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黒部五郎岳・薬師岳・雲の平縦走

三俣蓮華岳・黒部五郎岳・薬師岳・雲の平( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (Koh39 さん )

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行程・コース

天候

1日目:くもり後雨、2日目:雨、3日目:雨後曇り後時々晴れ、4日目:曇り後晴れ後曇り、5日目:晴れ後曇り

利用した登山口

新穂高温泉  

登山口へのアクセス

マイカー

この登山記録の行程

【1日目】
新穂高温泉(07:59)・・・笠新道登山口(09:01)・・・わさび平小屋(09:14)[休憩 25分]・・・小池新道登山口(09:50)・・・秩父沢出合(10:38)[休憩 10分]・・・シシウドが原(11:44)[休憩 13分]・・・鏡平山荘(12:39)

【2日目】
鏡平山荘(06:06)・・・弓折乗越(06:50)・・・双六小屋(07:47)[休憩 3分]・・・三俣蓮華岳(09:38)[休憩 5分]・・・巻道合流点(10:15)・・・黒部五郎小舎(11:06)

【3日目】
黒部五郎小舎(06:03)・・・黒部五郎岳(中ノ俣岳)(07:59)・・・中俣乗越・・・北ノ俣岳(上ノ岳)(10:58)[休憩 60分]・・・太郎平小屋(13:14)・・・薬師峠(13:34)[休憩 8分]・・・薬師岳山荘(15:04)

【4日目】
薬師岳山荘(04:09)・・・薬師岳(04:45)[休憩 20分]・・・薬師岳山荘(05:39)[休憩 45分]・・・薬師峠(07:08)[休憩 8分]・・・太郎平小屋(07:33)・・・薬師沢小屋(09:08)[休憩 15分]・・・雲ノ平(11:52)

【5日目】
雲ノ平(05:33)・・・雲ノ平キャンプ場分岐・・・祖父岳分岐(06:31)・・・祖父岳(06:51)[休憩 16分]・・・岩苔乗越(07:31)・・・徒渉点(08:13)[休憩 6分]・・・三俣山荘(08:48)[休憩 8分]・・・双六小屋(10:42)[休憩 20分]・・・弓折乗越(11:53)・・・鏡平山荘(12:21)・・・シシウドが原(12:53)・・・秩父沢出合(13:28)[休憩 12分]・・・小池新道登山口(14:07)・・・わさび平小屋(14:21)[休憩 9分]・・・笠新道登山口(14:39)・・・新穂高温泉(15:26)

コース

総距離
約68.8km
累積標高差
上り約5,822m
下り約5,822m
コースタイム
標準38時間25
自己31時間34
倍率0.82

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

2年ぶりの長期縦走のため、初日は新穂高温泉から鏡平山荘までと足慣らしにコースを設定。歩くにつれガスが下がってきてシシウドヶ原にて雨具着用、山荘につく頃には弱い雨になりました。その日は降ったり、ひとときガスが上がったりの天気で結局槍穂は見えず。2日目は雨の中を出発。風がほとんどないのが幸いだが、展望はなく、双六岳山頂はパスして中道を三俣蓮華岳へ。途中の稜線はさすがに風もあり、気温計は12.4度。休むこともままならず、そのまま黒部五郎小舎を目指す。途中、ライチョウの家族に出くわした。登山道は川の流れのようで慎重かつ足早に歩をすすめ、11時過ぎに小舎着。午後はストーブの入った談話室で停滞組と早付き組で雑談してすごす。3日目、4時半からの朝食前後にふたたび雷鳴、ひときわ雨も強くなり、みんなまいったなの表情。が、5時半ころには雨もほぼやみ明るくなり、皆一斉に行動準備で6時ころにはそれぞれ出発。しかし、さすがに黒部五郎岳はガスの中でむなしく山頂票を撮ったのみでそそくさと先に歩を進める。途中、登山道が池のようになっている部分も。北ノ俣岳につく頃に薄日も見え始め、ここで1時間の大休止。時折薬師岳も顔をのぞかせてくれた。ここで雨具も脱いで一気に太郎平へ、薬師峠のキャンプ場水場で飲料水を確保して薬師岳山荘を目指してまた登り。ここの沢筋登りを我慢して登り薬師平へ。残念ながらまたガスが。へろへろになってようやく薬師岳山荘着。受付で出していただいたお茶のありがったこと。予約時に平日中日なのでそんなには混んでないとは聞いていたが、がらんとした状態。聞けば折立への林道が通行止めでキャンセル続出とのこと、どうりで黒部五郎から太郎平までにすれ違う人があまりにも少なかったのに合点が。夕方はまた日も差してきたが夕焼けにはならず。4日目、朝飯前に薬師岳山頂を制覇する予定だったのでご来光も期待して4時に山荘を出発。ガスはあるものの天頂は見えていたので一路山頂へ日の出時刻前に山頂についたものの、東の方面はガス。山頂を独り占めで待つも一行に晴れず、後続者が到着してしばらくしてあきらめて下山。途中で漸く、槍、鷲羽、水晶が顔を見せてくれた。山荘に戻りひとり朝食をいただき(貴重な経験を。。薬師岳山荘の7/28ブログを)6時半前に出発。薬師沢小屋までを一気に下り、苦しい登りに備えて小休止。黒部川に別れをつげ沢筋の急登。正しいルートか不安になると青テープが正しいことを示してくれてこのあたり、絶妙な間合いです。樹林の中を1時間強がんばると漸く木道へすぐに展望開けることを期待したら時期にまた樹林のしかも足場の悪いところへ。いやになってきたころまた木道へその木道もあきてきたころにひょっこりとアラスカ庭園の標のところへ。残念ながら雲行きはまた怪しくなり、日本庭園もそそくさと歩きお昼前に雲の平山荘着。ゆっくり昼食をとったあと、身軽になり雨の心配をしながら、祖母岳(アルプス庭園)、取って返してキャンプ場へ水汲みに。ガスが下りては上がっての繰り返しでせっかくの景色はほとんどなし。夕方ガスも上がり水晶、黒部五郎、三俣蓮華がお目見え。しかしきれいな夕映えにはならず。5日目、漸く快晴か?と思いきや西の方から雲が進んできて黒部五郎にガスがかかり出す中を出発。やや遠回りにはなるが今回の中では最も天気が良いので祖父岳経由を選択。祖父岳山頂からは槍もしっかり見えたがしばらくするとガスの中へ。ここから岩苔乗越・黒部源流票へ一気の下り。地形図上では確かにこのあたりで川の線はなくなっているが、月曜日からの雨でここまで下るほぼすべての沢に水が流れており、とても源流という雰囲気ではなし。ガスがどんどん降りてくる中を三俣山荘まで登り返して小休止。お花畑を期待してカール道を双六小屋へ行くもガスが濃くなったり薄くなったりで雰囲気はあるものの写真にはならず。時間節約のため昼食は双六小屋のカレーうどん(期待以上においしかった)とカロリーメイトで済ませ、最後の難所弓折乗越へ。ガスで展望なしのため、休憩せず一目散に鏡平山荘へ。ここでも山は全く見えず立ち止まりもせずひたすら下る。ようやく秩父沢で小休止。これが今回の山行での最後の沢水での洗顔。人心地ついてまたひたすら下り。わさび平小屋で、久しぶりのトマトの丸かじりでパワーを補給し無事新穂高に到着。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ナイフ ツエルト 健康保険証 医療品 虫除け 熊鈴・ベアスプレー
ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール ストーブ 燃料
ライター クッカー

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登った山

祖父岳

祖父岳

2,825m

三俣蓮華岳

三俣蓮華岳

2,841m

薬師岳

薬師岳

2,926m

北ノ俣岳

北ノ俣岳

2,662m

黒部五郎岳

黒部五郎岳

2,840m

弓折岳

弓折岳

2,592m

太郎山

太郎山

2,373m

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