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双六小屋~西鎌尾根~槍ヶ岳

双六小屋 西鎌尾根 槍ヶ岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 2人 (おこじょ さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

初日:晴れ 二日目:晴れ 三日目:晴れ時々曇り

利用した登山口

新穂高温泉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 夜中の12時過ぎに新穂高温泉の無料駐車場に着いたがすでに満車。
鍋平駐車場に車を止めて車中泊。
05:40 鍋平駐車場出発 ~ 06:09 新穂高温泉

この登山記録の行程

【1日目】
鍋平駐車場出発(05:40)
新穂高温泉(06:20)
笠新道登山口[休憩 10分](07:30)
わさび平小屋[休憩 20分](08:00)
小池新道登山口(08:36)
秩父沢出合[休憩 20分](09:30)
シシウドが原[休憩 10分](11:26)
鏡平山荘[休憩 60分](12:27)
弓折乗越[休憩 20分](14:25)
双六小屋(15:50)
双六小屋でテン場テント泊

【2日目】
双六小屋(07:22)
硫黄乗越[休憩 20分](09:05)
千丈沢乗越[休憩 30分](11:30)
槍ヶ岳山荘(13:30)
槍ヶ岳山荘で素泊まり

【3日目】
槍ヶ岳山荘(05:22)
槍ヶ岳[休憩 20分](05:50)
槍ヶ岳山荘[休憩 120分](06:30)
千丈沢乗越分岐(09:37)
槍平小屋[休憩 60分](11:04)
滝谷出合(12:50)
奥穂高岳登山口[休憩 10分](13:38)
穂高平小屋[休憩 20分](14:21)
新穂高温泉駅[休憩 10分](15:13)
新穂高温泉(15:26)
鍋平駐車場(15:58)

コース

総距離
約32.4km
累積標高差
上り約3,107m
下り約3,107m
コースタイム
標準19時間40
自己18時間32
倍率0.94

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

※登山をした日が、お盆休みの初日の「山の日」ということもあり、当初の予定していた駐車場所の、新穂高温泉無料駐車場が登山者でいっぱいだった。やむなく、鍋平駐車場に変更。鍋平駐車場は、無料の場所もあるが、今回は一日300円の有料の場所に駐車をした。夜中の12時過ぎに鍋平駐車場についた時は、余裕で車を止めることができたが、朝に近づくにつれて徐々に車が増えていった。四時過ぎには周りが動き出していた。鍋平駐車場から新穂高温泉登山口までは三十分の距離があり、しかも結構高低差がある。この移動が結構辛い。

※天気に恵まれていた分、日焼け対策が全くしていなかった。首元、腕が焦げ付くように日焼けをした。日焼け止め等、日焼け対策は必須だと実感。

※双六小屋のテント場が60張のキャパを超えていた。どこにテントを張るか、探すのに一苦労。水が豊富にある双六小屋もこの日は水不足になったという。テン場利用料金一人1000円。

※二日目の双六小屋から槍ヶ岳山荘までの稜線歩きは、景色がとても良かった。本当に気持ちがいい山歩きが出来た。ただし、二日目の行程は、すべてが稜線歩きの為、水場がもちろん無い。双六小屋で、水の補充は完璧にしたほうが良い。この日は日差しが強く、風もほぼゼロだった為、水を大量に消費する羽目になった。また、荒天時にこの道を歩くとなると結構危険が予測される。特に西鎌尾根周辺。

※槍ヶ岳山荘は予約なしで素泊まりで宿泊。宿泊料金は食事抜きで一人6500円。お盆休みで、人がたくさんいる中でも、宿泊することができた。ただし、テント場は、昼二時に槍ヶ岳山荘についた時点ですでに満員。
 この日、初めて経験する山小屋泊だった。自動販売機もあるし、携帯電話も充電できるし、売店では食料も買える。ただ、夜寝るときに、となりの人との近さに驚いた。一畳に二人寝る感覚。やはり、夜は眠れずに、十二時過ぎに小屋を抜け出し、星を見に行った。星がとても綺麗で、しばらく感傷に浸った。

※槍ヶ岳山荘では、夕日、星、ご来光と素晴らしい景色を見ることができた。天気に恵まれると、素晴らしい景色が見ることができる。夕日とご来光を、槍ヶ岳の山頂で見ている人が大勢いた。結構自由度の高い場所だと思った。

※槍ヶ岳山頂アタックをするために、槍ヶ岳山荘でヘルメットをレンタルした。レンタル料500円。登る前、ワクワク感と不安でいっぱいだった。実際登った感想は、危険なところはそれほど無く、危険な場所は、ハシゴやクサリで整備されていて、だれでも登ることが出来る、と思った。しかし、油断は禁物。必ず気を引き締めて登るべきだと思う。驚いたのは、槍ヶ岳の垂直な壁に、お年を召した方や、小学校低学年くらいの子供も、普通に登っている、ということ。



一生に一度は富士山に登りたい、というのが登山をしない人の願いであるように、登山に興味を持ち始めた人で、槍ヶ岳の頂上に立ってみたい、と願わない人はいないだろう…と、日本百名山を作った偉人が著書で述べている。

とても素晴らしい山旅になった。天気に恵まれていたおかげかもしれないが、言葉では表せない素晴らしい景色をたくさん見ることが出来た。その分、辛い、とても辛い山歩きもした。すべてを含め、登山は素晴らしい。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ 着替え コンパス
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ホイッスル 医療品
虫除け ロールペーパー 非常食 行動食 テーピングテープ トレッキングポール
GPS機器 燃料 カップ クッカー カトラリー

登った山

樅沢岳

樅沢岳

2,755m

弓折岳

弓折岳

2,592m

槍ヶ岳

槍ヶ岳

3,180m

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