行程・コース
天候
1日目 登り初め霧雨 → 曇りのちガス
2日目 雪 → 曇り時々晴れ → 曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
安曇野市営第1駐車場に駐車しました。
登山口に一番近い未舗装の駐車場です。(無料)
10月上旬に訪れた時は平日にも関わらず第1~3駐車場は全て満車、路肩の空きスペースにギリギリ停められたという事もあり、今回は暗いうちに到着出来るように早立ちしましたが、シーズン終わりだった為か駐車場はガラガラでした。
この登山記録の行程
計画と実際の通過時間。
【1日目】
07:01 [05:45] 安曇野市営第1駐車場
07:19 [06:00] 中房・燕岳登山口
08:13 [07:10] 第2ベンチ ※休憩 60分 ☆第1~3、富士見ベンチでの各休憩含む [20分]
09:57 [09:20] 合戦小屋 ※休憩 25分 [20分]
11:08 [10:45] 燕山荘 ■燕山荘にて一泊
17:35頃 夕食
20:00頃 就寝
休憩時間 … 1.4時間 [0.7時間]
行動時間 … 2.7時間 [4.3時間] ※計画の63%
合計 … 4.1時間 [5.0時間]
【2日目】
04:30頃 起床
05:40頃 朝食
08:15 [05:30] 燕山荘
08:34 [06:00] 燕岳 ※休憩 24分 [60分]
10:31 [07:25] 燕山荘 ※休憩 53分 [30分]
12:04 [08:40] 合戦小屋 ※休憩 6分 [10分]
13:13 [10:00] 第2ベンチ ※休憩 34分 ☆第1~3、富士見ベンチでの各休憩含む [10分]
14:00 [10:55] 中房・燕岳登山口
14:09 [11:10] 安曇野市営第1駐車場
休憩時間 … 2.0時間 [1.8時間]
行動時間 … 3.9時間 [3.9時間] ※計画の100%
合計 … 5.9時間 [5.7時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 37 (体重 58Kg / 荷物重量 20Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2891kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【コース状況】
燕岳山頂に至るまで全体的に綺麗に整備されていて危険箇所はほぼ皆無、道標も至る所に有り道迷いの心配も無くガイドブック等に記載されているとおり北アルプスデビューにもってこいのルートだと思います。
ただそうは言っても登山口~燕岳迄1400mの標高差があるのである程度の体力は必要だと思います。
今回は初日の夜から降雪し、翌朝には一面銀世界に変わっていました。
ただ新雪で踏み固められていないサラサラの雪だったので、軽アイゼン・チェーンスパイクは不要でした。(吹きだまり等場所によっては膝くらいの積雪がありました)
【周辺情報】
1日目は燕岳山頂より約1Km南側に建つ「燕山荘」にて一泊しました。
1泊夕食+朝食付き ¥15,000でした。
夕食は17:30、消灯時間は20:30、朝食は05:45でした。
赤い屋根と黒茶の外壁が特徴的な北アルプスでも有数の歴史ある山小屋です。
一番手前の本館は1935年当時に造られた建物なのだそうです。
夕食はハンバーグにご飯、味噌汁、白身魚、ポテトサラダ、椎茸とタケノコの煮物、デザートにヨーグルトとボリューム満点でした。
朝食は鮭に卵焼き、ウインナー、キャベツの千切り、茹でた人参、デザートにぶどうのゼリーとこちらもボリューム満点でした。
夕食・朝食共に味噌汁とご飯はおかわり出来ます。
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下山後は有明山神社すぐ横にある「そば処 くるまや」にて昼食としました。安曇野市営第1駐車場から25分ほど (約12Km) ※10月の燕岳登山でも立ち寄りました。
大盛りメニューが豊富で、特に登山あとにお腹が空いて「蕎麦をたくさん食べたい!」と考えているかたにお勧めのお店です。
今回は「海老天ざる二人前」¥1,880を頂きました。大盛りでも普通の蕎麦屋さんの倍くらいの量があるので、小食のかたは要注意です(笑)
香りはそこまで強くないですが、あっさりとした蕎麦でたくさん食べられます。めんつゆも蕎麦が多いと途中で無くなってしまいますが、店員さんにひと言伝えれば追加で持ってきて貰えます。
「馬のもつ煮」¥580もお勧めです!柔らかくて臭みが全く無く、しっかりと煮込まれた馬もつにシャキシャキの長ネギがメチャクチャ合っていて美味でした。
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昼食後は「安曇野みさと温泉 ファインビュー室山」にて入浴しました。
曇野市営第1駐車場から50分ほど (約30Km)
大人一人 ¥650でした。
室山アグリパークの高台に建つ展望の良い施設です。フロント前の大きな窓からは美ヶ原や鉢伏山、安曇野・松本方面が綺麗に見えます。
広い温泉施設で、寝湯のある「天空の湯」と船形風呂のある「みさとの湯」の2種類の浴室があり、日替わりで男湯・女湯が入れ替わる仕組みのようです。(今回はみさとの湯でした)食堂や休憩室も有り綺麗な良い温泉でした。
【備考・反省点等】
・積雪がある事は想定していたが、スパッツを忘れてしまった…
【感想】
約3ヶ月前の山行記録になります。
10月頭の山行に続き再び北アルプス燕岳へ燕山荘一泊で行ってきました。
今回は前回体調不良で行けなかった後輩S君のリベンジ登山です。
初日は前回の駐車場満車を考慮し、かなり早立ちして現地へ向かいましたが、シーズン終了間際だった為か駐車場はガラガラでした。肝心の天気は小雨がパラつく生憎の空模様…車内で周囲が明るくなるのを待ってから出発しました。
登りはじめは霧雨が降っていましたが合戦小屋辺りで止み、時折青空も雲のすき間から見えるタイミングもあり、何となく天気が良くなるのでは?と期待させる微妙な空模様でしたが、結局、燕山荘到着時は燕岳方面は見えるものの、肝心の槍ヶ岳は厚い雲の中で全く見えませんでした。燕岳山頂からの展望が期待出来なかった事に加え、僕自身も約1週間前のフルマラソン(いわて盛岡シティマラソン)のダメージの残りか疲労感があったので、初日の山頂往復は取り止め山小屋でのんびりと過ごす事にしました。
二日目は前日の降雪予想通り、辺り一面銀世界に変わっていました!
但し、厚い雲が広がっている空模様に変わりは無く、日の出は雲のすき間からほんの少し見えただけで、S君は前回の金峰山登山に続きご来光はお預けとなってしまいました…
ただ、S君人生初の北アルプスデビュー + 初の降雪登山となった事に加え、下山のタイミングギリギリで槍の穂先を何とか見せてあげることが(雲のすき間からほんの少しだけでしたが)出来しました。また、シーズン中とは違い宿泊者の少ない静かな燕山荘を満喫出来、S君本人も楽しんでくれていたので今回も計画した甲斐があったなと感じる山行となりました。
下記リンクは今回の登山のログデータです。
https://connect.garmin.com/modern/activity/17469318480
フォトギャラリー:96枚
今回の山行のスタート&ゴール地点である安曇野市営第1駐車場。
05:30の到着でしたが、10月のシーズン中とは違い駐車場もガラガラでした。
霧雨だったので、ここでザックカバーとレインウェアを装着。
雨に濡れた苔をアップで。(S君撮影)
合戦小屋への登り。
合戦小屋に到着。(S君撮影)
(S君撮影)
霧雨も止んだのでザックカバーは撤収しました。(S君撮影)
合戦小屋にて小休憩。雲の合間から時折青空が見える場面も。
合戦沢の頭への登り。(S君撮影)
S君も少々疲れ気味。
僕自身も約一週間前のフルマラソンのダメージが未だ残っているのか、かなり疲れ気味…(S君撮影)
燕山荘と燕岳の分岐に到着。(S君撮影)
生憎の曇り空だった為、燕岳山頂への往復は中止しました。
翌日の天気に期待しましょう!(S君撮影)
今宵の宿である燕山荘に到着です!
(S君撮影)
燕山荘では正面玄関周辺の修繕をしていました。
土建業のお兄さん達はカメラを向けるとピースサインをしてくれる気さくなかた達でした。(S君撮影)
喫茶サンルームのテラス側が臨時の玄関となっていました。(S君撮影)
今宵の寝室です。
宿泊者が少ない為か、食堂のある本館のみの使用で奥の棟は閉鎖されていました。
S君側。(S君撮影)
天井の落書き(?)に歴史を感じますね。
食堂にて暖かい昼食を頂きました。
S君はお待ちかねのビールです。(S君撮影)
S君は山菜うどん。(S君撮影)
僕はカレーうどんを頂きました。
デザートでチーズケーキも。
S君は山荘内を散策。(S君撮影)
(S君撮影)
(S君撮影)
ピンバッジの種類も豊富です。(S君撮影)
S君はピッケルデザインのピンバッジを記念に購入。(S君撮影)
燕山荘前から燕岳を望む。
燕山荘前の大きな道標と燕岳。
燕山荘の山男の石像。
テラス席の臨時玄関。
宿泊者が少なく一ヶ月前が嘘のような静かな山荘内です。
二回に分かれていた食事時間も一回のみです。
(日の出時間もだいぶ遅くなりましたね)
このあと一時間ほど昼寝をしました。
お待ちかねの夕食です!(S君撮影)
お隣のご夫婦と楽しく談笑させて頂きました。
ご飯と味噌汁共におかわりしてしまいました。
この後、僕は消灯時間を待たずに爆睡(笑)
おはようございます。(S君撮影)
翌日は一面銀世界に変わっていました!
テラス席の雪だるま。(S君撮影)
修繕中の正面玄関。(S君撮影)
(S君撮影)
僕自身も初の燕山荘の朝食です。
前日の夕食と同様、ご飯と味噌汁共におかわりしてしまいました(笑)
ヘリポートにて日の出を待ちます。(S君撮影)
大天井岳を望む。
日の出を待つ僕。(S君撮影)
厚い雲の切れ目から薄らと朝日が見えただけでした…(S君撮影)
雪化粧の燕山荘と燕岳。
11/6の燕山荘スタッフブログ掲載の写真とほぼ同じような構図 & 同時刻の撮影時間となりました。(両写真共に真ん中に黒いウェアを着たS君が写っています)
※当日のブログのリンクです。
https://www.enzanso.co.jp/staff_blog/120726
雪が小康状態となった & 先行者のトレースがあった為、燕岳山頂を目指すことにしました。僕がスパッツを忘れてしまった為、S君を先頭に進んで貰いました(汗)
時折、裏銀座方面の山々が見えるタイミングもあります。(S君撮影)
(S君撮影)
燕岳山頂に到着です!(S君撮影)
風が強くて三脚を立てるのが危なそうだったので、S君のカメラにて自撮りです(笑)
燕岳山頂の標石。(S君撮影)
往路でスルーしためがね岩。
裏銀座の山々も頂上付近が雪化粧していました。(S君撮影)
ハイマツを撮影する僕。(S君撮影)
薄らと雪が付いたハイマツ。
燕岳方面を振り返って。
往路でスルーしたイルカ岩。(S君撮影)
(S君撮影)
双六岳、三俣蓮華岳方面。
燕山荘に無事戻ってきました。
日向夏のレアチーズケーキとコーヒーを頂きました。
S君はチーズケーキです。(S君撮影)
談話室で読書中のS君。
燕岳に登ったのに槍ヶ岳を見れずに帰るのも勿体ない為、天気が好転するのを期待し一時間ほど粘ることにしました。
少し青空も見え始めました!
裏銀座の山々ははっきりと見えるようになりました。
燕岳。
黄葉した木々。
宿泊者が下山した静かな山荘内。
談話室。
テラス席の雪だるまが未だ残っていました。
「そろそろ下山するか」と言ったものの槍ヶ岳が見えそうになり、なかなか下山出来ません(泣)(S君撮影)
(S君撮影)
槍の穂先が見えそうで見えない…(S君撮影)
(S君撮影)
燕岳方面は日が当たって明るくなっています。
本日も玄関修繕中。お疲れ様です。
願いが通じたのか雲が何とか切れそうです!
ほんの少しだけでしたがS君に槍の穂先を見せてあげることが出来ました。
(S君撮影)
何だかんだと11:30頃になっていました。(S君撮影)
名残惜しいですが、下山を開始します。
下界は曇り空のようです。(S君撮影)
前常念岳方面を望む。
大天井岳。
合戦小屋に降りてきました。
ここまで降りるとさすがに雪が溶けてベチャベチャになっていました。
第2ベンチ。
2時間程で無事に中房温泉登山口無事下山。お疲れ様でした。
(S君撮影)
下山後は10月にも立ち寄った「そば処 くるまや」にて昼食としました。(S君撮影)
僕は写真奥の「海老天ざる二人前」¥1,880 + 「馬のもつ煮」¥580を頂きました。
S君は「とろろざる大盛り」¥1,080です。(S君撮影)
登山口から離れていますが「ファインビュー室山」にて汗を流して行きました。
※当初はしゃくなげの湯にて入浴予定でしたが、残念ながら休館日でした。
装備・携行品
| 【その他】
<シューズ> Sirio P.F.630 (トレッキングシューズ) <ザック類> Gregory KATMAI 55 (50L バックパック) karrimor mars top load 27 (27L サブザック) <アウター> ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s (レインジャケット) mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ) ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション) ARC'TERYX Kyanite Hoody Men’s (フリース) mont・bell Superior Down Jacket Men’s (薄手ダウンジャケット) mont・bell Superior Down Pants Men’s (薄手ダウンパンツ) <パンツ> finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚手ロングパンツ) <シャツ> MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ) <ソックス> HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks ※主にテント場や山小屋での休憩着 <アンダーウェア (パンツ・タイツ)> mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ) CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ) mont・bell ZEO-LINE MW Tights Men’s (中厚ロングタイツ) mont・bell Super Merino Wool MW Tights Men’s (中厚ロングタイツ) <アンダーウェア (シャツ)> MILEET DRYNAMIC MESH 3/4 Sleeve Crew (七分丈ドライレイヤー) mont・bell ZEO-LINE MW Round Neck Shirt Men’s (中厚ロングベースレイヤー) mont・bell Super Merino Wool MW Round Neck Shirt Men’s (中厚ロングベースレイヤー) <その他ウェア類> mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s (中厚手グローブ) Goldwin Photoelectron Knitted Cap (帽子) <ギア類 (トレッキング用品・テント & 寝具類)> PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト) アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト) 東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴) FOX 40 MICRO (ホイッスル) LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール) mont・bell スノースパイク 6 (6本爪軽アイゼン) <ギア類 (火器・ボトル・クックウェア等)> SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター) JETBOIL MicroMo (小型バーナー) Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水) mont・bell Flex Water Pack 1.0L (新2024 #3) (1.0Lソフトボトル 水) nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水) TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ) mont・bell STUCK IN 野箸 (箸) <GPS、アイウェア等> GARMIN fēnix 8 Sapphire Dual Power 51mm Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡) 眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡) <カメラ類> PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼) PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼) HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ) HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ) HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ) HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW (11-18mm広角ズームレンズ) Velbon UTC-63 (カーボン三脚) PENTAX O-GPS2 (カメラ用GPSユニット) Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ) TENBA Axis V2 4L Top Loader MultiCam Black (トップローディングカメラバッグ) |




