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小屋泊

奥穂・ジャンダルム・西穂202507

奥穂高岳・ジャンダルム・西穂高岳（ 北アルプス・御嶽山）

パーティ： 1人 (ootaka さん )

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行程・コース

天候

利用した登山口

上高地バスターミナル 　

登山口へのアクセス

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(07:10)・・・河童橋(07:15)・・・明神(07:50)・・・徳沢(08:30)・・・横尾(09:30)[休憩 10分]・・・本谷橋・・・涸沢(11:50)[休憩 20分]・・・ザイテングラート取付(13:10)・・・穂高岳山荘(14:10)[休憩 40分]・・・涸沢岳(15:10)[休憩 20分]・・・穂高岳山荘(15:40)

【2日目】
穂高岳山荘(04:30)・・・奥穂高岳(05:10)・・・ジャンダルム(06:10)[休憩 20分]・・・天狗のコル(07:30)・・・西穂高岳(09:10)[休憩 20分]・・・西穂独標(10:30)・・・西穂山荘(11:00)[休憩 20分]・・・上高地・焼岳分岐・・・宝水・・・西穂登山口(12:50)・・・田代橋(12:55)・・・上高地バスターミナル(13:05)

コース

総距離
約27.4km
累積標高差
上り約3,002m
下り約3,002m
コースタイム
標準20時間30分
自己14時間35分
倍率0.71

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

奥穂ー西穂の縦走
単独行で荷物は9kg（水2.2L 穂高岳山荘までに⒈6L消費）

自宅2：40発で沢渡駐車場に6：15着。6：30のバスに乗って上高地バスターミナルに7：05着。
天気は快晴。7：10に行動開始。
天気予報では午後雷雨の可能性が高い。稜線付近で雷雨に捕まりたくないので、歩きは速め、休憩は短めで進む。横尾には9：30到着。ここで1回目のカロリー補給。パンを食べて先に進む。
本谷橋を超えて少し登ると森林限界を超える　空に立派な雲が広がり、いかにも夏山という景色で良いのだが、雷雨が来るだろうなと思いながら眺めているので、景色を充分には楽しめない。
涸沢ヒュッテに11：50到着。ヒュッテのテラスで再度カロリー補給　お湯付きカップ麺400円を頂く。
夏の涸沢カールは結構久しぶり。景色をゆっくり味わいたいところだが、稜線の上には、いかにもな積乱雲が出来上がっている。
ザイテングラート取付まで１時間、登りきるのに１時間と計算して、それくらいなら天気ももってくれるだろうと期待して出発。
岩ゴロゴロのパノラマルートを登り、ザイテンに取付いて少ししたら、雨がポツポツと来た。まだ小屋までは30分くらいはある。まだ青空も多く、大丈夫だろうとそのまま進む。
この雨はすぐ止んだが、しばらくして、さっきより大粒の雨がポツポツと来た。場所はザイテン２つ目の鎖の下あたり。ここは諦めて、素早く雨具装着。
雷の音はまだないが、この標高で積乱雲の下に入るのは、やはり緊張する。
この雨も強くならずに止み、とはいえ、速いペースで登っているうちに、穂高岳山荘に14：10に到着。
ここでやっとリラックス。
受付を終えて休んでいると、青空の割合が広がり、結構天気が良くなっている。せっかくなので涸沢岳に登る。
涸沢岳は、ガス気味ながら時々展望ありの、まあまあのコンディション。しばらく居座り、ガスに巻かれた頃合いで小屋に戻る。
小屋の夕食の17：00頃から、何回か雨が降り、ときに雷雨になったが、小屋の中なので安心。1日目終了。

2日目、3：30起きで4：30発。天気は快晴。
自炊の朝食はカップ麺。早朝の朝食はこれくらいの量が限界。
水は⒈5L持ち。（西穂山荘までに⒈3L消費。西穂山荘で0.5L追加）
4：30スタートにしたのは、行動中のライトがいらないのと、奥穂の山頂が寒くないだろうという理由。
登りの途中でご来光を拝み、奥穂山頂に5：05到着。快晴、弱風で最高のコンディションだが、ちょっと寒い。
休憩短めで先に進む。まずは、切れ落ち感が素敵な馬の背下り。最近クライミングジムに通い始めたので、あれより持ちやすくて素敵なホールドのオンパレードに嬉しくなってくる。
ジムのホールドときたら、指の第一関節しか掛からなかったり、足の置き場が3cmしかなかったり・・・。まあ、山で小さなホールドでも安心して使えるようになるという価値はある。
馬の背を降り、コルまで降りたら、ロバの耳への登り。
垂直登り、絶壁トラバース、垂直登りをこなして、今回も縦走路から外れて、ロバの耳ピークに登る。
知る人ぞ知る、ピークに居るロバの人形と記念撮影。ここはジャンダルムを眺める最高の展望台だと思う。
ロバの耳を下り、ジャンダルムの基部をトラバースして、登り返したら、ジャンダルムに到着。
今はラミネートされた天使の写真が棒につけられている。
なんか2日前くらいのレポートと違う天使になっている。何代目なんだろう。
またしてもニャンダルムは居なくて、それは残念。
20分程景色を味わい、先に進む。まずは天狗のコルまでの標高差300mのがれ場下り。丁寧に降りないと危ない下りなので慎重に下る。
コルから登り返して天狗の頭。その次は逆層スラブ下り。鎖が足りない所があり、ちょっと緊張する。
間ノ岳に登り返して、その後の下りもガレてて大変。
P1、西穂が近づくと、ハイマツ沿い、草付き帯の通過が増えてきて、気温も上がり、蒸し暑くなってくる。
西穂には9：10に到着。ここからは快適な縦走路。とはいえ、ここまでのアップダウンで足が疲れているので、急がずに下る。
西穂山荘には11：00到着。西穂ラーメン味噌（1000円）を食べて、上高地に下る。ここから樹林帯なので、日差しは遮ってくれるが、そのぶん蒸し暑くなる。
上高地には13：05に到着。

帰りは新島々付近の「せせらぎの湯」（620円）に入り、高速渋滞に捕まり、自宅には20：50到着。

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