• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

屋久島宮之浦岳BCスキー2016

宮之浦岳( 九州・沖縄)

パーティ: 1人 (100ski さん )

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 参考になった

行程・コース

天候

2/5小雪 2/6小雪後吹雪

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 淀川登山口駐車場に駐車(無料)。
レンタカー利用(ノーマルタイヤ、チェーンなし)。
海岸部で雨であったが、標高約600m以上で雪であった。
淀川登山口までの道路は、除雪されていていた。
行きの日(2/5)の道路では、湿り雪で、ノーマルタイヤでも問題なく登れた。
帰りの日(2/6)の道路では、パウダースノーが激しく降って、みるみるうちに雪が積もり、スリップしながら下った。
2/7には、積雪・凍結で、ヤクスギランドから淀川登山口までの道路が通行止めになった。

この登山記録の行程

2/5
17:40淀川登山口-18:20淀川小屋(泊)

2/6
6:40淀川小屋-8:00小花之江河-8:20花之江河-8:30-11:00栗生岳-11:30宮之浦岳12:00-12:20栗生岳-15:20花之江河15:30-15:40小花之江河-16:50淀川小屋17:20-18:00淀川登山口

・宮之浦岳から栗生岳下の携帯トレーブースあたりまで、何か所かに分けてスキー滑走した。
・この日の登山道の雪の状態では、日帰りは十分に可能。
・スキーをしなければ、もっと短い時間で登山できると思われる。
・淀川登山口から淀川小屋までは、積雪0~5cm(新雪0~2cm含)。
・淀川小屋から標高1600m付近までは、積雪5~10cm(新雪2~5cm含)。
・標高1600mから宮之浦岳山頂までは、積雪10~100cm(新雪5cm前後含)。
。川の流れがある登山道は、周辺部が凍結していたり、吹き溜まりでスノーブリッジができていたりして、歩きにくかった。
・ロープ場では、岩の表面が凍結していて、スリップしやすかった。
・登山道の凹んだところに雪が多くあった。
・樹林帯より上(笹薮帯)では、笹薮には雪がほとんどなく、登山道およびその周辺部ばかりに雪があった。
・尾ノ間温泉(7時~21時、200円)。
・楠川温泉(9時~20時、300円)。

コース

総距離
約12.9km
累積標高差
上り約1,017m
下り約1,017m

高低図

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

備忘録です。
今回は、宮之浦岳に登った。
1月24日頃の九州の大雪で、屋久島にも大雪が降り、宮之浦岳でのスキーを実現する時がきたか?と思い、屋久島の天気、道路状況を監視していた。
1月30日に屋久島に行こうかと思っていたが、積雪により、淀川登山口への道路が通行止めが続き、次週以降に延期することにした。
祝日を利用できる2月11日からの4日間に屋久島に行くことも考えたが、その期間の天気予報が大雨で、とても行く気にはなれなかった。
今回の日程での天気予報は雪。
屋久島に行くなら今しかない、このチャンスを逃したら一生後悔する、と思い、今回、屋久島に行くことにした。
この週の初めからヤクスギランドから淀川登山口への道路の通行止めが解除され、雪の保存がよい状態が続きそうな感じであった。
しかし、屋久島も南の島だけに、晴れると日差しが強く、せっかく積もった雪が解けてしまうという、あせりもあった。
当日、実際に淀川登山口まで行ってみると、除雪されてまとまった雪以外はほとんど融けていて、新雪がわずかに積もっただけの状態であった。
この一週間前だと淀川登山口で積雪20cm程度あったようなので、今回、宮之浦岳でスキーできるかとても心配になった。
1日目は、淀川小屋で宿泊。
2日目は、本番。
泊り装備を小屋にデポして、出発。
登山道をしばらく進んでも、積雪が増える感じでもなく、スキーは無理かなと弱気になったが、標高1600mを超えてくると、急激に積雪が増え、吹き溜まっているところで1m以上あるところがあり、スキーの希望が出てきた。
しかし、樹林帯を超えた笹薮帯では、登山道以外の箇所で雪がほとんどなく、狭いところを少しだけ滑って終わりになるかもしれないと思った。
そう思いながら登っていたら、何か所か滑走ポイントがみつかった。
笹薮帯の見晴らしのいいところで、一瞬、ガスがなくなり、宮之浦岳らしい巨石の風景を楽しむことができた。
マンボウのような顔した魚男岩も見れてよかった。
しばらくして宮之浦岳に登頂。
ホワイトアウトで周りの景色を楽しめなかったが、吹雪の中で登頂したという充実感は大きかった。
山頂の岩陰でしばらく休んでから、スキーの準備をした。
まずは、宮之浦岳山頂直下の狭い登山道で滑走。
ショートスキーで小回りターンしないと滑走できないようなところであった。
長板だと横向きにもなれないようなところもあった。
雪はアイスバーンの上に新雪5cmほど積もった状態で、石に当たることなく滑走することができた。
ほかにも何か所か滑走ポイントがあった。
島渡りのようなスキー滑走となった。
最も良好な滑走ポイントは栗生岳下の登山道の横あたりであった。
滑走距離は、合計で300~400mといったところ。
それでも、宮之浦岳でスキーできたことに大満足であった。
あとは、怪我をしないで下山するだけ。
2日目も淀川小屋でのんびり宿泊する予定であったが、空の風が轟き、雪が激しく降り始めて、次の日の下山ではノーマルタイヤの車では道路を走ることができなくなると思い、急遽、この日中に下山することにした。
道路の雪が少ないうちに下山したのは大正解であった。
下山して、尾ノ間温泉で入浴して、飯食って、安房展望台駐車場で車中泊。
3日目、安房展望台で車中泊していると、町内放送で、積雪と凍結のため、ヤクスギランドから淀川登山口への道路が通行止めになるとの放送があった。
開通の見通しはたっていないとのことだったので、もし淀川小屋で泊まっていたら、レンタカーを返せなくて、飛行機代も無駄になってしまうところであった。
帰る前に楠川温泉で入浴し、レンタカーを返して、鹿児島空港に行って、鹿児島空港近くの宿でゆっくり休んだ。
4日目、鹿児島から家に帰った。
鹿児島空港を8時35分に出発し、家(東京)に11時40分に到着。約3時間。
飛行機、リムジンバス、電車の連絡が絶妙であった。
今回は、絶妙な場面がいくつもあり、思い出に強く残る山行となった。

続きを読む

フォトギャラリー:54枚

淀川登山口スタート。

登山道。

登山道。

淀川小屋。この日は、ここで宿泊。

淀川小屋の中。

2日目。淀川小屋スタート。

登山道の橋。

登山道。

登山道。

登山道。

小花之江河。

小花之江河。

花之江河。

花之江河。

登山道のロープ場。

登山道。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道の水場。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。魚男岩。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道からの眺め。

登山道。

栗生岳頂上。

登山道。

宮之浦岳頂上。

宮之浦岳頂上の三角点。

宮之浦岳滑走準備。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

宮之浦岳滑走。

栗生岳頂上。

栗生岳滑走。

栗生岳滑走。

栗生岳滑走。

栗生岳滑走終了。

登山道。

登山道のロープ場。

登山道の大岩。

花之江河。

小花之江河。

登山道のヤクスギ。

淀川。

淀川小屋。泊り装備回収。

淀川登山口到着。

すべての写真を見る

装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 登山靴 バックパック
ヘッドランプ タオル 帽子 グローブ サングラス 腕時計
カメラ 健康保険証 行動食 GPS機器 シュラフ シュラフカバー
スリーピングマット アウターウェア オーバーパンツ バラクラバ アイゼン
【その他】 スキー ビンディング クランポン シール 兼用靴 ウィペット

みんなのコメント

ログインして登山記録にコメントや質問を残しましょう

登った山

宮之浦岳

宮之浦岳

1,936m

関連する山岳最新情報

よく似たコース

宮之浦岳 鹿児島県

淀川登山口から宮之浦岳往復

最適日数
日帰り
コースタイプ
往復
歩行時間
9時間10分
難易度
コース定数
34
宮之浦岳 鹿児島県

世界自然遺産の屋久島で九州最高峰に登る

最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
14時間15分
難易度
★★★
コース定数
49
宮之浦岳 鹿児島県

宮之浦岳・永田岳 淀川登山口から永田へ

最適日数
2泊3日
コースタイプ
縦走
歩行時間
15時間15分
難易度
★★★★
コース定数
50
登山計画を立てる