行程・コース
天候
6日、7日 晴れ、8日雨
登山口へのアクセス
電車
その他:
富山までは羽田から航空機を利用。空港から折立までタクシーで移動。
折立までの途中にあるアウトドア用品店(コメリ)ではEPIガスを売っていなかった。富山駅近辺まで行かないと売っていないようである。
この登山記録の行程
6日 折立11:50-13:25三角点13:40-16:05太郎平小屋
7日 太郎平小屋04:25-06:30北ノ俣岳06:40-08:20中ノ俣乗越08:30-10:20黒部五郎岳10:30-12:25黒五小屋12:30-15:00三俣蓮華岳15:05-17:00双六小屋
8日 双六小屋06:20-07:50鏡平07:50-08:30シシウド原08:35-09:30林道に合流09:30-11:10新穂高温泉
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
百名山の中で残っていた黒部五郎をトライする計画である。
基本は小屋泊まりであるが、2日目の太郎平-双六小屋がクリアできるかどうかにかかっている。この時期は黒五の小屋が閉まっているためこうならざるを得ないのである。
しかし、富山空港から折立に向かう途中、コンロ用のガスを入手するべく立ち寄った店にEPIガスが置いてなく、クッカーなどが完全に無用の長物どころか荷重になってしまい端から挫折ムードが漂う。
それでも意を決して折立から登り始め、その日は太郎平で休む。
翌朝は長丁場を意識して3時半起きで4時過ぎに出発した。太郎山に向かう木道上は霜が降りており滑りやすい。太郎山付近で東の空が白み始めた。
朝食を簡単に済ませ先を急ぐ。
北俣岳を過ぎたところでは前方に三山が揃って出迎えてくれる。黒五、乗鞍、御嶽である。赤木岳の裾を回り込んで黒五の登りに係ったのは10時前であるから良いペースである。黒五の山頂で昼食にした後、カールに降りて小屋に向かう。小屋到着が12時半。
ここまでは良かった。夏なら早めの到着でゆっくりビールでも頼むところであるが、今日は違う。今、黒五から下ってきた標高差をそのまま登り返さなければならないのである。どういう訳か、黒五と三俣蓮華はほぼ同じ標高なのである。しかも、水平距離はこちらの方が短い。つまり、いい加減疲れたところで急登が待っている訳である。ここには参りました。ほとんど止まりそうになりながら2時間半もかかってようやく三俣蓮華岳到着。
ここからはとても双六岳へ向かう稜線のアップダウンに耐える気力は残っておらず、下の巻き道を辿る。しかしこちらにも試練が待っていた。双六小屋のすぐ手前にある急坂である。しばらく考えていたが、とにかく登らざるを得ないので登り切り、17:00小屋到着。
翌朝は風雨が強い中をがんばって新穂高に降りた。
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