行程・コース
天候
曇り
登山口へのアクセス
マイカー
その他:
駐車場には50台以上駐車できる
この登山記録の行程
登山口(9:25)・・・宝寿台(9:59)・・・国司沢(10:19)・・・甲岩(10:25)・・・護摩壇(10:52)・・・霊山城跡(11:04)・・・日枝神社(11:36)・・・霊山閣跡(11:43)・・・東物見台(12:09)・・・弁天岩(12:44)【昼食15分】・・・日暮岩入口(13:16)・・・登山口(13:29)
高低図
登山記録
行動記録・感想・メモ
冬場の山選びは難しい。冬場の雪山に登る技量はないので、歩くのは海に近い低山が中心となる。標高は1000m未満になるだろうか。そのような観点から、今年最後の山に選んだのが福島県の霊山である。この山は、8年半前に一度歩いたが、それは初春だった。山歩きを始めてそれほど経っていない頃で、主要なハイキング道をなぞっただけだった。距離にすれば4kmほどだったようだ。初春ということもあり、華はまったく咲いていなかった。奇岩が目立つ山だった。いや,山というよりも自然豊かで宗教的な色合いに満ちた観光地という印象が強い。
今日は初冬の山歩きで、今年最後ということもあり、歩きをじっくり楽しもうと思っている。あちらこちらにある展望台は、一通り登ってみる予定である。登山口を9時25分に出発した。舗装道路からすぐに登山道に入り、階段状の道を登って宝寿台に着く。鉄の梯子で岩の上に登り、こどもの村を見下ろす。絶景である。この山は絶景を楽しむところに妙味がある。
宝寿台を下り、国司沢へ向かう。道には霜が降りている。途中、分岐点に危険箇所の標示がある。登山道の一部が崩落しているらしい。とりあえずそちらへは行かずに、甲岩に登ってから護摩壇へ向かった。護摩壇への道は、いくぶんスリリングだが、柵や鎖がしっかり整備されているので,ハイキング客でもそれほどの危険は感じないだろう。
護摩壇に着く頃には青空が見え、遠く安達太良の峰も白く見える。眺望を楽しんで先に進むと、11時過ぎに霊山の城跡に着いた。2名の男性が休んでいた。途中でカモシカを見たという。
ここからは日枝神社に向かい、そこから霊山閣跡を訪ね、引き返して東物見台に12時9分に着く。ここからは太平洋が望める。眺めを楽しんで、12時44分に弁天岩で昼食休憩とした。ここは奥まった場所で、大きな岩の下部に小さな祠が祀ってある。
15分の休憩後、日暮岩を経由して登山口に戻った。途中、懸念していた崩落個所は、松の木が根元から倒壊していた場所で、一般の登山者ならば「注意して歩くように」という標示で済むのだろうが、ハイキング客まで含めると、「危険」「進入禁止」となるのかもしれない。そこは各人の判断によると思う。
みんなのコメント