登山記録詳細

無雪期登山
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神室山・小又山(根ノ崎)2016 神室山・小又山(東北)
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記録したユーザー

ブナ太郎 さん
  • 日程

    2016年9月17日(土)

  • 登山口へのアクセス

    マイカー
    その他:根ノ崎登山口付近に4,5台駐車可

  • 天候

    曇り(山頂部はガスで展望なし)

この登山記録の行程

根ノ崎登山口(7:06)・・3合目(8:12【休10分】)・・神室山山頂(10:27【休12分】)・・天狗森【休15分】・・小又山(12:49【休5分】)・・越途(13:34)・・【休15分】・・根ノ崎登山口(14:54)


総距離 約14.2km 累積標高差 上り:約1,521m
下り:約1,521m
 神室山には、これまで3回登っている。2008年9月に登り、次は2011年6月、直近では2013年6月である。3回とも秋田県側の西ノ又コースを登り、パノラマコースを下りた。神室山は標高が1365メートルだが、登りがきつく、3回とも苦労した記憶がある。特にきついのは、胸突き八丁の急登と、下りの距離の長さだ。そうした苦労に報いるだけの雄大な展望と厳しい雪蝕地形が魅力だが、花の多さも特筆される。6月下旬に咲くヒナザクラやキヌガサソウの群生はとりわけ見事だ。
 今日は、秋田県側ではなく、山形県側から登る。根ノ先から急登をしのぎ、神室山山頂を踏んで、小又山を周回する。小又山から越途に至り、ここを左に下りて根ノ先に戻ってくる予定である。長丁場でアップダウンも多く、歩きがいのあるコースだ。
 最上町法田地区を北に進み、大又沢沿いの林道を7、8kmほど走ると根ノ崎登山口に着く。駐車できるスペースは狭く、3、4台で満車であるが、途中の林道脇に数台止めることのできるスペースがある。今日は、車の影はまったくない。一人で神室山を占領することになる。空はうす雲がかかり、絶好とは言えないが、天気予報では何とか大丈夫のようだ。
 7時6分に出発して渓流沿いを進み、沢を渡ると急登が始まる。ここから3合目の852m地点までは、標高約500m差をほぼ真っすぐに登っていく。一ヶ月ぶりの山歩きなので、汗が吹き出る。湿度も高いようだ。ペースが上がらない。いつもの登山靴を修理に出しているため、今日は以前に使っていたソールがすり減った靴を履いている。条件が良くないので、ペースを落として登っていく。周囲はブナとヒメコマツで気分が良い。
 時おりかすかに覗く青空を見て、3合目に着く。およそ1時間。ここで休憩し、軽く朝食をとる。
 3合目からはブナ林の穏やかな道を行く。ここが十里長峰と呼ばれるところだろう。右手には軍沢岳が見える。十里長峰の歩きは爽快である。1時間あまりの尾根歩きで8合目を過ぎると、突然展望が開ける。目の前に神室山の手前にそそり立つ峰が見える。この先に神室山があるはずだが、あいにくガスが濃くなり、山頂部や周囲の景色は霞んだままである。これから歩く小又山への稜線にも、少しずつガスがかかってきている。
 9合目手前の登山道は、一部崩落しており、ロープを頼りに崖を登る。ここは注意が必要だ。危険個所を過ぎると小又山への分岐点に着き、ここから神室山山頂まではわずかの距離である。
 山頂には2人の男性が休んでいた。10時27分の到着である。二人とも山形県側の有屋登山口から登ってきたという。山頂はガスに覆われ展望がまったくきかない。水分補給をして、天狗森から小又山へ向かう。
 ヤセ尾根歩きが今日のハイライトだが、残念なことに天狗森も小又山も見えない。振り返っても神室山はガスの中である。小又山までの標準コースタイムは2時半で、天狗森まではゆったりと標準ペースで歩いてきた。時間が押していたので、そこからはペースを大幅に上げ、小又山には12時49分に着いた。ここからは越途を経て、根ノ先登山口に下る。
 斜面を下ったあと、山腹を横切る道を行く。ブナ林に入ると多少のアップダウンを経て、越途に着く。1時34分である。今日はガスが濃いが気温も湿度も高い。このあたりで水分を十分に取って、下りていく。
 この下りは、最後の1時間がきつい。朝日連峰も飯豊連峰もそうだが、最後の数十分が本当にしんどい。休みを入れ、水分を取りながら、トラロープを持って急坂を下っていく。
 根ノ崎登山口には14時54分に到着した。正味、約7時間の行程だった。

登山中の画像
登山画像
根ノ崎登山口
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渓流沿いに進む
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沢を渡って急登へ
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一合目の標示
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ブナの林を行く
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木の根が露出した登山道
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852メートルピークまで続く急登
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ヒメコマツが混じる
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軍沢岳が見えてくる
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見事なブナの大木
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急登は終わりに近い
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三合目で休憩
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苔むしたブナの根
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十里長峰へ
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快適な尾根歩き
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二重山を見る
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左手に見える天狗森
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青空が覗く
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天狗森から小又山へ続く稜線を見る
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ヤセ尾根の向こうに神室山が見えるはずだが
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遠くに山伏山・高松岳の稜線が見える
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天狗森から小又山への稜線にガスがかかる
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雪でえぐられた山襞を見る
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8合目を過ぎて急登は目の前
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9合目の向こうに山頂は霞む
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神室山山頂に到着
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新しい山頂碑
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センジュガンピの清楚な白
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ガスに覆われた前神室山方面
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ウメバチソウ
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天狗森・小又山への分岐点
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小又山はガスの中
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左側が切れ落ちたヤセ尾根を歩く
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神室山方面を振り返る
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左手の神室山山頂付近はガスの中
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オヤマリンドウ
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山伏山・高松岳にも雲がかかってきた
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天狗森が姿を現した
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ヨツバヒヨドリ
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オトギリソウ
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歩いてきた天狗森から神室山への稜線を振り返る
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ガスが飛んで、小又山が見えてきた
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小又山山頂
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火打岳方面はガスの中
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これから下る越途方面を見る
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きれいなブナの林
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越途で左手に下りる
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ブナの中を歩く
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樹間に神室山方面が見える
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遠くに見える天狗森
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ロープの急坂が連続する
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最後の急坂を前に
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小又山登山口はもうすぐ
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小又山登山口に着く
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大又沢を渡って根ノ崎登山口へ
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