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カロー橋の尾根、煙窪左岸尾根、滝上谷・クラミ窪中尾根 ワンデイハイク

東日原バス停、小川谷林道、カロー橋、カロー橋の尾根、ヨコスズ尾根、滝入の峰、煙窪左岸尾根、カロー谷、カロー谷径路、小川谷林道、滝上谷・クラミ窪中尾根、ハンギョウ尾根、小川谷林道、東日原バス停( 関東)

パーティ: 1人 (加藤キーチ(モンターニャ) さん )

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行程・コース

天候

曇り風なし

登山口へのアクセス

バス

この登山記録の行程

08:16~東日原バス停をスタート
09:06~カロー谷取水施設の先でカロー谷に下りる~09:25
09:32~カロー橋の尾根末端に上がる
10:50~ヨコスズ尾根に上がる、滝入ノ峰の西隣のピークco1290m~11:08
11:15~滝入ノ峰
11:42~煙窪左岸尾根下降点
12:10~(co1030付近)~12:24
12:42~カロー谷に下りる
13:00~(赤線つなぎに小尾根を往復)~13:07
13:31~カロー橋の林道に出る
13:50~モノラック車庫~14:06
14:19~クラミ窪にかかる橋~14:34
14:37~滝上谷・クラミ窪中尾根末端に上がる
15:56~ハンギョウ尾根に上がる、co1380付近~16:03
16:52~モノラック車庫に下りる
17:25~鍾乳洞売店~17:41
18:00~中日原バス停フィニッシュ

コース

総距離
約19.7km
累積標高差
上り約3,247m
下り約3,243m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

赤線を残せていない小広いエリアに赤線を書き込むのと、歩き残した赤線繋ぎがミッション。
カロー橋の尾根は取り付きが良くなかったが、少し上がると下流から道が上がってきた。どこから取り付くんだろう?
煙窪左岸尾根※はカロー谷に着地する直前の、詰まった等高線に身構えて降ったが、すんなり谷に下りてしまった。
滝上谷・クラミ窪中尾根は平凡だが心落ち着く尾根だった。
小川谷林道の崩落地点は、以前目撃した修復途中の状態より悪くなってしまっている。再度の崩落が起こったか。重機が引き揚げハウスも無なくなったということは、「しばらくは工事を再開するつもりはない」と解釈できるのだが。

※登山詳細図のカロー谷左岸に入る沢の名称は一本づつズレているとの情報もあるが、地点名称は同図のとおりに呼称する。

概略は本文を、詳細は写真のキャプションを参照。

〇 カロー橋の尾根
仮称。新しい取水所を過ぎるまで谷に下りられない人工的な地形なので取水所の先から尾根に取付いた。古の林業の痕跡が残る。難所はない。

〇 煙窪左岸尾根
煙窪の両岸が現在進行形で崩れ落ちつつあるのを確認した。かろうじて残る木の若さから推測すると、伐採により「山が動いてしまった」と思われる。カロー谷の荒廃をまねいた厄災はいちど見ておく意味があると思う。

〇 滝上谷・クラミ窪中尾根
取りつきと、すぐ出合うヤセ尾根がアクセント。なんの変哲もないがハンギョウ尾根の枝尾根にあたるので安らぐ。古い林業の痕跡あり。

〇 小川谷林道の崩落地点
第一通報者として大規模な崩落を目の当たりにしたのが23年の5月17日※。工事が入ってデブリが減るのをときどき眺め乗越していた。記録をたどると24年の3月に通ったのが最後らしい。久しぶりに歩き、そろそろ修復も終わったころかとさしかかれば以前より崩落デブリが増えている。びっくりした。
崩落個所を手当て中にさらに上部に亀裂ができ、そこから再度の崩落をおこしたと聞いた。重機も引き上げたということは、いったん工事は中断になるのだろう。大手を振って歩けるのはいつだろうか。

https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=267527

(20250714 了)

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フォトギャラリー:60枚

0-1.
眺めるたびに忸怩たる思いに駆られる昨日までと、

0-2.
きょう。
お「うふふ。ぐっすり眠れそうだ」
オ「…………」

1.
雲量100%の東日原バス停。

2.
日原林道との分岐点。このあいだまで、「小川谷林道は登山者も釣り人も通れません」的文言の看板があったと記憶する。無いのを確認して小川谷林道へ。

3.
カロー谷径路へ。取水所から集落に至る管の「耐震化」でもしているのか、ユンボを何台か見かける。

4.
取水所の先からカロー谷に下りる予定。新設された踏板の径路の一段上、旧径路をゆく。

5.
「人工物あるところに道あり」なのでここから谷に下りる。

6.
右端に写る取水所のちょうど先で谷に下りる。チェーンスパイクのみ付け、食べて一服。

7.
前の写真に写る斜面を登りカロー橋の尾根の末端に上がる。雨上がりで木の根を踏むときは用心する。

8.
数分で下流方向から踏み跡が上がってくる。

9.
ズルズルの斜面を苦労しながら上がるco790m付近。「踏み跡の跡」が残る。

10.
ワイヤーロープ。

11.
その先の鞍部にも、

12.
林業の痕跡あり。

13.
傾斜が落ち着きひと息つくco860。

14.
880付近の平坦は植林。

15.
1040でカロー谷径路を横切る。

16.
1130。

17.
ヨコスズ尾根に上がる直前。

18.
滝入ノ峰西隣のピークに上がる。co1290m、水道局の標石あり。

19.

20.
登山道を外し尾根上をゆく。

21.
煙窪左岸尾根の下降点には標石と林班の標識あり。

22.
下降開始直後、薄い踏み跡あり。

23.
すぐ植林に入る。

24.
尾根の煙窪側は崩落をおこしている。co1080m付近。

25.
co1040付近でも大きく落っこちている。通り過ぎ振り返って。撮影中もザラザラいう音とともに崩れていくので、撮り終えたあとはなるべく離れて歩く。ボイスレコーダーに「この尾根ヤバいぞ」。

26.
踏み跡が道になるco1000。谷まで直線で100mちょっと。

27.
VRに「またカロー谷径路を横切る」と吹き込んでいるも、その前がいつなのかは不明。カロー谷はとにかく道だらけ、なんべんでも書くが。

28.
荒れたカロー谷に下りる。写真を端折ったが煙窪は左岸だけでなく対岸も崩落をおこしている。デブリがカロー谷を埋めているわけだ。
大規模な伐採をした山林の持ち主さんは後悔しているだろう。

29.
3週前、4月24日に歩いて楽しかった沢沿いの径路をたどる。
https://www.yamakei-online.com/cl_record/detail.php?id=314831

30.

31.
赤線繋ぎに小尾根を往復する。標高にして30mばかり。

32.
林道に出る。上流に向かい、

33.
すみませんすみませんと念じながら、

34.
崩落地を通過する。

35.
修復したさらに上部が崩れた、とのことだが目視できない。

36.
モノラック車庫で休憩。

37.
クラミ窪にかかる橋に着く。滝上谷・クラミ窪中尾根の末端。VR「これがそうか。ちょっと取り付く気になれないなあ」。
林道の反対側もチェックしたが岩で上がれない。もとに戻ってタバコをふかしながら長々観察し、

38.
仕方なくこれを上がることにする。右下から左上に逆くの字のイメージ。チェーンスパイクをつける。

39.
尾根末端に上がり振り返って。中段右に林道が写る。

40.
同地点にて進路。

41.
岩クズの尾根。

42.
ヤセ尾根風味。西隣の大栗尾根とそっくり。

43.
すぐ先で右が植林になる。

44.

45.

46.
990に石積み。道跡ではなく建物の土台用だと思う。

47.
林業ワイヤー。

48.
1130で左岸中段道が横切ってゆく。

49.
同地点はトタン場。

50.

51.
ハンギョウ尾根も近い1300付近。

52.
ハンギョウ尾根に上がる。

53.

54.
「モノレールを使わない」ハンギョウ尾根下降点から100mほどが赤線繋ぎ区間。

55.
ふたたび左岸中段道を右に分け、

56.
モノラック車庫に下りる。16時52分だから17時半のバスに間に合わない。ランナーだったら間に合わせるんだろうが。

57.

58.
モノラックは擁壁修理のために設置されたと考えるが、どうなんだろう。

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装備・携行品

【その他】 ラ・スポルティーバのウルトララプターⅡ。(以下ほとんどモンベル)。メリノウールソックス、タイツに半ズボン。メリノウール薄手・ヤッケ・ブラックダイヤモンドのフルフィンガーグローブ・ペツルのヘルメット。チェーンスパイクとアックス。ザックはブルーアイスのドラゴンフライ26Lにヘッドランプ・スマホ(地図、GPS、カメラ、ボイスレコーダー)・バッテリー充電器・ココヘリ発信機・雨具上・傘・ロールペーパー・薄手フリース・虫よけネット・虫よけスプレー。水1.5L。コッペパン・チーズ・羊羹・エナジーバー。オルソくんとお守り。着替えとサンダルは奥多摩駅のコインロッカー。

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