行程・コース
天候
初日:晴れ時々曇り 2日目:曇り時々晴れ
登山口へのアクセス
バス
その他:
JR東日本信濃村上駅8:36発川端下行きのバスに乗車して、梓山9:01着。乗車は一人でした。なお、このバスに乗車するため三鷹駅4:40発大月行きに乗車しました。
この登山記録の行程
【1日目】
梓山(09:15)・・・毛木平(10:15)[休憩 10分]・・・滑滝(12:35)[休憩 15分]・・・水源地標(14:40)[休憩 15分]・・・甲武信ヶ岳(16:00)[休憩 10分]・・・甲武信小屋(16:30)
【2日目】
甲武信小屋(06:20)・・・木賊山(06:45)・・・合流点(08:30)[休憩 15分]・・・徳ちゃん新道入口(10:35)[休憩 20分]・・・三重ノ滝(11:15)[休憩 5分]・・・七ツ釜五段ノ滝(12:20)・・・黒金山登山道入口(12:35)[休憩 10分]・・・大久保沢(13:25)・・・西沢渓谷入口(14:15)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、梅雨の晴れ間に、2,500m級の山の樹林帯を山小屋泊で楽しむため、奥秩父の甲武信ケ岳に行ってきました。また、帰りに一度は行ってみたいと考えていた西沢渓谷にも寄ってきました。
毛木平からの登りは、沢(西沢)沿いの気持ちの良い道で、渓流と鬱蒼とした奥秩父の樹林帯を楽しみながら登ることができました。急登になるのは水源地標の少し前あたりからで、それまではゆっくりと登っていきます。甲武信ケ岳からは国師ケ岳、金峰山、瑞牆山の奥秩父の山稜が大きく広がっているのが眺望でき、奥秩父の山の大きさ深さを感じることができました。その他は八ヶ岳方面が雲の間からうっすらと見える程度でしたのが少し残念でした。
甲武信小屋で一泊して、翌日は戸渡尾根を徳ちゃん新道で西沢渓谷へ下山しました。夜中に時々強い雨が降っていたため、天候が心配でしたが、曇りでどうにか持ってくれました。下山路(特に前半)は、昨日とは打って変わって100m位を一気に下る急坂の連続で、二回ほど足を滑らせて尻餅をついてしまい、慎重に下山しました。残念ながら、奥秩父の樹林帯を楽しむ余裕はありませんでした。
下山後、西沢渓谷に寄ってきました。大規模な渓流で他ではなかなか味わえない渓流美を楽しめました。一見の価値はあります。また、距離は短いものの濡れた急坂の岩肌を登るところも多々あって、しっかりとした登山の準備が必要です。なお、帰りのう回路下山道(軌道跡の道)の最後の方で、下山道をショートカットする近道の標識がありますので、そこを下るとネトリ大橋に早く着けます。
帰りのバスの時間まで余裕があり、バス停は熱いので、道の駅みとみで冷たいものを食べたりして時間待ちをしました。また、帰りに途中下車して、はやぶさ温泉に寄りました。露天風呂もあり、食事の提供もあるいい温泉です。温泉で反省会を行って、奥秩父は山が大きくかなり疲れましたが、大満足して帰途に就きました。なお、久しぶりに筋肉痛になっています。
フォトギャラリー:31枚
梓山のバス停(この左手奥にトイレがあります)
梓山から毛木平への道(高原野菜畑の中を行きます。コースタイムは1時間半程でしたが1時間程で着けました)
毛木平の駐車場(東屋とトイレがあります。この奥が登山道入口です)
十文字峠方面との分岐
大山祇神社(登山の安全を祈願しました)
甲武信ヶ岳への登り(渓流沿いの気持ちの良い樹林帯を登っていきます)
ナメ滝
渓流沿いの樹林帯を登っていきます
千曲川・信濃川水源地票(少し前あたりから急登が始まります)
甲武信ケ岳の稜線への急登
甲武信ケ岳の稜線の標識(ここから山頂までひと登りあります)
甲武信ケ岳山頂
山頂から国師ヶ岳、金峰山、瑞牆山方面(国師ヶ岳から甲武信ケ岳へ続く山稜がくっきりと見えます。奥秩父の山の大きさ深さを感じました)
山頂から八ヶ岳方面(雲の間からうっすらと見えました)
一泊した甲武信小屋から木賊山への登りから甲武信ケ岳方面(木賊山は巻き道もありますが、小屋で道が分かりにくいので木賊山への登りを薦められました)
木賊山山頂(展望はありません)
山頂付近の樹林帯
破風山方面との分岐の標識
甲武信ケ岳の山頂付近のシャクナゲの群落(群落がたくさんありましたので開花の時期はさぞや素晴らしいのではないかと思います)
戸渡尾根の近丸新道と徳ちゃん新道の分岐(後者の新道を下山しました。戸渡尾根(特に前半)は100m位を一気に下る急坂の連続で、二回ほど足を滑らせて尻餅をついてしまい、慎重に下山しました)
徳ちゃん新道入口(西沢渓谷への入口)
西沢渓谷(写真ではわかりにくいですが、大規模な渓流で他ではなかなか味わえない渓流美を楽しめました。なお、距離は短いものの濡れた急坂の岩肌を登るところも多々あって、しっかりとした登山の準備が必要です)
七ツ釜五段の滝(西沢渓谷の一番奥にある滝。名瀑百選)
う回路下山道の入口(西沢渓谷入口(おそらくバス停)まで85分とあります。コースタイムよりかなり短いですが、この程度で歩けました。この下山道は軌道跡の道で歩きやすいです)
下山道の途中の大展望台から鶏冠山、木賊山、破風山方面
ネトリ大橋を越えたネトリ広場のトイレ(帰りの下山道の最後の方で、下山道をショートカットする近道の標識がありますので、そこを下るとネトリ大橋に早く着けます)




