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浅間嶺と二つの滝巡り

浅間嶺、華水の滝、夫婦の滝( 関東)

パーティ: 1人 (ガバオ さん )

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行程・コース

天候

晴れのち曇り

登山口へのアクセス

バス
その他: ホリデー快速あきかわ1号、武蔵五日市8:10発、都民の森行き急行バスで上川乗下車。

この登山記録の行程

上川乗バス停出発(8:45)-熊野神社参拝-登山口発(9:05)-浅間嶺休憩広場(10:05)-浅間嶺西峰を経て東峰(10:15着/10:35発)-小岩集落八坂神社(11:20)-小岩バス停(11:40)-華水の滝往復(約30分)-宝蔵寺-夏地橋(12:40)-夫婦の滝(13:30)-尾根通林道(13:44)-羽根撞橋(14:00)-小和田坂バス停(14:10)

コース

総距離
約18.5km
累積標高差
上り約1,483m
下り約1,507m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

初冠雪した富士山こそ見えませんでしたが、晴れ間の広がった浅間嶺からは大岳山、御前山の山並みを
堪能できました。華水の滝と夫婦の滝は、夫々が奥深い場所にあって見応え十分でした。

≫晴れるかどうか、微妙な天気予報なので、眺望と滝を組み合わせ、「晴れてよし、曇ってもよし」の
コースを考えてみました。檜原の古い集落を巡るのも楽しみのひとつです。

都民の森行き急行バスは増便2台で出発しましたが、紅葉には未だ早い為か、ハイカーはさほど多く
なく、上川乗バス停で降りたのは私一人でした。 熊野神社に参拝をしてから登山口に向かいます。

登山路は、浅間嶺の直下まで静かな植林帯が続きます。
足元から蒸気が立ち上がり、植林の根元にうっすらと靄がかかる様子は何とも幻想的です。
高曇りだった空にも徐々に青空が見え始め、浅間嶺からの眺望に期待が高まります。

途中、クマ鈴を鳴らしながら下りてくる地元の方とすれ違いました。
今年はドングリの実りが悪く、熊の行動範囲が広がっている様だと注意して下さいました。

小一時間で稜線に辿り着き、浅間神社の祠にお参りしてから、浅間嶺東峰からの展望を楽しみました。
富士山は雲の中でしたが、大岳山と御前山の眺望は期待通りで、このコースにした甲斐がありました。

眺望をたっぷりと見納め、次は滝を目指して北秋川の小岩集落に向かいます。
王子ヶ城の跡地はのどかな畑に姿を変えていますが、橘高安や為定親王の昔の香りが微かに残っている
様にも感じられます。

檜原村の観光HPでも紹介されている「華水の滝」と「夫婦の滝」ですが、中途半端に奥まった場所に
位置する為か、訪れる人は少ないようです。

華水の滝は、小岩バス停の西にある羽根撞橋の袂から山に入り、早目のペースで往復30分程でした。
紅葉シーズンに備えてか、下草がきれいに刈り込まれていましたが、夏場は相当草深くなるものと思
われます。途中小さな沢を渡る古い桟橋がありますが、苔むして滑り易いので注意が必要です。

湯久保沢の中程に位置する夫婦の滝へは、小岩からと夏地からの2つのルートがあります。
今回は、夏地の宝蔵寺に参拝した後、夏地橋を渡って湯久保に向かう林道に入りました。
林道沿いには人気のない民家や宿泊施設が目に付き、途中ですれ違ったのは、湯久保から下って来た
移動スーパーの白いトラックだけでした。

舗装された林道の終点から、案内標に従って民家の軒先を抜け、踏み跡の薄い山道に入って行きます。
湯久保尾根の中腹を巻くようにして進み、小さな沢を二本渡ると、小岩からのルートの分岐道標があり、
そこから夫婦の滝の滝壺まで降りることが出来ます。

夫婦の滝は、先ほど渡って来た二本の沢が、二条に並んで同じ滝壺流れ落ちるという、珍しい地形の
妙によって出来た滝で、二条のバランスも美しく、まさしく夫婦の滝、一見の価値があります。

帰りは、先程の道標から小岩に向かう「尾根通」に出て、舗装された急な道を駆け下りると、華水の滝
の入口と同じ羽根撞橋の袂で秋川街道に合流します。

再び秋川街道を歩いて小和田坂からバスに乗り、十里木で途中下車して、3時には瀬音の湯へドボーン。

今日のルートの組合せは我ながら上出来だったな~、などとほくそ笑みながら、湯上りのビールを頂き、
今週もしっかり締まりました~。

本日の総歩数30,527歩、歩行距離21.6km、消費カロリー1,392kcal、脂肪燃焼量99g也。

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フォトギャラリー:37枚

上川乗バス停で下車。

熊野神社には、檜原村名木第一号の大杉が聳えています。

バス停の西に、浅間嶺への登山口があります。

静かな植林帯の中を進みます。

浅間嶺下の休憩広場に到着。時間も早く、誰もいません。

浅間神社の祠に参拝。

浅間嶺からの大岳山。

ここから見る御前山は絶品だと思います。

小岩林道を伝って小岩集落に下ります。

林道からの御前山。湯久保の集落も良く見えます。

小岩の八坂神社。歴史があります。

王子ヶ城の跡地、橘高安の居城跡と伝わります。

御前山という名前が似合います。

小岩のバス停の直ぐ西側から華水の滝に向かいます。

結構奥深く進んでいきます。

華水の滝、フレームに収まりません。

バス道に戻って、夏地に向かう途中、東京獅子博物館がありますが、休館でした。

どこか懐かしい、鶏頭の花。

夏地の付近で直角に曲がる秋川

歴史ある夏地の宝蔵寺に参詣。

夏地橋を渡って夫婦の滝のある湯久保を目指します。

湯久保に向かう林道。

午前中に登った浅間嶺。

林道終点から滝までは約1kmです。

小さな沢を二本渡ります。

二本目の沢

小岩からのルートと合流し、ここから滝壺に下ります。

夫婦の滝です。先ほど渡った二本の沢が別々に、同じ滝壺に落ちています。

自然の妙です。

帰りの尾根通の林道から見る、浅間尾根の一本松ピーク。

小岩の羽根撞橋でバス道に合流します。

瀬音の湯の湯上りセットで、今週も締まりました~

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア 登山靴
バックパック スタッフバック 水筒・テルモス ヘッドランプ 予備電池 タオル
帽子 グローブ 地図 コンパス 登山計画書(控え) ナイフ
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 携帯トイレ
非常食 行動食 GPS機器

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登った山

浅間嶺

浅間嶺

903m

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