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高尾小仏トレーニング 3日間

( 関東)

パーティ: 1人 (Shyam さん )

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行程・コース

天候

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

【1日目】
高尾山口駅(06:42)・・・琵琶滝・・・高尾山(07:50)・・・大垂水峠分岐・・・一丁平(08:21)・・・城山(小仏城山)(08:40)[休憩 5分]・・・一丁平(08:59)[休憩 23分]・・・大垂水峠分岐・・・高尾山(09:48)・・・高尾山口駅(10:40)

【2日目】
高尾山口駅(06:45)・・・高尾山駅(07:20)・・・4号路・いろはの森コース出合・・・高尾山(08:00)・・・大垂水峠分岐・・・一丁平(08:28)・・・城山(小仏城山)(08:41)[休憩 5分]・・・一丁平(08:50)[休憩 28分]・・・大垂水峠分岐・・・高尾山(09:57)・・・高尾山駅・・・高尾山口駅(10:47)

【3日目】
高尾山口駅(06:43)・・・琵琶滝・・・高尾山(07:49)・・・大垂水峠分岐・・・一丁平(08:21)・・・城山(小仏城山)(08:37)[休憩 10分]・・・小仏峠(08:54)・・・城山(小仏城山)(09:13)・・・一丁平(09:25)[休憩 28分]・・・大垂水峠分岐・・・高尾山(10:14)・・・琵琶滝・・・高尾山口駅(11:34)

コース

総距離
約39.3km
累積標高差
上り約3,740m
下り約3,740m
コースタイム
標準16時間20
自己11時間12
倍率0.69

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

スケジュールや体調などいろいろ重なってご無沙汰の山。股関節痛が出たので無理はできないが高尾山あたりはゴールデンウィークは混むのでどうしたものか。そこで今回、富士山対策も含めて、3日続けて、早めに行ってさっさと帰ってくるというのをやってみた。
初日。7時前から出発。コースは小仏往復コース。稲荷山コースが通行止めで、6号路に流れたのかそこそこ登山客が。前回ミヤマエンレイソウを見たところに実がついていた。新春の緑いっぱいの道で気持ちいい。時折道に藤の花が落ちている。かなり高いところからなのか房は確認できない。前日が雨だったので時折小さな流れが道をよぎる。シャガが咲く道を登る。セッコクはまだ。1号路との合流前にジュウニヒトエ。高尾山頂もさほど人は多くなく、富士山がくっきり。五月晴れで雲ひとつない綺麗な富士山。4月の春霞もなくなりふたたびくっきり富士山。ヒメウツギも咲いている。もみじ台前にヤマツツジ。一丁平先には藤がたわわに咲いていた。小仏城山への登りではキンランやチゴユリが。もみじ台、一丁平、小仏城山と富士山は最高の状態だった。都心側もスカイツリーも見える。
折り返して下山。一丁平で休憩予定で降りてくると、以前見たコウゾの木が気になり立ち寄る。果たして毛の生えたような花が咲いていた。不思議な形。後で調べてわかったが不思議な形は雄花で、黒っぽい塊が雌花らしい。今日の昼はいつもの袋麺。準備から片付けまで25分ぐらいで終了。だいぶん手慣れてきた。
下山路は高尾山頂がすでに混雑が始まっていたので3号路側から薬王院を抜けて、霞台手前で急登路を下り、病院脇から降りた。
2日目。昨日の疲れか、少し足が重い。1号路から出発。気温が高めなのか汗も多く昨日よりキツく感じる。1号路にナルコユリがたくさん咲いていた。セリバヒエンソウも群生していた。フタリシズカもパラパラと。タツナミソウを見つけた。1号路は久しぶりだが、やっぱり後半の急坂はきつい。今日は曇りがちの予報だったが、都心側もかなり霞んでいる。4号路から山頂へ向かう。階段が多く、重い足取りに拍車が。やっぱり2日目はきつくて当然かと感じながら山頂へ。昨日より人が多い。富士山はかなり霞んでいるが山頂が確認できる。
一丁平の登りでオトシブミを見つけた。高尾山では初めてかも。花は少ないが、シロダモの若芽が花のよう。下生えのクサイチゴの大きな白い花。松も花をつけている。アツモリソウが咲いていた。かつてみたのと同じ場所だろう。一丁平を過ぎたあたりで足の重さがとれた感じで、無理しない予定ではあったが、結局小仏城山まで。やっぱり今日は暑いのか、山頂のお客さんがかき氷を楽しんでいた。下山しはじめてすぐに草むらでガサゴソ。ガサゴソが移動する。すると何かが飛び出してきた。トカゲのようだが。見ると2匹が取っ組み合いをしている。体を捻り1匹が白い腹を見せる。突然1匹が消えた。負けて逃げたらしい。残った勝者も道の真ん中であわてたのか、行き止まりに突進した後方向転換して草むらに消えていった。
昼は蕎麦。乾麺を少ない量の水で茹で、茹で水を蕎麦湯として残して、別の出汁、濃縮液体出汁を持参し薄めて食べる。湯切りが悪く味がぼんやりしていた。蕎麦湯はトロミがあって味は良かった。工夫が必要である。
下山は1号路だったが、高尾山頂は昨日より混雑がひどい。薬王院を抜けるまで渋滞。薬王院からも人人人で、スムーズには進めない。なんとか下山。人混みに当たってか昨日より疲れた印象。
3日目
晴れ予報だが雲が多い。今日は6号路から出発。昨日にもまして人が多い。出発時間はほぼ同じだが、6号路は追い越せるスペースが少ないためか渋滞した。昨日ほど足は重くないが、昨日より暑い?最高気温は昨日より低い予報だが朝が冷え込まなかったか。それでも気持ちの良い空気感である。山頂もやっぱり人が多い。富士山は山頂が雲に覆われて雪の中腹が少し見えるだけ。この3日の中では残念な富士山になった。遅れて出る筋肉痛が少し違和感を与えているが、明らかに昨日より軽い。一丁平、小仏城山と普段のペース。城山への途中でエビネ発見。これは初。前から見たいと思っていた。3日目も同じ道を歩いていたのに。
小仏城山山頂で少し余裕があるのでどうしようかと思案。とりあえず小仏峠まで行ってで折り返すことに。いつも思うが城山から先、小仏峠一帯は気温が一段下がる。上り切って暑かったこともあり、最初は快適。小仏峠で昼にしようかと思っていたが、どんどん冷えて、手先まで冷たくなった。テンナンショウもまだ花で、なんと八重桜が散ってたくさん落ちていた。やっぱり今日だけではなく気温が低めなのだろう。小仏峠で折り返して登ってもさほど暑くならず登り切った。まだ手が冷たい。昼は今日も一丁平に決めて降りる。
今日の昼はマカロニ入りコンソメスープ。コンソメひとかけ300ml分でちょうど良い。マカロニ100gは食べ応えもあり十分。味変も応用が効きそうで面白い。体が一気に温まり、元気に出発。
昨日の混雑と今日の6号路の様子から山頂や1号路は避けたい。5号路南回りで、3号路、2号路を経て琵琶滝から下山した。3号路、2号路は人は多くなく、新緑の木漏れ日の中を歩く山行で、気分がいい。足を伸ばしたため昨日より30分遅くなったが、ケーブルカーの待ち行列はこの3日では最長で40分以上待つらしい。
3日間も連日山を楽しめる面白い試みだった。軽い山なら疲労の蓄積もさほどではないこともわかった。今後の計画に有益な情報である。同じ道を歩いたのに毎日発見がありやっぱり山は面白い。

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登った山

高尾山

高尾山

599m

小仏城山

小仏城山

670m

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