行程・コース
天候
初日:曇り一時晴、昼頃から雨と強風、2日目:晴
登山口へのアクセス
バス
その他:
毎日アルペン号
この登山記録の行程
【1日目】
美濃戸口(04:46)・・・美濃戸(05:31)・・・(07:58)行者小屋(08:20)・・・地蔵ノ頭(09:52)・・・横岳(11:12)・・・硫黄岳山荘(12:23)
【2日目】
硫黄岳山荘(06:07)・・・硫黄岳(06:48)・・・赤岩ノ頭(07:07)・・・赤岳鉱泉(07:54)・・・堰堤広場(09:05)・・・美濃戸(09:38)・・・美濃戸口(10:43)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
【時期】
この時期、梅雨が明けるちょうど良いタイミングだと思い好天を期待してました。ところが連休中の天気が崩れるとのことで、登山を避けた人も多い。美濃戸では車が路上にあふれていた
【登山コンディション】
行者小屋から地蔵に上るときにバテテしまった。体調不良が原因かどうかは分からず。標準タイムより大幅にオーバー。風は稜線に上がるにしたがって強くなる。ただ前回と違い横岳に行く人は意外といたようだ。稜線では思ったより風も強くなく、横岳に向かう。
鎖場が連続するが、思ったより難所と呼ばれるルートはなかった。確保用具は全く不要。ただし赤岳に比べ整備がされていない。ペイントマーカーも薄くなりわかりにくかった。地図やGPSでも判断が難しい。鎖場を進むにつれ疲れで休憩が多くなった。
午後からの雨という予報だが、曇り空、風が強いのため時々雨がぱらつく。このためソフトシェルジャケットで行動。岩が濡れると滑りやすくなる。
大同心、小同心付近で突然、雨が強くなり、レインジャケットを着用。この時点で衣服が水浸し。風も横殴り状態で2800メートルの稜線の悪天候を存分に味わった。ようやく硫黄岳荘に到着。ここから先の硫黄岳に向かい下るパーティーもいたようだが体力を消耗するのは間違いない。危険を感じた。
今回は軽量化で着替えをまったく持参しておらず、乾燥室で全身を乾かすしかない。このため1時間程度乾燥室にいた。13時頃にチェックインしたところ、登山者は少なかったが、15時を過ぎると満室になり、後で干せなくなる。チェックインは早めにするが、改めて重要と認識した。
稜線での悪天候の経験により、「レインコートはGORE-TAX製のセパレが必要」がスタンダードと考えていたが暑がり、寒がりと人により体感に差があり万人に当てはまらない。私は雨にぬれても寒さは感じなかった。リュックの中はほとんどが濡れていた。
北沢は明るく開けたところで虻の大群に襲われた。夏山は十分気を付けよう
【硫黄岳荘】
水はジョウゴ沢から汲み上げ、飲料用。トイレはウォシュレット。有料でシャワーは15分
相部屋のスペースも十分だった。更衣室荷物部屋もあり大変良い。消灯は8時
食事の味噌汁はスタッフの手仕込みで2年熟成のためおいしく感じた。おすすめ
歴史を感じる建築もあり大変落ち着く。
乾燥室は最初は広く感じたが、使う場合は宿泊者全員で利用になるため、大混雑することになる。早めの到着し乾燥すべき
【硫黄岳】
標識より実際は外れたところ。行き止まりの標識のところ。写真撮影も含めぜひゆっくり楽しみたい。今まで自分が歩いてきた稜線が一目で分かる(ただしロープから外れると危険)
。南から北へ回るのがストーリーがありいいと思う。また、横岳の通過も南回りがいいと思う。
この時期、硫黄岳荘を中心に、コマクサ(白花コマクサがレア)が一面に咲き登山シーズンとしてはベストだと思う
初日は悪夢のようなコンディションだが、2日は大変良い天気となり楽しめた
フォトギャラリー:55枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ロングパンツ | 靴下 | レインウェア | 登山靴 |
バックパック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | 帽子 |
グローブ | サングラス | 地図 | ノート・筆記用具 | 腕時計 | カメラ |
ナイフ | 健康保険証 | 行動食 |
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