キヌガサソウと鳥海山の眺望を求めて神室山へ

日帰り

神室山（東北）

2025.06.18（水）

パーティ： 1人 (murozo さん )

murozoさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：役内口の手前、4kmぐらいは未舗装路、最後の2kmぐらいは道もあまり良くないですが、技術があれば普通の車でも問題なく乗り入れ可能です。駐車場は草の上、10台ぐらいでした。平日の朝７時で自分が4台目でした。

この登山記録の行程

役内口(07:16)・・・いっぷく平(07:43)・・・第１ピーク(08:24)・・・前神室山(09:32)・・・有屋口分岐(10:19)・・・窓くぐり(10:50)・・・神室山(11:21)・・・避難小屋(11:49)・・・神室山(11:52)・・・有屋口分岐(12:22)・・・前神室山(12:51)・・・第１ピーク(13:47)・・・いっぷく平(14:27)・・・役内口(14:57)

コース

総距離: 約13.5km

累積標高差: 上り約1,479m; 下り約1,481m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

一度キヌガサソウの群落を見てみたい！そして鳥海山を遠望したい！と思って、登りたい山リストに入っていた神室山。
沢沿いを歩き、滝から一気に斜面を登る西ノ又沢コースで登り、パノラマコース（役内口）で下りてくる、ということを考え、それに似たパターンで歩ける山として、前回登った摩耶山を足慣らしがてら歩いていました。
そして、天気も調べていよいよ、となってよくよく調べると、西ノ又沢コースは昨年の豪雨で崩落して通行止め。予定変更、パノラマコース往復にて山頂を目指しました。
さて、パノラマコースこと役内口。最初はまっすぐ単調で急な尾根をひたすら登っていきました。最初は杉林、そのうちブナ主体の森へと変わって行きました。最初なのでまぁ登れたのですが、帰りの最後にここ下るのか、、、とも思いました。。。
しばらく登ってちょっと緩やかになると「いっぷく平」。この登りの後ですから、確かにそうだと一服。
この後も急な斜面が続くも、標高900mぐらいからはようやくいかにもどこかの山頂へと連れて行ってくれそうな尾根線に。相変わらず森の中なので視界はそれほど良くない（ところどころで木々が切れて周りが見えた）ですが、急な登りも減って軽快に歩いて行きました。
「第１ピーク」、「第２ピーク」を過ぎると「ざんげ坂」。久しぶりにそれなりの急登です。
ただ、これを登り切ったあたりでタムシバがお出迎え。足元にはツバメオモトが咲いていたり、マイヅルソウも密度が上がって来たりと、多様な花を見かけるようになって来ました。ただし、それと同時に蝶や蝉からハエやブヨまで、虫の数も増えました。。。はなに話を戻して、、、この山、尾根線が痩せ尾根でいわゆるお花畑のようなところはなかったのですが、花の種類は豊富でした。
ここからしばらく進むとなんとカタクリの群落が。六月半ばに姿を見るとも思わなかったし、1200mの標高で見かけると思わなかったので意外でした。この辺りでルート上唯一、雪渓の上を歩きました（ちょっとですが）。
「第３ピーク」を過ぎると右手奥に鳥海山が見えて来ました。ちょっと霞んでいたのですが、すぐにそれとはわかるぐらい。
しばらく進んで前神室山に到着しました。ここからは神室山地の尾根線が一望できました。どこまでも続いて行きそうな尾根線があちこちに走っていました。斜面には残雪。歩くのには気持ちよさそう！と思いつつ先へと進みました。
コバイケイソウやゴゼンタチバナ、ハクサンチドリなどの花々を眺めながら尾根線上を歩いて行きました。道の幅は結構狭く、特に下りでは足を出せる幅が狭くてちょっと歩きにくかったです。そして、片側は斜面の縁で、間違って落ちたら絶対まずい、というようなところを時折通り過ぎて行きました（普通に気をつけて歩いていれば大丈夫なんですが、ちょっとよそ見とかをしていると危ない感じ）。
神室山山頂が近づいて来たところで西ノ又沢コースの分岐。下れません、の表記がされていました。ここを少し下ったところにキヌガサソウの群落があります。何人かのパーティが荷物をデポして先行している様子でした。西ノ又沢コースへとちょっと寄り道をしました（ちなみにこのコースで崩落があって危険なのはこの辺よりもずっと下です）。
整備がされていない登山道なので、下生えが伸びていたりしましたが、慎重に歩みを進めて行きました。少し進んで「窓くぐり」というところに辿り着くと、道の両側にキヌガサソウが群生していました！以前に焼石岳で見て以来、群生を見てみたい、と思っていたんですよね。しばらく堪能して元の道に戻りました。
しばらく登って神室山山頂に到着。コーヒー沸かして昼食タイムにしました。山頂から少し下ったところに避難小屋がありましたが、とても綺麗に整備されている様子でした。
あとは、来た道をひたすら戻って、スタート地点へと戻りました。前神室山までの登り返しと、一番最後の下りが結構疲れました。。。

フォトギャラリー：8枚

装備・携行品

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