行程・コース
天候
晴れ!
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
10日夜に新静岡IC出て井川村方面すぐの道の駅風の物産品店にて車中泊、広くて静か、トイレもありです。早朝起きて沼平へ向かいました。6:00に林道工事が終了して白樺荘より先に進めるようになるとのことでしたが、実際はもう少し早く開通していたようです。沼平駐車場の埋まり具合は30%程度、トイレはありません。
この登山記録の行程
【1日目】
沼平(06:40)・・・畑薙大吊橋(07:20)・・・ヤレヤレ峠(07:50)・・・ウソッコ沢小屋(09:00)・・・横窪沢小屋(10:30)・・・樺段(12:30)・・・茶臼小屋(13:30)・・・横窪沢分岐点(14:10)・・・上河内岳(15:30)・・・横窪沢分岐点(16:20)・・・茶臼小屋(16:30)
【2日目】
茶臼小屋(03:00)・・・横窪沢分岐点(03:10)・・・茶臼岳(03:30)・・・横窪沢分岐点(04:40)・・・茶臼小屋(04:50)・・・樺段(06:10)・・・横窪沢小屋(06:50)・・・ウソッコ沢小屋(07:45)・・・ヤレヤレ峠(08:40)・・・畑薙大吊橋(09:10)・・・沼平(09:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
最初は聖岳までのつもりでしたが久しぶりのテント泊装備が体に堪えたのかなかなかペースが上がらず、横窪沢小屋到着時点で縦走を断念。茶臼小屋にベースを構えての上河内岳・茶臼岳のピストンにコースを縮めました。
茶臼岳登山道はスタート核心、高度感のある長大な畑薙大吊橋は高所が苦手な人には恐怖でしょう。ストックはしまい両手でしっかりとワイヤーを握って渡りたいものです。その後茶臼小屋までは樹林帯の急登の連続、崩壊地のきわどいトラバースも連続し、体力と集中力が要求されます。
木々の背丈が低くなってきて視界が開けると、茶臼小屋が花畑の中にある小さな沢のほとりにひっそりと立っています。
小屋開けの物資搬入でヘリの飛来が続いていましたので、テントの設営は後回しにして上河内岳へ。
上河内岳は稜線上から美しい三角錐を覗かせる、白亜のピラミッド、特に草原地帯から見るその姿は大変美しいです。稜線を登り詰め頂上を極めると眼前には巨大な聖岳、右手に赤石岳、悪沢岳を従えています。富士山は残念ながら雲の中、大無限山の方からも雲が押し寄せてきたので急いで小屋へ退却、テントを設営してしばらくしたころ、稜線にガスが流れ込んで夜の帳を降ろしました。
翌朝は2:30に起床、ガスも晴れ星空が広がっています。手早く装備を整え、茶臼岳の山頂へ。光岳方向ではヘッドライトの灯がチラホラ、上河内岳稜線にも聖へ向かう縦走者の光跡が見えます。頂上は無人、星空を眺めながら時間が過ぎるのを待ちます。星の数が徐々に減り、聖岳が燃えるように色づき始め、4:30頃、笊ヶ岳方向から日出。
力の限り歩き距離を稼ぐのも楽しいですが、時間を贅沢に使う山旅もいいものですね。
<登山道情報>
コースを通して雪はありません。チェーンアイゼンも不要です。茶臼小屋までは水場も水量豊富、来週から小屋開けの茶臼・横窪ともに取水可能です。樺段下の水呑場も取水できます、1リットルのボトルに給水しながら進めば脱水するようなことにはならないと思います。茶臼小屋はスタッフの方はいましたがまだ小屋開け前なのでお代は請求されませんでした、グッド!
最後に、道中いろいろご指導いただきましたM様、ありがとうございました。
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