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大清水から尾瀬沼・見晴を経て至仏山に登り鳩待峠へ

至仏山( 関東)

パーティ: 2人 (しげ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日)晴時々曇、一時雨、
2日目)晴時々曇、一時雨、
3日目)晴時々曇

利用した登山口

鳩待峠  

登山口へのアクセス

バス
その他: 往路)関越交通・高速バス/バスタ新宿6:35発…大清水、
復路)関越交通・高速バス/尾瀬戸倉11:30発…バスタ新宿

この登山記録の行程

【1日目】
三平橋(10:12)・・・三平峠(尾瀬峠)(12:12)・・・三平下(12:26)・・・尾瀬沼東岸(12:43)[休憩 35分]・・・浅湖湿原(13:42)・・・沼尻平(14:11)[休憩 10分]・・・白砂峠(14:50)[休憩 5分]・・・燧ヶ岳分岐(15:30)・・・見晴(下田代十字路)(15:39)

【2日目】
見晴(下田代十字路)(05:00)・・・東電小屋分岐(05:25)・・・東電小屋(05:41)・・・ヨッピ橋(06:00)・・・牛首分岐(尾瀬ヶ原三又)(06:40)・・・牛首(06:50)・・・山ノ鼻(07:24)[休憩 35分]・・・至仏山(10:48)[休憩 15分]・・・小至仏山(11:53)[休憩 20分]・・・オヤマ沢田代(12:30)・・・鳩待峠(13:41)[休憩 35分]・・・山ノ鼻(14:47)

【3日目】
山ノ鼻(07:30)・・・牛首(08:00)[休憩 15分]・・・山ノ鼻(08:30)[休憩 20分]・・・鳩待峠(09:45)

コース

総距離
約35.2km
累積標高差
上り約1,650m
下り約1,476m
コースタイム
標準13時間50
自己14時間19
倍率1.03

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

 5年ぶりの尾瀬テント山行です。前回は泊地とルートの設定がまとまらず、燧ケ岳を登って終了。至仏山へは、鳩待峠と山ノ鼻からの2ルートありますが、山ノ鼻ルートが上り専用なので、どう登っても下山は鳩待峠になります。つまりテント山行を前提にすると、山ノ鼻からテント装備を担いで登るか、下山後に山ノ鼻に戻ってテント泊するか、下山後に鳩待峠からテント装備を取りに往復するかの3択となるのです。そのためか、至仏山登山は小屋泊まりで1泊2日としたり、日帰りで鳩待峠からピストンするハイカーが多いように感じます。今回は、大清水から入って尾瀬沼を経由し見晴でまず1泊。2日目に山ノ鼻にテントを張って至仏山に登り、更にもう1泊する2泊3日の計画にしました。
 ここは、登山せず尾瀬沼や尾瀬ヶ原散策を目的にするハイカーも多く、年齢層の幅が広いと言えます。国立公園で、東電が毎年のように木道整備を実施しているほか、設備やサービスが充実しています。いくつか挙げると、ひとつ目は国立公園内の主要エリアでOZE GREEN Wi-Fiが利用できること。天候の変化や見通し、周辺施設のおすすめ情報を得るのに役立ちます。ふたつ目は、小屋の売店や喫茶・バーが下界並みに充実していること。尾瀬沼ビジターセンター奥にある長蔵小屋別館喫茶は、おしゃれでピザがおいしい。コーヒーゼリーもおすすめ。見晴地区にも小屋の宿泊客以外が利用できるバーがあり、尾瀬ヶ原の景色を見ながらのんびり過ごせます。加えて、見晴地区では、日帰り入浴できる小屋がいくつかあります。尾瀬は湿原なので、とにかく水が豊富です。三つ目は、登山口へのアプローチが便利。沼田から路線バスが戸倉・大清水まで通っているほか、バスタ新宿から高速バスも運行。ということで、季節ごとに尾瀬に通うアマチュアカメラマンも多いのでは。
 一方、注意点はというと、アブやブユなど、食われると厄介な虫が大変多い。ハイク中は、長袖・長ズボン、帽子、首にはタオルを巻いて、とにかく肌の露出を少なくして歩くのが良いみたいですが、暑いのなんの。樹林帯など、風通しの悪いところではたまりません。逆に熱中症のリスクが高まるんじゃないかな。下山後、戸倉の尾瀬ぷらり館で外の湯船に浸かっている最中にも1箇所、胸を食われました。風呂ですから当然肌は露出しているわけで・・。尾瀬の温泉は内湯のみにしておくべきでした。結局5~6か所は食われました。市販のステロイド軟こうを持参して良かったです。ふたつ目の注意点は、クマとの遭遇。今回、尾瀬ヶ原牛首近くを歩いていて、逃げてゆく親子のクマを見ました。木道を歩いていると、時々、ベルが設置されていています。本当に熊が多いところなのだと実感しました。
 尾瀬戸倉への下山後の食事情報です。戸倉には食事のできるところがあまりありません。バス停近くの健太は平日につきクローズ。600m沼田方面へ歩くと、かもしか村という蕎麦屋があります。車で来店している人も多く、平日でしたが、入るのに並びました。

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フォトギャラリー:16枚

一ノ瀬

長蔵小屋別館喫茶の入り口

長蔵小屋別館喫茶でピザとコーヒーゼリー

光芒(見晴地区から尾瀬ヶ原方面の西の空)

尾瀬小屋の水場

ニッコウキスゲ

牛首付近から至仏山①

牛首付近から至仏山②

タカネナデシコ(至仏山山頂付近)

ワタスゲ

鳩待峠休憩所の食堂にて

コバギボウシ

朝日と池塘に写る太陽(逆さ燧池塘付近)

ナガバノモウセンゴケ(尾瀬ヶ原)

尾瀬ヶ原より至仏山

コオニユリ

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
サンダル バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 登山計画書(控え) ナイフ
健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 トレッキングポール テント シュラフ シュラフカバー
テントマット スリーピングマット ストーブ 燃料 ライター カップ
クッカー カトラリー

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登った山

至仏山

至仏山

2,228m

尾瀬沼

尾瀬沼

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