行程・コース
この登山記録の行程
上日川峠(09:10)・・・福ちゃん荘(09:35)・・・大菩薩嶺[休憩 10分](10:40)・・・賽ノ河原(11:20)・・・大菩薩峠[休憩 10分](11:30)・・・石丸峠(12:10)・・・榧ノ尾山(13:10)・・・大ダワ[休憩 10分](14:15)・・・多摩源流・小菅の湯(15:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
今回は、晩秋の大菩薩嶺に24年ぶりに行ってきました。天候に恵まれ、大菩薩嶺近くの雷岩から大菩薩峠までは、富士山や南アルプスを眺望しながらの素晴らしい稜線歩きとなりました。また、下山は、たおやかな尾根歩きを楽しむため、牛ノ寝通りを小菅の湯に向かいました。広葉樹の続く牛ノ寝通りは、落葉していましたが、人も少なく静かな山歩きを楽しむことができました。もう少し早い時期に行く予定でしたが、11月は天候に恵まれず、紅葉の時期を逃してしまいましたが、下山後はゆっくりと露天風呂に入りお酒を飲みながらの反省会もでき、終わってみれば楽しい山歩きとなりました。
(上日川峠から大菩薩峠)
上日川峠から福ちゃん荘までは、林道か林道に沿った登山道を登ります。福ちゃん荘から唐松尾根を登りましたが、雷岩の手前あたりから展望が開けてきて富士山や南アルプスが見えてきます。大菩薩嶺は展望がないので、多くの人が雷岩で休憩を取っていました。雷岩からの眺望は素晴らしく、冠雪している富士山と南アルプスの全域を手に取るように望むことができました。ここからの富士山は特に素晴らしかったです。
雷岩からは、眺望を楽しみながら、笹の稜線をゆったりと下って行きます。大菩薩峠でも多くの人が思い思いに休憩していましたが、先が長いので小休止して出発しました。なお、峠の介山荘にはトイレがあります。
(大菩薩峠から小菅の湯)
峠から石丸峠に向かうと人がめっきりと減ります。峠からは熊沢山の登りになり、下ったところが石丸峠になります。石丸峠は展望のきく気持ちのよい峠です。石丸峠の先で牛ノ寝通りに入ります。なお、以後の分岐も含め分岐にはすべてしっかりとした標識がありました。
牛ノ寝通りに入ると人は更に少なくなり、登り下りのそれぞれ一組に出会っただけでした。牛ノ寝通りは広葉樹のたおやかな尾根で、落葉していましたが、新緑や紅葉の時期はさぞかし気持ちのよい所ではないかと思います。落葉でところどころで踏跡が分り難いところもありましたが、尾根が広くなく、また、東京水道局の杭や赤いテープの標識が多くあり、しばらく行くと踏跡や標識を見つけることができ、特に困ることはありませんでした。予定では小菅の湯到着が日没近くになるため、少し先を急ぐ必要があり、ゆったりとした山歩きができなかったことが反省点ですが、それなりに静かな山歩きを楽しむことができました。紅葉は、もう少し楽しめるのではないかと思っていたのですが、麓で見られる程度でした。
なお、結果として、予定より50分ほど早く小菅の湯に到着できましたので、ゆっくりと露天風呂のある温泉に入って、地酒を飲みながらの反省会もでき、楽しい山歩きを無事終了することができました。
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