行程・コース
天候
曇り(稜線はガス)
登山口へのアクセス
マイカー
この登山記録の行程
親倉見登山口(6:17)・・槍ヶ先(8:32)【休10分】・・大尺山山頂(9:57)【休10分】・・火打岳山頂(10:38)【休10分】・・大尺山山頂(11:00)・・槍ヶ先(12:28)・・【休10分】・・親倉見登山口(13:42)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
鳴子温泉から中山平を過ぎて山形に入り、陸羽東線の線路と交差しながら車を走らせる。赤湯温泉から最上町に入り、JR鵜杉駅を横切って山中に入っていく。田んぼが段々になり、親倉見に着く。ここが登山道の入口になる。駐車スペースはほとんどなく、田んぼ道の路肩に車を止めた。
6時17分に登山口を出発する。杉林を行き、ご神木を右に見ながら歩いていくと、傾斜が急になってくる。ジグザグの道を上り、稜線に乗り上げると、傾斜のきつさはそのままに、道は真っ直ぐな登りになる。周囲は落葉樹に変わっている。
真っすぐ登って分岐点に至り、幅の狭くなった道をさらに登る。傾斜は相変わらずきついままである。登りに登って、ようやく傾斜が緩むと、途中に小さな池がある。池にはモリアオガエルの卵があちこちに固まっている。
しばらく平坦な道を歩くと、また登りになる。この辺りになるとブナが目立つ。4本のブナを過ぎ、左手に八森山の姿が大きくなると、槍ケ先は近い。アカヤシオやシロヤシオを見ながら稜線に出て、8時32分に槍ケ先に出た。ここは展望がよいところなのだが、あいにくとガスが広がっており、展望がきかない。
晴れていれば、槍ケ先からのヤセ尾根歩きは素晴らしい。正面に大尺山を見ながら爽快な尾根歩きができる。アップダウンを繰り返し、左手の稜線に小さく火打岳の頭が見えるようになると、鞍部からの急登が目の前に迫る。ここを登ると大尺山山頂である。
大尺山山頂からは左に90度折れ、痩せ尾根を火打岳に向かう。火打岳の先には小又山、さらに遠くには神室連峰の盟主である神室岳が鎮座している。右側の斜面は切り立ち、深い雪で削られて、山ひだが深く険しい。
慎重にヤセ尾根を進み、10時38分に火打岳山頂に着く。360度の大展望である。端正な三角形の小又山が大きく迫ってきて、そこに続く登山道も確かめることができる。ガスが濃くなったり、薄くなったりしながら流れ、今ひとつすっきりしない展望だ。
山頂で10分休み、来た道を引き返す。大尺山、槍ケ先を通り、3時間足らずで親倉見に戻った。
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