奥穂高・ジャンダルム縦走

小屋泊

奥穂高岳（北アルプス・御嶽山）

2025.08.13（水）～2025.08.15（金）

パーティ： 1人 (安李さん )

安李さん

行程・コース

天候

曇りときどき晴れ

利用した登山口

上高地バスターミナル　

登山口へのアクセス

バス
その他：新島々〜上高地の路線バスは完全予約制になったようです。満員になると増発される模様。

この登山記録の行程

【1日目】
上高地バスターミナル(11:30)・・・河童橋(11:35)[休憩 20分]・・・風穴(12:55)[休憩 10分]・・・岳沢小屋(14:40)

【2日目】
岳沢小屋(06:00)・・・岳沢パノラマ(08:10)[休憩 20分]・・・紀美子平(09:40)[休憩 10分]・・・最低コル(10:20)・・・奥穂高岳(12:00)[休憩 30分]・・・穂高岳山荘(13:00)

【3日目】
穂高岳山荘(05:30)・・・奥穂高岳(06:15)・・・ジャンダルム(07:20)[休憩 10分]・・・天狗のコル(08:40)[休憩 10分]・・・西穂高岳(11:45)[休憩 10分]・・・西穂独標(13:25)・・・西穂山荘(14:35)[休憩 5分]・・・西穂高口駅(15:35)

コース

総距離: 約14.4km

累積標高差: 上り約2,518m; 下り約1,876m

コースタイム: 標準17時間45分; 自己18時間10分; 倍率1.02

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

重太郎新道で奥穂高に登り、ジャンダルムを経由して西穂高まで縦走しました。
西奥縦走路(今回は奥西？)はさすが一般登山道の国内最高難度と言われるだけあって過去一番疲れました。奥穂〜西穂のイメージはカニのたてばい・よこばいが５時間続くようですが、その前後を含めた行程が本当に長く、全てを含めた難しさこそ最高難度たる所以だと感じました。以外にもリピーターは少ないそうです。自分も次は奥穂〜ジャンのピストンで十分かも...。

フォトギャラリー：59枚

本当は12日から登る予定でしたが前日までの大雨により上高地行きバスが運休に。写真は翌日の運行を期待して暇つぶしに寄った信州健康ランドでの１枚です。

通行止めが解除された上高地へ。濁流が大勢の人で賑わっています。

昔より猿との距離が近くなった気がします

岳沢との分岐に到着。ここまでは遊歩道です。

天然クーラーの風穴。確かに岩の隙間から冷たい空気が吹いてました。

樹林帯を抜けるとガレ場です

小屋見峠、小屋が見えてきました。

岳沢小屋に到着！

こちらは岳沢テラス

夕食まで時間があるのでティラミスをいただきました。クリーミーでおいしい。

夕食はカレーがメインのハーフバイキングでした。テラス席でいただきます。

空を望むベンチ

朝、奥穂高岳を目指して重太郎新道を登っていきます。

カモシカの立場

手を使う必要のある急登が続きます

岳沢パノラマ

雷鳥広場

前穂高岳との分岐、紀美子平に到着。疲れました。

雲が出てきました

涸沢が一望できます

奥穂高岳に到着！

ジャンダルムの全容は明日のお楽しみ

すぐに小屋が見えてきました

穂高岳山荘、多くの人で賑わっています。

食堂メニュー

こちらは特別メニュー

特別メニューをいただきました。塩味の効いたスープが染み込んだご飯が疲れた体を癒やします。

夕食はハンバーグでした。カレーで被らなくて良かった。

朝です。ここ数日で一番の天気に恵まれました。

奥に小さく富士山も見えます。

２度目の奥穂高岳登頂

ジャンダルムのお目見え

早速出発します。ここからは破線ルート。

馬の背、ナイフリッジの上を歩いていきます。高度感があることを忘れればただの足場の悪いガレ場でした。

本当にすごい地形です。

下から見た馬の背。なかなかの傾斜でした。

ジャンダルムが近づいてきました。異様な形です。

鎖のないカニのたてばいです。

ジャンダルムの頂に到着！

ブロッケン現象の虹の輪

天使は最近撤去され、代わりに看板が建っていました。よくここまで運んだな...

引き続き西穂方面へ進みます。

悪天候時は難易度が跳ね上がる気がします。ましてや冬季に登る方もいるとか...

天狗ノ頭でひとやすみ

ジャンダルム方面を振り返る。よくこんな道を通ってきたものだと感じます。

有名な逆層スラブ。晴れていれば難易度は低めですが、勢いが付きすぎるとそのまま谷底に真っ逆さま。

間ノ岳に到着、白文字が書かれただけ。

かなりガレています。通行者が少ないのか浮き石も多い。

赤岩岳に到着、こちらは岩に掘っただけ。

途中の岩壁の写真です。ここの岩登りがかなり怖かった。ちょっと手が滑ったら左の崖下に滑り落ちそうです。

西穂高岳直前のピークに到着。バリエーションルートはここまでのようです。

西穂高岳は多くの人で賑わっています。

少し歩いて西穂高岳に到着！

さらに進んでチャンピオンピークを通過。バリ区間はアドレナリンが出ていたのか体の痛みを感じませんでしたが、ここに来て全身の筋肉が痛み出します。

岐阜側と長野側でこんなにも違うのかと驚きです。

ピラミッドピークを通過

西穂丸山を通過。独標は人が多すぎて写真撮れませんでした。このあたりになるとロープウェイ側から来た日帰りや一泊の登山者を多く見ます。

西穂山荘に到着！もう脚がガクガクです。15:45の新穂高ロープウェイに乗るため少し急ぎます。運行は30分間隔。

西穂高口駅に到着！約30分で2本のロープウェイを乗り継いで下界へ、中崎山荘奥飛騨の湯で汗を流します。帰りは路線バスで平湯温泉まで、さらに高速バスに乗り換えて松本まで移動しました。

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装備・携行品

アンダーウェア	Ｔシャツ	ショートパンツ	サポートタイツ	靴下	レインウェア
登山靴	バックパック	スパッツ・ゲイター	水筒・テルモス	グローブ	着替え
地図	コンパス	修理用具	医療品	行動食	テーピングテープ
トレッキングポール	GPS機器	ヘルメット