行程・コース
天候
快晴、昼前から雲が増える。山中風強し
登山口へのアクセス
電車
その他:
朝は青梅線御嶽駅から。帰路はつるつる温泉からバスで武蔵五日市駅へ。その後五日市線
この登山記録の行程
御嶽駅(07:35)・・・独標558m(08:15)・・・高峰(08:45) ・・・竜のヒゲ分岐(08:55)・・・日ノ出山(09:30) [休憩 30分]・・・神代ケヤキ分岐(10:35)・・・御岳山(10:45) [休憩 15分]・・・日ノ出山巻道分岐(11:20)・・・クロモ岩(11:40) [休憩 05分]・・・日ノ出山ハイキングコース入り口(12:20)・・・つるつる温泉(12:40)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
登山愛好家有志によって2020年に整備されたラニヘッドトレイル。御嶽駅から日ノ出山への最短ルートである。この登山道で登り、日の出山と御岳山を歩いて、つるつる温泉に下山した。折からの寒波で列島各地では大雪となっているが、関東地方は快晴の登山日和。下山後の温泉も相まって楽しい山行であった。
多摩川を渡って突き当り、吉野街道との交差点の電柱の傍らにラニヘッドトレイル入口と書いた小さな看板があるので、これにそって民家と駐車場の間を入って行く。動物除けの柵を越えると、スギ林の急登が始まる。赤土の道で階段が切ってあるが、下りでは滑りやすいだろう。やがて雑木林となり、振り返ると高水三山の惣岳山や川苔山、本仁田山が見えてくると独標に到着する。看板にはコースを整備した人たちの名前が書いてあった。
急登が続き、右手の梢の間から御岳山の宿坊街が見えてくると本コースの最初のピーク、日ノ出山から吉野梅郷に至る縦走路に合流する高峰に着く。ここまでの道はよく整備されていて、北側斜面にもかかわらず雪はほとんどなく、乾いていてとても歩きやすかった。
日ノ出山への縦走路では尾根道と巻道がある。途中の竜のヒゲは巻道へ。南側が大きく開けたところからは、東京のビル群や東京湾がよく見えた。やがて日ノ出山の登りにかかると道の両側に雪が出てきたが、滑り止めを装着するまでもなかった。
日ノ出山山頂では素晴らしい大展望が待っていた。東京のビルの中にひときわ高くスカイツリーがそびえ、東京湾や相模湾が白く輝いている。南には大山や丹沢の山々そして真っ白な富士山の山頂がのぞき、西から北にかけては鷹ノ巣山や川苔山など。さらに遠く筑波山も見えていた。土曜日というのに、山頂には数組の登山者だけ。贅沢なひと時を過ごすことができた。
時間があるので御嶽神社に向かった。途中、すれ違う人が増えてきた。宿坊街を抜けて神代ケヤキの脇の土産物店では観光客も増え、開店準備が進んでいた。
御岳山からの帰路の日ノ出山は巻道で通過した。クロモ岩の手前で日ノ出山からの道に合わさり、クロモ岩で金比羅尾根への道と分岐する。作業道もありいくつも分岐があるが、つるつる温泉への案内があるので間違わないように。下山道は展望のない樹林帯の道がほとんど。日ノ出山ハイキングコース入り口で車道に出ればつるつる温泉は近い。
つるつる温泉は入浴料960円(3時時間)。露天やサウナもあり、休憩所や食堂もある。バスの時刻までゆっくりして帰路についた。
なお、日ノ出山から金比羅尾根に向かう途中から養沢に降りる登山道は、落石のため通行止めとの案内が出ているので注意されたい。
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早朝の御嶽駅
青梅街道御岳橋交差点。小さなラニヘッドトレイル入口の看板がある
ラニヘッドトレイル案内板
動物除けの柵を越える。金剛杖が用意されていた
登山道には階段が切ってある
惣岳山や川苔山が見える
独標558m地点
高峰。吉野梅郷への縦走路に合わさる
竜のヒゲは巻道へ
気持ちのいい巻道
東京湾が白く光っていた
登山道に雪が出てきた
日ノ出山山頂直下にあった日ノ出アルプスの標柱№100。ちょっと気になる
日ノ出山山頂
東京湾や相模湾も
東京のビル群とスカイツリー
大山と丹沢の山々
富士山
奥多摩の山々
筑波山
東雲山荘
御岳山に向かう
神代ケヤキ
随身門前の手水には氷が張っていた
御嶽神社
御嶽神社からの日ノ出山
日ノ出山の巻道へは真ん中の道を進む
巻道へは薄暗い杉木立の中
クロモ岩
金毘羅尾根分岐
顎掛岩。日本武尊伝説が残る
日ノ出山ハイキングコース入口。ここからは舗装道路
鉄製のカエルのオブジェがあった




