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子連れ百名山〜045赤石岳046悪沢岳(2泊3日)

赤石岳(3120m)、小赤石岳(3081m)、荒川中岳(3083m)、悪沢(荒川東)岳(3141m)、丸山(3032m)、千枚岳(2880m)( 南アルプス)

パーティ: 4人 (unchikutareo さん 、ほか3名)

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行程・コース

天候

晴れ〜ときどき曇り

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 往路:東京→東名高速→御殿場JC→新東名→新静岡IC→畑薙第一ダム臨時駐車場→東海フォレスト送迎バス→椹島
復路:椹島→東海フォレスト送迎バス→畑薙第一ダム臨時駐車場→にぎりの徳兵衛 緑ヶ丘店→静岡IC→東名高速→東京

この登山記録の行程

【1日目】
椹島ロッヂ(09:33)・・・カンバ段[休憩 10分](11:36)・・・赤石小屋(14:12)

【2日目】
赤石小屋(04:57)・・・富士見平[休憩 10分](05:30)・・・北沢源頭[休憩 10分](07:00)・・・赤石小屋分岐[休憩 10分](07:52)・・・赤石岳[休憩 30分](08:15)・・・赤石小屋分岐(09:07)・・・小赤石岳(09:18)・・・大聖寺平(10:08)・・・荒川小屋[休憩 30分](10:35)・・・中岳(12:21)・・・悪沢岳(東岳)(13:22)・・・丸山(13:47)・・・千枚岳(14:26)・・・千枚小屋(14:58)

【3日目】
千枚小屋(06:04)・・・駒鳥池(06:30)・・・見晴岩[休憩 10分](07:08)・・・蕨段(07:23)・・・清水平(07:55)・・・小石下(08:51)・・・吊橋(09:56)・・・滝見橋(10:06)・・・椹島ロッヂ(10:18)

コース

総距離
約26.9km
累積標高差
上り約3,698m
下り約3,698m
コースタイム
標準16時間35
自己17時間4
倍率1.03

高低図

標準タイム比較グラフ

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登山記録

行動記録・感想・メモ

息子小2、娘小4
 シルバーウィーク。どこに行くのか迷いまくり。結局、最初に予定していた南アルプスの盟主へ。でも混雑が心配!畑薙第一ダム臨時駐車場は溢れんばかりの車。路上駐車も多数。我らも路上駐車。連休中は臨時ダイヤのようで0630から送迎開始。我らは0800のバス。どちらから回るか直前まで悩む。結局、人の少なそうな逆回りとする。さ~吉と出るか凶と出るか。バスは畑薙大吊り橋、林道ゲートを過ぎて椹島へ。
 椹島で息子が怪訝な顔。「釣りするんじゃなかったの?」「山登って下りてきてから釣りだよ」「え~そんなの聞いてない!」何度も説明したのに、都合のいいところだけインプットしていた模様。しばらくふてくされる。
 赤石小屋への道は基本登りで単調。でもカラマツの落葉で割と足に優しい。最後の歩荷返しの急登を越えれば赤石小屋。到着してすぐに受付。何とか2階のスペースを確保。この時点ではまだ余裕ありでしたが、この後、続々と宿泊者がやってくる。結局、1階は食堂や玄関で就寝したり大変だったようです。
 翌朝は宿の人に「千枚まで行くなら朝ごはん食べてる場合じゃないよ」と言われていたので、夜明け前に出発。でもすぐに、夜明けが。富士見平付近で夜明け。素晴らしい景色だったな。
 途中、娘と私が腹痛で携帯トイレ使用。そして稜線に出ると強風で寒い!赤石岳山頂は素晴らしい展望でした。息子の希望で赤石岳避難小屋の榎田さんと後藤さんに会いに行く。小屋の前を通り過ぎると、すぐに小屋の後藤さんから声をかけていただく。子供が小屋のアンデスのお守り(7回分夢を叶えられるように神様が入っているらしい)を頂く。お孫さんが同世代で、「来年くらいには小屋に来れるかしら?」とのことです。小屋で温まり、コーヒーやらホットミルクやら頂き、すっかりくつろぐ。すると榎田さん「今日はどこまで行くの?」「千枚までですけど」「それじゃ~優雅にコーヒー飲ん出る場合じゃないぞ!早く出たほうがいいな」とのこと。とても温かみのある小屋でした(トイレも綺麗!)。すぐに出発。
 ここからの稜線歩きはアップダウンは多少あるけど、景色良くて最高でした。小赤石岳を過ぎ、下って、トラバースして荒川小屋へ。ここで昼食。名物カレーと荒川丼、大判焼きなどを頂く。この小屋にこれからのルートと時間の表が貼ってある。見てみると、げっ、千枚小屋は無理な時間なの?昨年の「山と渓谷 8月号 南アルプス温故知新」で千枚小屋は入浴可と書いてあり、お風呂に入るために必死な女性陣(二日お風呂に入れないなんて耐えられない!とのことで日程を組んだ)。
 大急ぎで出発。荒川中岳避難小屋を順調に通過。いよいよ悪沢岳へ。もう戻れない(笑)。死ぬ気で千枚まで行くぞ!悪沢岳山頂ではガスで景色不良だったけど、すぐに通過。丸山、千枚岳(手前の岩場など最後に難所多し)を経て、千枚小屋には1500前に到着。しっかり2階のスペースを確保できました。が、お風呂について尋ねると、「あ~あれは誤植です!」と(驚)。ガクンとする女性陣(涙)。ちゃんと確認しなかった私が悪いんです(泣)。でも、何とかスペースを取れたので、逆回りは正解ということで。
 翌日は下るのみ。と思っていたけど、結構大変でした。道も台風などによって随時変更しているようです。椹島で休憩後、遊魚券を購入してテンカラ釣り。魚は見えず、すぐに飽きる息子。当初は午後じっくりテンカラして椹島ロッジ宿泊予定でしたが、急遽帰宅することに。椹島は外来シャワーのみ(宿泊者は入浴可能)なので、超定番「赤石温泉 白樺荘」で入浴後、静岡駅付近で夕食。そして悲しみの東名渋滞50キロに突入。でも、時間的に解消されつつあったようで、何とかその日のうちに帰宅。疲れたけど、素晴らしい山旅でした。雄大な南アルプスの山を堪能しました!

コースグレーディング:8D
椹島~赤石小屋:特に危険箇所なし。標識もあり安心。
赤石小屋~赤石岳:切れ落ちる箇所もあるが大丈夫。
赤石岳~荒川中岳:気持ちのいい稜線歩き!
荒川中岳~悪沢岳:岩登りあり
悪沢~千枚小屋:千枚岳手前で結構急な岩登りあり
千枚小屋~椹島:特に危険箇所なし。標識が登り向け。

東海フォレスト送迎バス:連休中は0630から臨時バスが出ていた。早めに並ぶが吉。駐車場は臨時駐車場がベスト。ダムまで行くと、臨時駐車場の人がなくなってからの送迎になってしまいます。
椹島ロッジ:トイレは水洗!日帰りシャワーあり。コインロッカーあり。
赤石小屋&千枚小屋:1泊2食¥9000、弁当¥1000。綺麗な小屋。寝具はコールマンの封筒型寝袋。清潔!トイレは綺麗な方だがアンモニア臭が目にしみる。赤石小屋では屋久島焼酎「三岳」も飲める!
赤石岳避難小屋:名物夫婦が最高!トイレも綺麗で臭くない!
荒川小屋:カレーうまい。トイレ綺麗!
基本、東海フォレストで情報チェックを。http://www.t-forest.com/alps/index.html
南アルプス赤石温泉 白樺荘:入浴(大人¥510、小学生¥200)。食事可。http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000132.html

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ 修理用具 ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品
虫除け 熊鈴・ベアスプレー ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ
トレッキングポール GPS機器 ストーブ 燃料 ライター

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登った山

東岳

東岳

3,141m

中岳

中岳

3,084m

赤石岳

赤石岳

3,121m

千枚岳

千枚岳

2,880m

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