行程・コース
天候
晴れのちくもり
登山口へのアクセス
バス
その他:
長野県伊那市から乗り継ぎ、南アルプス林道バスで登山口の北沢峠へ
この登山記録の行程
長衛小屋(05:17)・・・仙水小屋(05:42)・・・仙水峠(06:11)・・・駒津峰(07:10)・・・東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)(08:35)[休憩 25分]・・・摩利支天(09:28)・・・駒津峰(10:30)・・・双児山(11:06)・・・北沢峠(12:02)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
甲府の駅前から見えた白い山の姿が、私の遠く深い記憶に刻まれている。甲斐駒ヶ岳とは山梨側の呼び名で、信州伊那では東駒ヶ岳と呼ぶらしい。ちなみに西駒ヶ岳とは木曽駒ヶ岳のこと。今回は長衛小屋テント場をベースキャンプに、雨具・行動食など軽装備での行動とした。
登山口の北沢峠はすでに標高2032mと相当高く、テント場は50mほど下がるが大差はない。沢沿いに進んで仙水小屋を過ぎ、樹林帯からハイマツのゴーロ帯を抜けて仙水峠へ。ここから樹林帯の急登が延々と続き、駒津峰の山頂広場で小休止。いったん鞍部へ下り、八合目からすぐで一般ルートと破線ルートとの分岐まで来る。今回は直登ルートを登るつもりでヘルメットを持参した。まずはいきなりスタンスの大きい岩梯子に難儀するも、全体的には右手の灌木帯と露岩帯とのすき間を縫うようにルートが着けられている。何度かルートを外しては戻るを繰り返し、最後まで急登が続いて休む間合いもなかった。体力だけでなく緊張も強いられ、岩登りの相応の経験を積んだ上でチャレンジすべきルートと感じた。ましてや下りに使うのはお勧めしない。
広い山頂で長めの休憩をとって下山開始。一般ルートの方は花崗岩が風化した白い砂礫の斜面で、スリップ転倒に注意。分岐標識から摩利支天を目指して行くと、ハイマツ帯の九十九折れから大きな岩の上に飛び出した。下方に祠などがあり、自分がいま立っている岩が、まさに摩利支天の祀られているその場所であることに戸惑いを覚えた。ほかに道を探してみたが、元来た所へ戻るにはこの岩に昇るしかなく、ごめんなさいごめんなさいと詫びながら戻った。
駒津峰まで来てみれば空はすっかり雲に覆われてしまい、あとは樹林帯を北沢峠目指してひたすら下るのみ。期待したこもれび山荘のランチは休止(土日のみ)、ソフトクリームでカロリーを補ったのだった。
●長衛小屋テント場について
久しぶりのベースキャンプ登山。上高地並にバス停から10分の近距離なので、大きい方のテント-モンベル・クロノスドームとたっぷりの荷物を持ち込んだ。河原に三段のサイトが広がり、いちばん奥(下部)から小屋前のトイレ・水場までは割と距離がある。広く見えるものの整地された場所は多くなく、条件のいい好みの場所を探すのも山のテント場の楽しみのひとつ。チップ制トイレは洋式便座個室のみ、紙有り。きれいであまり臭いもなく、快適に使わせていただいた。飲用水と炊事場はトイレ横、ハミガキ粉や石鹸洗剤類は不可。
フォトギャラリー:23枚
長衛小屋テント場
二段目の端に設営した
小屋前の橋を渡って左が仙水峠方面
ここからもう少しで仙水小屋
仙水峠へと向かっているところ
写真ではそう見えないが、かなりの急登
素晴らしい晴天のもと仙丈ヶ岳が美しい
そして甲斐駒はかっこいい
一般ルートと破線ルートとの分岐
ここは難所
全体的にはこんな感じでルートが付けられている
ようやく山頂が見えてきた
これが本物かどうか触って確かめることはしなかった。只々この生命力に感じ入り見とれていた。
真新しい東駒ヶ岳の山頂標識 山梨県側には甲斐駒ヶ岳と書かれている
あっちは鋸岳
早くもガスが沸き起こり富士山を隠そうとする
駒ヶ岳神社本社から山頂をのぞむ
摩利支天(左)への分岐
摩利支天
垂直にそそり立つ岩壁にガスがまとわりつく
巨岩「六万石」
山はもう秋だね
駒津峰まで戻ると空はすっかり雲に覆われていた




