行程・コース
天候
晴れのち暴風雨
登山口へのアクセス
バス
その他:
往路
毎日アルペン号 竹橋~戸台口
登山バス 戸台口~北沢峠
復路
登山バス 北沢峠~広河原~甲府
JR特急 甲府~新宿
この登山記録の行程
北沢峠(07:00)・・・五合目(大滝ノ頭)[休憩 10分](08:28)・・・小仙丈ヶ岳[休憩 10分](09:42)・・・仙丈ヶ岳[休憩 20分](10:42)・・・仙丈小屋[休憩 20分](11:35)・・・馬の背ヒュッテ(12:12)・・・藪沢小屋・・・五合目(大滝ノ頭)[休憩 10分](12:45)・・・北沢峠(13:33)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
2016年10月8日、3連休の初日に初の南アルプスへの山行を計画。日帰りのため甲斐駒ケ岳か仙丈ケ岳で悩みましたが紅葉、カールの景観がすばらしくライチョウとの遭遇率が高い仙丈ケ岳に決定しました。
いつもお世話になる毎日アルペン号で戸台口に到着したのが朝の4時30分。おにぎりを食べながら6時5分発の登山バスを待ちます。5時過ぎには強めの雨が降り始めますが、その後は小雨が降ったり止んだり。天気予報では終日雨予報(0~1mm)のため心配です。
北沢峠に着いたら身支度を整え、すぐ近くにある登山道入り口から山頂へ向けてごー。
このころには雨もあがり雲の切れ間からは日差しが差し込みます。
もしかして?と期待が膨らみますが・・・
登山道入り口からの樹林帯はまずまずの登りが続きますが、背後の甲斐駒ケ岳、周辺の山々を眺めながら順調に5合目に到着。ここで馬の背ヒュッテとの分岐がありますが予定通り小仙丈ケ岳方面に向かいます。
5合目を過ぎるとすぐに森林限界となりハイマツが広がります。ライチョウとの遭遇を期待し周辺をきょろきょろしていると、いつのまにか周辺をガスに包まれてしました。ぽつぽつと降りだし次第に雨脚が強まります。
小仙丈ケ岳に到着。眼下には見事な小仙丈カールが広がっているはずですが、当然何も見えません。こうなっては景色は望めないので、らいちょうさん出てきて下さいと願うしかありませんでした。
らいちょうを探しながら小仙丈尾根を進みますが途中からはそれどころではない事態に。
台風のような暴風に晒されます。何とか山頂に到着!立っているのもつらい状況のため岩の背後に隠れ少しの休憩後すぐに下山を開始しました。
尾根沿いは強風が想定されるので予定を変更して仙丈小屋経由で下山することにしました。
後で気づきましたが仙丈小屋には仙丈カールを周回するように登山道があり山頂からは15分程度で小屋に到着するようです。しかしこの時は来た道を仙丈小屋の分岐まで戻ってしまいました。ただこの間違いが、らいちょうとの遭遇につながったので結果オーライでしょうか。分岐から小屋に向かう途中で不意にライチョウが道を横切ります。思わずライチョウだーと声が出ます。急いで写真を・・・いつもはザックに固定しているカメラが暴風雨だったためザックの中に・・・急いでカメラを出しましたがライチョウ君はトコトコと・・・
写真は撮れませんでしたが、ライチョウの集団に出会えて満足です。ちなみみライチョウ君は真っ白な冬毛に覆われていました。
後に聞いた情報によると小仙丈尾根の分岐から仙丈小屋に向かう道が最もライチョウとの遭遇率が高いようです。
ライチョウとの遭遇も果たし小屋で休憩中に今日の工程のおさらい。
予定では16時のバスに乗車するためライチョウを探しながらのんびり登り、山頂でも十分な休憩時間をとる予定・・・のはずが11時45分に仙丈小屋・・・急げばぎりぎり13時30分のバスに間に合うかも!
・・・自分が先行してバスに間に合えば少しぐらい待ってもらえるかもとの期待を込めて急ぎますが結局バスにはわずか3分間に合わず。
仕方なく?16時のバスまでこもれび山荘でおいしいビールで乾杯!
このあとバスを乗り継ぎ甲府には18時40分着・・・竹橋からのバスの旅もようやく終わり甲府駅の小作でほうとうを食べて最終のスーパーあずさに乗車。
23時30分に帰路に着きアクセスの悪い南アルプスを堪能しました!
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