行程・コース
天候
晴れ
登山口へのアクセス
電車
その他:
朝は富士急線都留市駅から。帰路は東桂駅から
この登山記録の行程
都留市駅(07:50)・・・谷村発電所脇都留アルプス入口(08:00)・・・富士山展望台(08:10) [休憩 05分]・・・蟻山烽火台跡(08:40) [休憩 05分]・・・パノラマ展望台(09:10) [休憩 05分]・・・鍛治屋坂水路橋(ピーヤ)(09:15) ・・・元坂(09:30)・・・友愛の森東屋(09:45)・・・都留文大分岐(09:55) [休憩 05分]・・・都留アルプス山(10:20)・・・ミツマタ群生地(10:40) [休憩 05分]・・・楽山球場分岐(10:55)・・・尾崎山分岐(11:25)・・・古城山住吉神社(11:45) [休憩 05分]・・・住吉神社参道都留アルプス入口(11:55)・・・東桂駅(12:15)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
前日の雪が残り、思わぬ雪山ハイキングとなった。今回の都留アルプスは、地元の登山愛好家有志が2017年に整備した新しいコースで、標高600メートル前後の低山をめぐる全長約8キロの道。富士山展望や戦国時代の烽火台、近代の水路橋、花など変化に富んだ楽しいコースであった。
都留市駅から町の中の道を進み、谷村水力発電所脇の登山口から登山道に入って行く。発電所水路わきの遊歩道を登るとすぐ最初の展望地、富士山展望台に着く。名前の通りの富士山ビューが待っていた。都留市街地の上に真っ白な富士山が見事だった。
雪の尾根道を歩き出す。前日の雪は緩んでいてアイゼンがなくても楽に歩ける。30分ほどで次の好展望地、電波塔が建つ蟻山に着く。戦国時代の烽火台跡だそうで、ここからも富士山がきれいだ。
梢越しに富士を見ながらいくつかのピークを越えるとパノラマ展望台。高速道路の向こうに三つ峠の電波塔がよく見える。富士山は前衛の山に隠れ、頂上が少しのぞくだけなのが残念。本コースでの富士はここが見納めとなってしまう。
バイパス国道のトンネルの上を通り少し下ると左手に、地元で「ピーヤ」と呼ぶコンクリートアーチがある。桂川から登山口の水力発電所に水を送る導水路の橋である。この導水路は大部分がトンネルとなっているが、登山道に沿って作られていて、この先の元坂でも地上に現れている。
小さな神社が建っている元坂から少し登ると、地元の小学校の学校林「友愛の森」で、東屋が建っている。この先は登山道の右手が伐採されていて西から北にかけての展望が広がる。都留文大分岐にはベンチがあり、滝子山や黒岳、雁ヶ腹摺山などがきれいだった。
登山道は広葉樹の中を登っている。コース最高点の山には都留アルプス山との道標が立っていた。登山道にはいくつも分岐があるが、道標がしっかりしているので安心である。斜面を下ってゆくと左手にミツマタ群生地がある。まだつぼみだったが、4月になれば見事な花が見られるだろう。
楽山球場(トイレあり)分岐からはしばらくスギ林の中、ピンクテープを頼りに進む。最後のひと登りで鉄塔が建つ尾崎山分岐。後は雪が消えた南斜面を下り、古城山の住吉神社参道を下れば住吉神社登山口である。
市街地の道を鹿留川に沿って進むとおなん淵の景勝地と桂川から来る発電所の水路がある。あとは国道に出れば東桂駅である。
今回都留アルプスをすべてを歩いたが、このコースには途中いくつかの下山路がある。ファミリー向けのコースもあるので体力に合わせて楽しむことができる。逆コースで歩き、下山後に都留市駅近くの温泉「よりみちの湯」で汗を流すのもいいだろう。
フォトギャラリー:30枚
都留市駅
谷村発電所前の都留アルプス入口
水力発電所の水圧管の横を登る
富士山展望台から
富士山アップ
雪の登山道。先行者の足跡あり
烽火台跡から
白木山
長安寺山
長安寺山からの富士
パノラマ展望台。三つ峠のアンテナ群も
水道橋「ピーヤ」
鉄塔をいくつも越える
天神山
元坂。自転車が通った跡あり
学校林、友愛の森の東屋
都留文大分岐から北西方面を望む
都留アルプス山。コースの最高点
分岐の道標がしっかりしている
ミツマタ群生地
ミツマタのつぼみ
楽山球場分岐
北斜面には雪がたっぷり
尾崎山分岐
南斜面の雪は消えていた
古城山の住吉神社
シカよけの柵を越える
住吉神社参道入口
おなん淵

