行程・コース
天候
午前晴れときどき曇り、午後曇り、弱い風あり。前日の降雨で昼前まで路面はウエット。
登山口へのアクセス
バス
この登山記録の行程
08:17~東日原バス停をスタート
09:04~タワ尾根に上がる
10:16~ウトウの頭~10:28
11:08~都県境尾根=縦走路に上がる~11:27
11:28~滝谷・藤小屋窪出合尾根 (=中尾根)の下降開始
11:57~目的地のco1350m付近、北面を探索~12:17
12:18~尾根に戻る~12:35
12:36~南面を探索~13:23
13:23~尾根に戻る~13:39
14:15~都県境尾根=縦走路に戻る~14:32
15:10~ウトウの頭
15:19~鳥居谷二又の中尾根の下降開始
16:06~co1350mの鞍部
16:37~上段歩道に下りる
17:58~小川谷林道に下りる
18:16~鍾乳洞売店~18:21
18:41~東日原バス停フィニッシュ
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
いちばんのミッションは以前見かけた(と思った)滝谷・藤小屋窪出合尾根co1360mを横断する道跡の探索だが、まるきりの空振りに終わった。
傷心にムチ打って鳥居谷の二又の中尾根を降ったが、とても面白い。ただしとても難しい
概略は本文を、詳細は写真のキャプションを参照。
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〇 滝谷・藤小屋窪出合尾根co1360mを横断する道跡
冒頭に記したとおり、なんの成果も挙げられずに縦走路に引き返す羽目になった。しかし周辺は「かつて道が渡っていた」匂いがプンプンする。もしそうだとすれば、『小川谷上流上段道』みたいな歩道が、かつて作られたことがあるのだろうか。
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〇 鳥居谷中尾根
はじめに。今日降りられたのも「無理やり」「たまたま」なので、当山行記録をもとにしたプランニングは控えていただきい。記録者はもういちど登りで歩いてみようと思う。
地図で眺めるより傾斜を感じる岩尾根。踏み跡があるのだが、古いものらしく追うのが難しかった。
あえて下調べをせずに初見の尾根を下降するのはときどきやるが、この尾根は厳しかった。終バスを逃し奥多摩駅まで歩く覚悟をし、しかしマリア様に救っていただいた。
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(20250606 了)
フォトギャラリー:46枚
1.
お「よしっ!ひとつ残った400円がラッキーセブンとは。きょうの山歩きはもらったな。ふふふ」
オ「……………………」
2.
好天の東日原バス停。薄手メリノウール1枚で歩き出す。
3.
山奥の観光地では朝イチといって良い時間だが。けっこうな賑わい。
4.
タワ尾根に上がる。
5.
東日原バス停からウトウの頭まで1時間59分。相変わらず左ひざが軋むなかでは上々の出来、体重を減らしたのが効いたか。もちろん1mも走ってはいない。
6.
しかしふだん低糖質の食事のせいかフラフラしながら県境尾根に着くw
食べながら休憩。
7.
滝谷・藤小屋窪出合尾根の下降をはじめる。
8.
9.
やっと尾根に乗った感覚のco1530m。
10.
その先も、写っていないが両隣に近接して尾根が並走するco1440m。ここまでGPSを開くことが多い。
11.
目的地のco1350mに着く。南斜面をゆるく降ってゆく踏み跡は2年前に歩き※、両門の滝の真上に立った。
※https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=274789
12.
その前に北面=滝谷本流側を20分間探索する。獣道が多く、道跡らしきものは判然としない。
13.
いったん尾根に戻り、南面=藤小屋窪側の探索にかかる。踏み跡がすぐターンする地点から尾根を振り返り撮影、左下に続きが写る。
14.
窪に出る。2年前はここを下り藤小屋窪を経由して両門の滝に至った。今回は水平道探しだから横断する。
チェーンスパイクをつけアックスを下ろす。
15.
すったもんだしたが進路を見つけられない。尾根に戻り、
16.
数メートル上の踏み跡?を追う。
17.
典型的な獣道かもしれないが、賭けてみる。
18.
19.
藤小屋窪上流左俣にあたるのか。「道を探すチャンス」であるはずの窪地で次が全然見えない。
撤収を決める。
20.
上に逃げながらここまで来た斜面を振り返る。
何条にも獣道が刻まれまったく判然としない。
21.
縦走路に戻る。
22.
ふたたびのウトウの頭。途中の岩場でいつもどおり足がつり、ひきずりながらの山頂着。
23.
5分で着くとおせんぼロープが鳥居谷中尾根の下降点、15時半ちかいので「とっとと下ろう」と降りはじめる。
24.
さっそく急斜面に入る。
25.
降った斜面を振り返って。ボイスレコーダーに「写真右から下ってきたが、左からまわったほうが楽だったろう」と吹き込んでいるのはカン違いしている。全体的に尾根の右を行きすぎたようで、写真24から29はルートを見つけるのに苦労している。
26.
GPSを開いていっぽん南の尾根に入りこんでしまったのを知る。写真の岩尾根が中尾根らしい。
撮影地点からそのまま下り、岩が終わるあたりで尾根に戻ろうとするが、
27.
尾根に戻ってみればまだ岩が続く。ちょっと早すぎたか。
28.
スゴスゴ南面に引き返して下降する。
29.
尾根に戻る。傾斜が少し落ち着いている。
30.
co1400mで踏み跡は左=北斜面へ。
31.
1350で鞍部に下りる。
32.
北面を巻いたが非常に悪かった。振り返って。
33.
同地点で進行方向。岩の基部を伝って尾根に復帰するらしい。
34.
振り返って。
35.
急斜面に九十九の踏み跡。
36.
37.
最後に捨てた枝尾根を右横に見ながら。
38.
同地点でVRに「選んだ尾根は降れるのかなあ」。最後までハラハラのドキドキ。進行方向に踏み出す前に左をのぞきこむと、
39.
傾斜のマトモな尾根あり。こっちだ!
40.
切り株で、
41.
上段歩道に下りた。
16時40分、二又までの下降はあきらめて撤収開始。
42.
鳥居谷左又。
43.
鈴坂窪を過ぎ、
44.
その先の木橋崩落地点。
トラロープが付いていた。たしか頭の赤い木札を見た気がする。修復予定があるのだろうか。
45.
売店で170円のドクターペッパーの余裕をかまし、
46.
お「オルソくん、ひさびさの必殺技『終バス5分前ギリギリセーフ』だ。カラータイマーが消えかかってたのをドクペで復活させたぞ」
オ「……………………」
装備・携行品
| 【その他】
ラ・スポルティーバのウルトララプターⅡ。(以下ほとんどモンベル)。メリノウールソックス、タイツに半ズボン。メリノウール薄手・ヤッケ・ブラックダイヤモンドのフルフィンガーグローブ・ペツルのヘルメット。チェーンスパイクとアックス。ザックはブルーアイスのドラゴンフライ26Lにヘッドランプ・スマホ(地図、GPS、カメラ、ボイスレコーダー)・バッテリー充電器・ココヘリ発信機・雨具上・傘・ロールペーパー・薄手フリース・虫よけネット・虫よけスプレー。水2.0L。ドイツパン・チーズ・羊羹・エナジーバー。オルソくんとお守り。着替えとサンダルは奥多摩駅のコインロッカー。 |




