行程・コース
天候
両日快晴
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
氷川キャンプ場駐車場に駐車(2/29まで無料開放中)、駐車台数は少ないです。帰りはお祭りバス停より12:18発の奥多摩駅行バスに乗車、鴨沢からの下山者で満員となりました。
この登山記録の行程
【1日目】
奥多摩駅(06:00)・・・三ノ木戸山分岐[休憩 10分](08:30)・・・六ツ石山分岐(09:00)・・・六ツ石山[休憩 10分](09:05)・・・六ツ石山分岐(09:20)・・・水根山[休憩 10分](10:20)・・・縦走路分岐(10:35)・・・鷹ノ巣山(11:00)・・・巳ノ戸の大クビレ(11:15)・・・千本ツツジ(12:00)・・・七ツ石山[休憩 10分](12:20)・・・ブナ坂(12:35)・・・雲取奥多摩小屋(13:00)・・・小雲取山(13:20)・・・雲取山[休憩 10分](13:50)・・・雲取山荘(14:20)
【2日目】
雲取山荘(06:00)・・・雲取山[休憩 10分](06:20)・・・三条ダルミ(06:45)・・・狼平(07:15)・・・北天のタル[休憩 10分](08:20)・・・三条ノ湯[休憩 10分](09:20)・・・後山林道終点(09:50)・・・塩沢橋[休憩 10分](10:40)・・・お祭(11:45)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
瑞牆山荘~金峰山、金峰山~大弛水峠、大弛峠~雁峠、雁峠~飛龍山(北天のタル)、、信州奥秩父から東京都奥多摩駅へと縦走する旅もこれがついにゴール。飛龍山(北天のタル)~奥多摩駅間をゴール側から縦走して繋げます。
始発の電車で目を覚ますとまだ真っ暗な奥多摩駅。身支度を整え、交番にて登山計画書を提出して真っ暗な奥多摩むかしみちに入ります。
ここから先は登山口まで標識はありません。一度林道に合流したら右へ、小さな集落を抜けてT字路に当たったら左へ、しばらく行くと右手に登山口が現れます。ここまで1時間半くらいでしょうか、ショートカットもあるようでしたが、標識なく作業道なのか登山道なのかわかりにくいです。
早朝は寒さで土が凍結し、霜柱も形を保っているため歩きやすい斜面も、徐々に日が高くなってくると溶け出し、滑りやすい斜面へと変わっていきます。石尾根は急坂が多く、稜線は疎林で日当たりもいいためとても滑りやすいです。水根山~鷹巣山間の稜線は今回の縦走のハイライト、奥多摩三山、富士山の大展望を眺めながら歩くことができます。
七ツ石山を通過し下降すると鴨沢から登ってきた登山者と合流し、突然賑やかになります。左手に奥秩父と富士山の山々が望める、こちらも眺めのいい尾根です。
雲取山山頂で振り返ると石尾根へと連なりグンと伸びる山稜、反対側には飛龍山を経て顕著な北奥仙丈ヶ岳へと至る奥秩父主脈縦走路、明日あそこをつめれば私の地図に書かれたルートは繋がるのです・・・
一度下降して辿り着いた雲取山荘は埼玉県側の山頂直下、小屋の水場は既に閉鎖され、テント場に雪もなく、水は小屋に分けていただかなくてはいけません。しかし分けていただけるのは1リットル程度が限度なので、自力で多めに担ぎ上げておくのが吉です。テントは5張りのみ、テント場としては奥多摩小屋の方が繁盛していたようでした。
翌未明、テントから這い出すと所沢市街(?)の明かりが煌々と輝いているのが見えます。歩き始めるころには東の空が赤く燃え始めます。空が一面オレンジになるころに再びの雲取山山頂、多くの方がご来光を山頂で待ち構えていました。
しかしご来光は待たず今日のゴールを求めて奥秩父主脈縦走路へ下降開始。誰にも会わない代わりに鹿の群れに何度も遭遇する獣臭い道です。1か月ぶりにたどり着いた北天のタルは変わらずひっそりと立ち、私を迎えてくれました。
ここからは800mの高度差を1時間で一気に下降します。三条の湯で給水し、林道を下降、タイミングよく来たバスに乗り奥多摩にて車を回収しました。
あとは、全ルートを縦走で繋いで行くだけです。実現する日が楽しみです!
ルート上に積雪はありません。チェーンアイゼンを持参しましたが利用することはありませんでした。
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