
天候
8月12日曇り時々晴れ、風やや強し(台風影響)
8月13日晴れ時々曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
11日山の日日曜日、前泊の桧枝岐村キリンテのキャンプ地(バンガロー)に向けて、早めに出発し下道で向かうも、1時間ほど車で走った後に登山靴を忘れたことに気づき慌てて戻る。
午後になっても東北道はところどころ渋滞あり、15時過ぎに久喜ICから乗り、会津田島のスーパーについたのが18時前、桧枝岐村には19時20分に着きチェックイン、慌てて「燧の湯」に入りました(最終受付19時30分)
この登山記録の行程
【1日目】
滝沢登山口(07:15)・・・水場(09:05)[休憩 10分]・・・駒ノ小屋(10:30)[休憩 70分]・・・会津駒ヶ岳(11:55)[休憩 10分]・・・中門岳(12:45)[休憩 15分]・・・駒ノ小屋(13:50)
【2日目】
駒ノ小屋(07:25)・・・水場(08:28)[休憩 12分]・・・滝沢登山口(10:05)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
前泊前から台風の進路に注視しました。福島というよりは宮城から岩手へ上陸しそうだったので、天気予報をギリギリまで確認、雨風が強くならないと判断して、滝沢登山口から登山を開始しました。
皆さん台風を警戒してか、7時でも登山口付近の駐車場に停めることができました。
登山口の急な階段を登り、その後もひたすら登ります。駒ノ小屋の宿泊予約をしてあるので、これまでの日帰り登山と異なり、荷物はやや多めですが、帰りの心配をしなくて良いのは気が楽でした。息子は初めて、私も義父との富士山以来15年ぶりの山小屋泊です。
時間に余裕があったので、息子のペースで休憩も多く取りながら登っていきました。それでも途中の休憩ポイントの水場まで1時間50分で着いたので安心しました。2年前に単独日帰りで登ったときは、水場では小休憩のみに留めましたが、今回は下に降りて水を汲みました。味見をして冷たさと美味しさにビックリ!、1リッターの水筒と550ミリリットルのペットボトルに水を汲んで、一休み。2年前より休憩できるベンチが増えていると思います。駒ノ小屋に向けて再出発しました。
水場からは、これまでの傾斜がちょっとだけ緩やかになった気もするのですが、長い登りが続きます。ようやく樹林帯を抜けると湿原が広がったもののガスっていて景色は広がらずに残念。とはいえ近辺の池塘とお花畑を見ることができました。風が強かったため、帽子を飛ばされないように手で押さえながら木道の階段を上がりました。自分の2年前の記憶では、この木道から長かったような気がしたのですが、わりとあっけなく駒ノ小屋にたどり着きました。時間もコースタイム並みで大満足・一安心です。
小屋でチェックインを済ませて、休憩を取りながら外の様子を伺い、霧雨も止んで気持ち明るくなってきたタイミングで、会津駒ケ岳の山頂と中門岳を目指しました。小屋から会津駒ケ岳は20分かからないくらいです。山頂につきましたが、2年前同様に展望は利きませんでした。残念…
山頂から中門岳へのご機嫌な稜線へ歩みを進めます。自分の2年前の記憶では散歩程度のつもりでしたが、コースタイム2時間が示す通り多少のアップダウンもあって、息子はもちろん私もそれなりに体力を消耗しました。中門岳を折り返すあたりから、空が明るくなり、青空も見えて湿原や池塘が輝きを増すのが見られて良かったです。(もう少し遅く出発すべきだったかも)
14時には駒ノ小屋に戻り、着替えたシャツを外に干しつつ山頂直下の爽やかな景色と風を感じながら、贅沢な山時間を過ごしました。息子は小屋の中で自分の時間(スマホとパズル誌)を過ごしており、青空が広がってきた夕方16時過ぎに、私一人でもう一度山頂を踏みました。15分で届いた山頂では頭上に青空は広がるものの、山が見えるはずの目線の位置には白雲がたなびいて展望利かずでした。
小屋では宿泊者は天水を利用できます。ただ残飯はもちろん、歯磨き時の唾液も全て便器に流します。自然環境への配慮を徹底しています。トイレは小屋を出た別の建物にあり、チップ制です。木道やや滑りやすいので要注意。電気はありません。
小屋は台風の影響で宿泊キャンセルが相次ぎ、我々の他にはもう1人午後に上がってきたお姉さんだけでした。18時過ぎから自炊を始め、食事が終わる頃に小屋番のおかみさんが声をかけてきてくれて、サポート隊のお姉さん、お兄さんとともに全員(6人!)で登山談義と息子の学校の話に花が咲き、あっという間に消灯の20時になりました。片付けの前には全員で小屋の外に出て、月と星を眺めることもでき。小屋泊ならではの楽しみを満喫しました。(駒ノ小屋へ改めて感謝です)
翌朝は奇跡的に日の出前直前に目が覚めたので、外に出て日の出を見ることができました。
天気予報では午前中は晴れでしたが、午後から局地的なゲリラ豪雨が桧枝岐村にもありそうでしたので、6時過ぎには息子を起こして朝食の雑炊を食べ、7時過ぎに小屋番の方々へ感謝のご挨拶、下山の途につきました。
山頂直下の湿原を降る木道は、昨日登ってくる時よりは景色を楽しめましたが、正面に見えるはずの燧ケ岳の姿は雲で見られませんでした。休憩ポイントの水場までは割と良いペースで降りることができ、帰りもしっかり水を汲んで再出発、水場から先は息子も私も足の疲労を自覚して長く感じましたが、適度に休憩を取り、10時過ぎに滝沢登山口に無事下山できました。
駒ノ小屋で購入した日帰り入浴券で「駒の湯」に立ち寄り、下山の疲れを癒して帰宅の途につきました。
フォトギャラリー:41枚
登り始めて少し経ったところ。明るい樹林帯です
アカモノ?
アキノキリンソウ?
オヤマリンドウ
アジサイの一種かな?
ミヤマセンキュウ?
キンコウカの植生
樹林帯を抜けて湿原の木道
ガスっていましたが池塘が見られました
会津駒ケ岳から中門岳へ向かう木道
ミヤマリンドウ?
中門岳へ向かう途中
キンコウカ 多くの場所で見られました
中門岳の最終地点へ向かう
中門岳の最終地点、ぐるっと池塘を囲むように木道が一周しています
最終地点のあたり
池塘とお花畑が広がります
帰り道は早足
中門岳
池塘にお日様が映りました
いくつもの池塘が美しい
不思議な形の池塘
池塘と浮島
お花畑も
ハクサンフウロ?
小屋に戻ります
霧がはれてきました
小屋からの会津駒ケ岳
上弦の月1日前と駒ノ小屋
日の出前の日光連山
日の出前
会津駒ケ岳の横から日の出
雲の切れ間から日の出
小屋と日光白根山
少し下った後の会津駒ケ岳と駒ノ小屋
帰り道は晴れて良かった
駒ノ小屋がちょっと見られる
水場、この先に…
美味しい水が流れていました!
装備・携行品
| シャツ | アンダーウェア | ソフトシェル・ウインドシェル | ロングパンツ | ショートパンツ | 靴下 |
| レインウェア | 登山靴 | バックパック | スタッフバック | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
| 傘 | タオル | 帽子 | グローブ | サングラス | 着替え |
| 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | 腕時計 | 登山計画書(控え) | ナイフ |
| ツエルト | ホイッスル | 医療品 | 虫除け | 熊鈴・ベアスプレー | ロールペーパー |
| 携帯トイレ | 非常食 | 行動食 | テーピングテープ | トレッキングポール | GPS機器 |
| ストーブ | 燃料 | ライター | クッカー | ||
| 【その他】 インナーシーツ | |||||




