行程・コース
この登山記録の行程
【1日目】
新穂高温泉(06:10)・・・穂高平小屋(07:23)・・・奥穂高岳登山口(08:30)・・・滝谷出合(10:28)・・・槍平小屋(11:50)・・・標高2,300m地点にてビバーク(16:00ごろ)
【2日目】
テント(07:00)・・・千丈沢乗越(10:30)・・・槍ヶ岳山荘(13:00)・・・槍ヶ岳(13:55)・・・槍ヶ岳山荘(14:30)・・・千丈沢乗越(15:00)・・・テント(16:00)・・・槍平小屋(17:21)
【3日目】
テント(8:00)・・・槍平小屋(8:40)・・・滝谷出合(9:05)・・・奥穂高岳登山口(10:13)・・・穂高平小屋(10:45)・・・新穂高温泉(11:29)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
撃った牡鹿の肝臓から「槍型吸虫」という名の寄生虫が沢山出てきて、それを絞り出していたら何だか槍ヶ岳へ行きたくなった。
最近、雪崩のニュースが絶えないので、中崎尾根を通る計画を立てた。
初日、槍平の手前で借りていたスノーポンが割れてしまい、帰ろうかと思ったが、つぼ足でもそれほど沈まないので続行。
槍平から奥丸山への道は道のりのロスが大きいので、飛騨沢をもう少し進んでから緩い尾根を登ることにした。2300mくらいの場所で力尽きて幕営。三人用テントしか持ってないので重かったが快適だった。
二日目の朝、寝坊して出発が7時になってしまい、急いで出かけるといきなりアイゼンでズボンが裂けた。
千丈沢乗越の手前の岩は怖かったので、帰りは回避した。槍の穂先はもっと怖かったが仕方なく登った。降りになると頂上まで登ったことを後悔し、クレイジーケンバンドの「たすけて」という曲を声に出して歌った。アイスクライミングを一回も練習していなかったら死んでいただろうと思うくらい怖い。鎖は氷に埋まっていたが、ハシゴは夏のように使えた。
テントに戻ったらちょうどいい時間だったので同じ場所に2泊。今考えると、ビバーク地としてこの場所を選んだことが、体力と道のりとのバランスが合っていて良かったのだろうと思う。
出会った登山者は4名(うちスキーヤー1名)だがみんな飛騨沢ルートだった。スキーヤーは日帰りだそうで、早く移動できるのが羨ましかった。
フォトギャラリー:5枚
装備・携行品
シャツ | アンダーウェア | ダウン・化繊綿ウェア | ロングパンツ | 靴下 | バックパック |
サブザック | スタッフバック | スパッツ・ゲイター | 水筒・テルモス | ヘッドランプ | タオル |
帽子 | グローブ | 着替え | 地図 | コンパス | ノート・筆記用具 |
腕時計 | カメラ | 登山計画書(控え) | ナイフ | 修理用具 | ツエルト |
健康保険証 | ホイッスル | 医療品 | ロールペーパー | 非常食 | 行動食 |
テーピングテープ | GPS機器 | テント | シュラフ | シュラフカバー | スリーピングマット |
ストーブ | 燃料 | ライター | カップ | クッカー | カトラリー |
ローソク・ランタン | アウターウェア | オーバーパンツ | バラクラバ | オーバーグローブ | 雪山用登山靴 |
アイゼン | ピッケル | ワカン | ショベル | アイスアックス | ゴーグル |
ロープ | エイト環・ATC | カラビナ | 安全環付きカラビナ | クイックドロー | ビレイデバイス |
スリング | ハーネス | ヘルメット |
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