行程・コース
天候
曇り
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
鹿児島中央駅 宮崎行き 9:00発 霧島神宮駅着 10:00
10:20発のえびの高原駅行きバスを予定していたのだが、ダイヤ変更でもうそのバスはないとのこと。タクシーで丸尾温泉に向かう(3070円)。
丸尾温泉で霧島連山周遊バスに乗り換え、大浪池登山口10:57着
この登山記録の行程
大浪池登山口(10:57)・・・大浪池避難小屋[休憩 10分](11:27)・・・韓国岳避難小屋(12:33)・・・韓国岳[休憩 30分](13:30)・・・韓国岳避難小屋(14:33)・・・大浪池避難小屋(15:06)・・・大浪池登山口(15:25)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
春休みに南九州の山を巡る旅、三つ目は韓国岳。天候は曇りだったが、マンサクの花が満開。山頂で会ったご夫婦と楽しい会話をしたり、親切な方に空港まで送っていただいたり、感謝に堪えない。
<せっかくやってきた南九州、できれば開聞岳も韓国岳も登りたい>
宮之浦岳縦走に開聞岳、次に韓国岳とくれば、これはもう百名山のピークハントをやっているようにしか見えないだろう。実際やったことはそれそのものだが、土地勘の乏しい地方の山を巡るには百名山登山も良い方法ではないだろうか。それに出戻り登山者としては、そうそう何度も飛行機に乗って九州まで山登りには来れないお財布の事情もある。宮之浦岳縦走に比べると、開聞岳も韓国岳も地元の方にはお手軽な登山対象のようだ。であればなおのこと、この機会にまとめて登ってしまいたい。幸い九州は火の国。素晴らしい温泉がたくさんあり、登山の疲れを癒せるので、連登もやってやれないことはない。
<鹿児島市内から大浪池登山口までのアプローチ>
開聞岳同様、ここでもマイカー利用をせずに公共交通機関で登山しようとすると、本数がかなり限られている。出戻り登山者は、前夜に指宿から鹿児島市内に移動、宿泊して、JR(鹿児島中央駅ー霧島神宮駅)とバスを乗り継ぐ計画であった。しかし、事前に調べたバス時刻表が古かったらしく、当てにしていたバス(霧島神宮駅ーえびの高原)が走っていないことが現地で判明、やむなく霧島神宮駅から丸尾温泉までタクシーで移動。ついで、丸尾温泉から大浪池登山口まで霧島連山周遊バスを利用した。土地勘のない遠隔地からの登山者の皆さんは、綿密な下調べと計画、あるいはレンタカー利用などを検討すべきだろう。
<マンサクの花が楽しめる東回りコース>
大浪池避難小屋(小屋そのものは見つけられなかった、ここでは地点名として表記)で、コースは東回りと西回りコースに分かれる。コースタイムは西回りの方が若干短いようだが、出戻り登山者は東回りコースをオススメする。まず、この時期ならマンサクの群生地があるので黄色い花を楽しめる。途中、大浪池を見下ろす崖の淵に出るポイントが何箇所かあって、眺めがよろしい。西回りコースは帰りに通ったが、泥濘が多い。韓国岳避難小屋から山頂までの登りは急登。さらに上部は、火山礫でザレているので特に下りは足元に注意。技術的には何も問題はない。
今回は、山頂で地元からいらしたというNさんご夫婦や、熊本からいらしたというMさんと楽しくお話しさせていただいた。Mさんには、バスの待ち時間が無駄だろうと、わざわざ鹿児島空港まで車で送っていただいた。感謝に堪えない。(ちなみに予定していたバスは16:06大浪池登山口発、丸尾温泉で16:26発の鹿児島空港行きバスに乗り換え)
南九州の山旅は、土地勘の乏しさや下調べ不足でアプローチでトラブルもあったが、地元や山で行きあった人々からの温かい心遣いをいただき、素晴らしい温泉や食事を大いに楽しませていただいた。山そのものの思い出もさることながら、こうして出会った方々の温かい思い出が残ったいい旅だった。ありがとうございました。残念ながら火山活動に伴う規制で素晴らしい秀峰、高千穂峯には2016年3月時点で縦走できなかった。今度南九州を訪れる機会があれば是非登りたいものだ。
ルート定数18.3、主観的グレーディング2A
(後記)車で送ってくださったMさんは、熊本にお住いのはず。地震に被災された皆様共々、どうかご無事で、お元気でありますように。
(後記2)鹿児島市内では城山観光ホテルというところに宿泊したのだが、素晴らしいホテルで(特に展望風呂は最高)あった。しかし、そのぶんだけ泥で汚れた登山者が登山靴で入るのは非常に気が引けた。スタッフの方は、とても親切に接してくださったけれど。山シャツに登山靴姿で高級レストランで食事をせざるを得なかった私(テーブルマナーは自信がありますけど)。場所柄をわきまえずに、他のお客さんにも迷惑をかけなかったか、いたたまれない思いをした。かと行って、スーツを登山に持っていくわけにはいかないしなあ・・・
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