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奥大日岳 - 称名滝から室堂へ抜ける

奥大日岳( 北アルプス・御嶽山)

パーティ: 1人 (やまねこN さん )

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行程・コース

天候

晴れ

登山口へのアクセス

マイカー
その他: 称名滝駐車場は、称名道路の開通時間に注意。夏山シーズンは、6:00~18:00、それ以外は7:00~17:00。冬季閉鎖(11月下旬~4月中旬)。

この登山記録の行程

称名滝P(6:30)・・・登山口(6:40)・・・牛の首(7:25)・・・大日平山荘(8:10)・・・大日小屋(10:00)・・・奥大日岳(11:40)・・・室堂ターミナル(14:05)・・・高原バス・・・弘法(14:50)・・・八郎坂登山口(15:55)・・・称名滝P(16:10)

コース

総距離
約29.3km
累積標高差
上り約2,383m
下り約2,384m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

称名滝登山口から猿ヶ馬場間は、樹林帯の登山道。猿ヶ馬場手前の急登は落石の危険があるので注意。猿ヶ馬場から牛の首までも、数年前の崩落後、登山道の付け替えと整備は終わっているが、落石の危険があるので要注意。
牛の首から大日平入り口までは、ハシゴや足場は整備されているが、痩せ尾根なので足元注意。
木道が始まれば、危険区間は終了。しばらく歩くと展望が開けて、右手に薬師岳が見える。大日平はラムサール条約登録に伴い、木道の補修が進んで歩き易くなった。
大日平山荘から稜線までは、樹林帯の中をひたすら登る。沢を4、5回横切り、岩場の下を通過して尾根を乗り越え、大日岳南面のトラバースに入ると、正面に大日小屋が見えてくる。
小屋の手前で稜線に出ると、正面に剱岳がピラミッド型の凛々しい姿を見せてくれる。
中大日岳は目立たない岩場で、登山道はその脇を通り過ぎる。その先が七福園。剱岳と立山を借景にしたハイマツの庭園といった趣は、このルート一番の景勝地と言っていいだろう。
この先、一旦100mほど下って奥大日への登りに入る。このあたりは、お花畑で、様々な高山植物が目を楽しませてくれる。この付近は、足元に称名渓谷と弥陀ヶ原、そして薬師岳や立山の展望もすばらしい。
ハシゴ場を過ぎ、二重山稜の中を抜けて長いトラバースを登りきると、狭い稜線を抜けて奥大日岳に到着する。
奥大日岳は、東大谷を隔てて剱岳と対面する。山頂から左に伸びる早月尾根の長大さを実感できる場所だ。
奥大日岳からは、室堂まで大勢の登山者とすれ違いながら下る。
室堂からは弘法まで高原バスで移動し、弘法から八郎坂を経由して称名滝駐車場に戻る。
八郎坂は来た斜面なので、湿っぽく苔むした登山道は、今ひとつ好きになれない。この日も、八郎坂に差し掛かると雲の中に入ってしまい、暑くない代わりに、ガスのかかる登山道は単独行者にはちょっと心細さを感じさせる。
晴れていれば称名滝の姿が望める展望台も、この日はおぼろげな滝の姿しか見ることができなかった。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 地図 コンパス
ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え) ナイフ ツエルト
健康保険証 ホイッスル 医療品 ロールペーパー 非常食 行動食
テーピングテープ

みんなのコメント

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  •  すばらしい展望ですね。

     昔、劔岳に登った後、雷鳥平でツェルト泊して、奥大日岳を往復した時のことを思い出して、懐かしく拝見させていただきました。

  • 写真を楽しんでいただけて良かったです。
    雷鳥平からの往復も、すばらしい展望を楽しむことができますが、大日岳までの縦走も、展望がすばらしいルートです。称名滝から登ると、大日岳の稜線に出るまでの登りがきついですが、稜線で剱岳を見られたときの感動はひとしおです。
    一方、奥大日からの縦走であれば、下り基調なので楽して展望を楽しむことができます。
    大日三山は、立山、剱と比べると地味な印象ですが、とても良い山です。機会があれば、また歩いてみてください。

登った山

奥大日岳

奥大日岳

2,611m

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最適日数
1泊2日
コースタイプ
縦走
歩行時間
10時間30分
難易度
★★★
コース定数
33

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