行程・コース
この登山記録の行程
大谷原(03:43)・・・西俣出合[休憩 10分](04:41)・・・高千穂平[休憩 10分](06:14)・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)(07:32)・・・冷池山荘[休憩 20分](07:45)・・・布引岳[休憩 10分](09:21)・・・南峰[休憩 30分](10:23)・・・布引岳・・・冷池山荘・・・赤岩尾根分岐(冷乗越)[休憩 10分](12:06)・・・高千穂平・・・西俣出合・・・大谷原(14:37)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
鹿島槍ヶ岳といえばやはり、八峰キレットを経由して五竜岳に至る縦走路は登山者の憧れかと思います。斯く言う私もその憧れを持つ一人です。是非と思い、事前に八峰キレットについて調べて準備を進めていました。決行日の一週間位前の天気予報では晴れ又は曇りでヨシヨシと思っていたのですが、日が近付くにつれどんどん悪い方向に進む天気予報。結局一泊二日で計画していた内の二日目の天気は雨で、初日も曇り。キレットを雨の中越えたくもないし、でももう現地にも来てしまったしと悩んだ結果、ひとつだけ登ることにし、コースタイムを見て日帰りが可能そうな本コースを選択しました。
赤岩尾根は噂によれば北アルプスの新三大急登とも呼ばれているそうで、屈指の急登らしいです。大谷原から西俣出合まではダラダラと林道を登ります。この林道がまぁ長く飽きました(真っ暗の中の行動だったこともあると思いますが)。西俣出合にあるトンネルをくぐると本格的な登りに入ります。所謂急登って呼ばれる道を行くことになるわけです。確かに急登です。貧血だったこともあったので、それはしんどかった印象が残っています。でもあっという間に高度も稼げるし、思いの他見通しも良く、辛いとは思わなかったかな。高千穂平に出ますと一気に視界が開け、天候が良いと鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳が目の前にどーんと現れるそうですが、照れ屋なのでしょう、この日はガスの中でした。見通しの良くなった尾根をまた黙々と登れば冷乗越に到着です。ここも目の前に剱岳がバーンと現れるところのようですが、まぁそういう日もありますよね…。こんだけ天候が良くないと足が進みます、景色に見惚れて足が止まることがないもので。というわけでさっさと山頂を目指します。途中途中でキレイに咲いた花たちを見ながら黙々と進むと、なんと思わぬご褒美が。雷鳥がいるではないですか。天気が悪いと遭遇しやすいとは聞いていましたが、これには沈んだ気持ちも一気に有頂天になりました。嬉々とした気持ちであっという間に山頂へ。残念ながらガスの中でしたが、満足して帰路に着きました。ただ今度はやはり八峰キレットを縦走したいなと思います。
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真っ暗闇の大谷原からスタート
少し明るくなったところで林道を
西俣出合にあるトンネル
赤岩尾根は急登、朝日を浴びたきつい登り
赤岩尾根はきついかもしれませんが、あっという間にこの高さ
急登は続きます
高千穂平到着
鹿島槍ヶ岳はガスの中(´Д⊂グスン
見通しがよい坂道を行きます
天気はイマイチ(´ε`;)ウーン…
爺ヶ岳方面もガスの中
森林限界は間近
稜線に出ました、冷乗越到着
…白いですね
冷池山荘は立派でした
お花だけが唯一の楽しみですね(´-д-`)
ガスガスガス
布引岳到着
こう見ると結構痩せ尾根ですね、ガスのせいで高度感ゼロ
下のほうは少しガスが晴れていました
雷鳥登場(♂)!!カワイイ(*´`)
つがいです(♀)。ただただカワイイ(*´∀`*)
晴れていれば最高の道なのでしょう
鹿島槍ヶ岳(南峰)到着、北峰は天気のせいでパス
帰り際少し晴れていました
種地小屋方面
剱岳方面。かなり粘りましたが、これ以上晴れませんでした。
下界は夏空…
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア |
登山靴 | バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ |
タオル | グローブ | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 | カメラ |
登山計画書(控え) | ナイフ | 健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー |
非常食 | 行動食 | テーピングテープ |
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