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臆病者が大キレットを行く(槍ヶ岳、奥穂高縦走)

槍ヶ岳、奥穂高岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (yzr400 さん )

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行程・コース

天候

全て快晴!

利用した登山口

新穂高温泉  

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 平日の金曜日お昼ごろに登山者用無料駐車場へ行ったが満車なので鍋平の登山者用無料駐車場へ止めました。

この登山記録の行程

【1日目】
新穂高温泉(12:13)・・・新穂高温泉駅(12:20)・・・穂高平小屋[休憩 10分](13:10)・・・奥穂高岳登山口(14:00)・・・滝谷出合[休憩 10分](15:20)・・・槍平小屋(16:30)

【2日目】
槍平小屋(04:45)・・・千丈沢乗越分岐[休憩 10分](06:25)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 10分](08:20)・・・槍ヶ岳[休憩 20分](08:54)・・・槍ヶ岳山荘[休憩 10分](09:30)・・・中岳[休憩 30分](11:45)・・・天狗原稜線分岐[休憩 10分](13:05)・・・南岳小屋(13:45)

【3日目】
南岳小屋(04:53)・・・A沢のコル[休憩 20分](06:12)・・・北穂高岳[休憩 20分](07:20)・・・涸沢のコル[休憩 10分](08:10)・・・涸沢岳[休憩 10分](09:35)・・・穂高岳山荘[休憩 10分](09:48)・・・奥穂高岳[休憩 30分](10:23)・・・穂高岳山荘[休憩 30分](11:23)・・・荷継小屋跡[休憩 10分](13:15)・・・重太郎橋[休憩 20分](14:05)・・・奥穂高岳登山口[休憩 20分](15:10)・・・穂高平小屋(15:42)・・・新穂高温泉駅(16:30)・・・新穂高温泉(16:34)

コース

総距離
約29.4km
累積標高差
上り約3,672m
下り約3,672m
コースタイム
標準25時間35
自己20時間8
倍率0.79

高低図

標準タイム比較グラフ

GPX ダウンロード KML ダウンロード

登山記録

行動記録・感想・メモ

【コース状況】
特に危険な箇所は無かったです。
大キレットは高度感があるので高い所が苦手な方はちょっと厳しいかもです。
3点支持で通れば特に問題がないかと思いますが雨なので濡れている場合はこの限りではありません。

【感想】
日曜日から天気が崩れそうなので急遽8月に積み残した槍ヶ岳、奥穂高岳へ行く事にしました。
9月1日(木)
初日は荒神温泉に入ってから下にの方の登山者用無料駐車場へ行ったけど満車なので鍋平の登山者用無料駐車場へ止めました。
悲しいかな下の方に止めたので歩く距離が長い(><)
約30分歩いて新穂高温泉登山指導センターで登山届を出して出発!
初めての道でしたが林道を2時間近く白出沢まで、白出沢からゆるい上りの登山道をダラダラと槍平小屋までと歩くがこの季節は花が少なく楽しみが少ない、道中山手側でガサガサ音がするので見てみたら木の枝に黒い服を着た人が乗っているように見えたけどよく見ればクマさんだった(汗)
槍平小屋に到着して持ってきたビールを川へ冷やしに行って初のツェルトを張る!
晩御飯は麻婆豆腐でビールと一緒に食べて夕日に染まる奥穂高を眺めた後、寝床についた。

9月2日(金)
3時半起床!
空は満点の星空!
朝食、荷物の撤収を終えて4時44分に槍平小屋を後にする、ヘッテン点けて歩くのも少しの間ですぐに明るくなってくる、しばらくは樹林帯の中を歩くが笠ヶ岳が見える頃には樹林帯を抜ける、千丈分岐には救急箱が置いてあり、ここから飛騨乗越までは急登(><)
飛騨乗越から初めて槍ヶ岳とご対面(^^
槍ヶ岳山荘へ行く途中にテント場がありテント場一つ一つに番号が割り当ててある。
槍ヶ岳山荘に着くと水分補給をし、デジカメ&タブレットを持ちヘルメットをかぶって槍ヶ岳を目指す。
所々一緒の所もあるけど、上り下り分かれている所もあって離合が容易くできている感じがする、岩を三点支持で登り最後の梯子を登り切った所で近くにいた人に登ってきた時の写真を撮ってもらう(^^
この日は快晴で360°視界が効いて名だたる山々が一望できた、山頂で景色を堪能した後は槍ヶ岳山荘へ戻り、栄養補給と水分補給をし、大喰岳へと向かう。
大喰岳で濡れていたツェルト&シートを乾かしながら休憩を取り南岳へと向かう。途、中岳で少しの岩場がある程度でその他は稜線のアップダウンのある登山道となる。
南岳手前からガスが出たり消えたりする。
南岳小屋に着いて大キレットを行くか、ここで泊まるか悩んだけど足が疲れていそうだったので少し早いけど泊まることにしてツェルトを張る。
夕食までは景色を楽しんだり明日、大キレットを行くか下山するか地図を見ながら考える。
夕食を摂った後に外に出てみるがガスが多くてすぐに寝ることにしたが夜は風が強くてツェルトが壊れないか心配なくらいだった(汗)

9月3日(土)
昨夜吹いていた強い風はいつの間にか止み空は満点の星空!
これは大キレットを行かなければ!
5時前の東の空が明るくなって来る頃に南岳小屋を出て大キレットへと向かう小屋から小高い坂を越えるといきなりの急な下りで一気に高度を下げる。
今日は東の空の雲が多いのでご来光は諦めていたが常念岳の横から上がってくる朝日を拝むことができた。
長谷川ピークまでは岩稜帯を含む普通のアップダウンの道で長谷川ピークの北穂側が少し緊張するけど三点支持で渡れば問題がない。
飛騨泣きを前にエナジー補給&水分補給!
怖いって言うよりしんどい(><)
中々、北穂高小屋が見えない!このピークを登ればと何度裏切られた事か・・・。
でも、どんな道のりも一歩一歩、歩けば必ず着くと信じてついに北穂高小屋へ到着!
北穂高小屋のウッドデッキから見る槍ヶ岳が良い(^^
北穂高小屋のすぐ裏に山頂があって景色を堪能した後は涸沢岳を目指す!
早く奥穂高に行かないとガスがかかってしまう恐れがあるので休憩もそこそこに歩くが中々足取りが早くならない(涙)
涸沢岳に到着してもそこそこに奥穂高小屋へ行き、カメラとタブレットを持って奥穂高へと足を進める。
幸い山頂に着いた時はガスがかからずジャンダルムがかっこ良く見える(@@)
残念ながら槍ヶ岳や富士山は見えなかったが結構多くの山々を見ることができた。
昼から天気が崩れる予想なので早々に奥穂高小屋へ戻って簡単にエナジー補給&水分補給をした後に小屋裏の白出沢へのガレ場道を下って行くが道が有りそうで無く、無さそうで有る道を長々と下って行く、2時間近くガレ場を下ってやっと登山道に入るがこの登山道も林道に出るまでが長く林道に出ても1時間以上も歩いてやっと新穂高温泉登山指導センターに着いても30分かけて鍋平の駐車場まで歩くのが辛かった(><)
帰りに荒神の湯で汗を流して、平湯でお土産を買って帰路へとついた。



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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ タオル
帽子 グローブ サングラス 着替え 地図 ノート・筆記用具
腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ 修理用具 ツエルト
ホイッスル ロールペーパー 非常食 行動食 トレッキングポール ストーブ
燃料 ライター カップ クッカー

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登った山

槍ヶ岳

槍ヶ岳

3,180m

大喰岳

大喰岳

3,101m

中岳

中岳

3,084m

南岳

南岳

3,033m

北穂高岳

北穂高岳

3,106m

涸沢岳

涸沢岳

3,110m

奥穂高岳

奥穂高岳

3,190m

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