三方岩岳[登山]

日帰り

（東海・北陸・近畿）

2025.07.24（木）

パーティ： 2人 (もんたさん、ほか1名)

もんたさん

行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他：白川郷インターチェンジから車で約40分で、とがの木台駐車場に着きます。途中白山白川郷ホワイトロードの有料道路を通りますが、片道（Uターン）なら、普通車1,700円、軽自動車は1,400円です。今は朝の7時から通れます。トイレがあります。

この登山記録の行程

Start(07:38)・・・とがの木台(07:38)・・・ふくべ谷上園地展望台(08:11)・・・三方岩ふくべ谷分岐(08:38)・・・三方岩岳(09:50)・・・三方岩ふくべ谷分岐(11:59)・・・ふくべ谷上園地展望台(12:19)・・・とがの木台(12:50)・・・とがの木台(12:53)

コース

総距離: 約4.3km

累積標高差: 上り約572m; 下り約572m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

連日の猛暑にうんざりして、近場で涼しさを求められそうな山を探す。選んだのは三方岩岳。そこそこ標高があるし、朝早くから登れば、まだマシなんじゃないかと思って。

白山白川郷ホワイトロードのゲートが開くのは朝7時。それに合わせて一番乗りで入り、駐車場に車を停めたのが7時ちょっと過ぎ。朝のうちは空が澄んでいて、駐車場からは白山がくっきり見えた。雲ひとつない青空に、ピシッとした白山の稜線が浮かび上がっていて、やっぱりこの山は美しいなと思う。気温は20℃くらいで、風も少し吹いていて、これは良い登山になるかもと期待した。

けれど歩き始めてすぐに汗が噴き出す。ふくべ上園地の展望台に着く頃には、もう全身びっしょり。標高はそこそこあるのに、ちっとも涼しくない。むしろムシムシとした空気が肌にまとわりついてくる。山の中とは思えない蒸し暑さ。

山頂が近づくと、気温はさらに上がって30℃近く。日なたはもう焼けるような暑さで、肌がジリジリする。汗は止まらないし、塩分タブレットを何個も噛みながら、ひたすら足を動かした。

それでも、山頂に着いて見渡した景色はすばらしかった。白山が神々しくそびえ、北アルプスも雲の合間にうっすらと姿を見せてくれた。この景色が見られただけで、暑さも報われるというもの。

登山道の途中には花がいくつも咲いていて、この猛暑の中でもしっかりと咲いている姿に、こちらも負けていられないなと励まされる。赤とんぼもたくさん飛んでいて、アブのような鬱陶しい虫が少なかったのはありがたかった。

朝一番に登ったおかげで、名峰をしっかり眺めることができたのは狙い通りだった。でも、標高1500メートルでもここまで暑いとは…。まったくの想定外だった。水分も塩分も切らしたらアウトだと痛感。それにしても、この暑さ、やっぱり異常だと思う。

下山後、「ふくべの大滝」に立ち寄ったけれど、マイナスイオンを感じるような涼しさはなく、ただの蒸し暑い空間だった。
最後に寄った「ひるがの高原SA」では、気温30℃。爽やかさは皆無で、ほんとにここは高原なのかと首をかしげた。車の中でエアコン全開にして、ガリガリ君をかじりながら、ようやく体が冷えた気がした。

登山そのものは良かったし、朝の静けさと景色には満足。でも、この暑さにはさすがに参った。夏の山は、もはや「高原＝涼しい」ではないんだなと痛感した一日だった。

フォトギャラリー：60枚

装備・携行品

シャツ	アンダーウェア	ロングパンツ	靴下	レインウェア	登山靴
バックパック	水筒・テルモス	ヘッドランプ	予備電池	タオル	帽子
サングラス	カメラ	ツエルト	虫除け	熊鈴・ベアスプレー	行動食
トレッキングポール	GPS機器