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天城シャクナゲを見に天城山へ2017

天城山( 関東)

パーティ: 2人 (静吉@2022 さん 、ほか1名)

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行程・コース

天候

午前中は軽い晴れでしたが、午前10時ごろには万二郎山付近でガスが上がってきた。午後3時ごろから晴れ間が見えだしてくる。

登山口へのアクセス

マイカー
その他: マイカーにて天城高原駐車場(ハイカー専用)

この登山記録の行程

登山口 9:00 → 万二郎岳 10:47 → 万三郎岳 12:35 → 涸沢分岐点経由四辻 15:39 → 天城高原駐車場 15:57 全行程休憩を含め7時間丁度です。

コース

総距離
約8.4km
累積標高差
上り約864m
下り約863m

高低図

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登山記録

行動記録・感想・メモ

天城高原駐車場(ハイカー専用です。ゴルフ場の駐車場ではありません)からほぼ午前9時入山です。

入山口から四辻、四辻から万二郎岳、万二郎岳から万三郎岳、万三郎岳から涸沢分岐点、涸沢分岐点から四辻までのコースは全て樹林帯の中です。

万二郎岳、万三郎岳ではところどころ眺望箇所があるみたいでしたけど、あいにくガスが上がってきて眺望は無理でした。

アマギシャクナゲ(大型)が全盛期で咲き乱れていてきれいでした。

万三郎岳から涸沢分岐点までの下山は、階段部分の人轍跡が深く荒れています。このコースにはシャクナゲはわずか数本が見られただけです。シャクナゲ群生地があるとのことで楽しみにしていたのですが、群生地へのルートが利用できないようです。

涸沢分岐点からのトラバースは大きな岩ごろごろで、けっこう難所っぽい感じもあって面白いのですが何せ眺望が全く得られないに近いので、ただ樹林帯の中を歩くだけのコースでした。トラバース最後の頃に登って降りまた登る三段組梯子が面白いです。

天城山は樹林帯を歩くだけのコースで、この時期だからシャクナゲが見られたのが救いですが、他の季節ではあまり魅力を感じられない山だなと個人的に思いました。特に登山中ガスっていたので眺望が得られるか所でも眺望が見られずになおさらでした。

樹林帯の中だけを歩く登山コースでも百名山なだけあって、登山道の人轍の跡が回りから深くえぐられていて谷になっていて、さすがに訪れる人が多いのだなと感じられます。

天城山は森林歩きが好きな方には良いかなと思いますが、自分はまた登ってみたいかと言われると、熱川には遊びに行きたいけど天城山はもういいかなですね(^^;)

翌日、大室山にリフトで登りました。大室山はリフトでしか登れない山です。

樹木のない芝を張ったようなこんもり山の大室山は、夏を思わせる天気の中多くの方が観光に来ていました。

樹木が一本もないので大室山は築山かなと思ったけど、4000年前に出来た火山だそうで大室山の溶岩でこの辺一帯が出来たのだと聞いてびっくりでした。年一回山焼きをしているから樹木がないとのことです。

大室山ではお鉢巡りの一周20分の舗装されたコースがあります。浅間神社もあって大室山は信仰の対象の神としては富士山の神に対しておネエさんになるそうです。この山で富士山の方を褒めちゃいけないそうです(笑)

天気は良いけどガスっているので遠くはガスの中ですが、リフトで山を下りるときに左手にうっすらと富士山の一部分が見えましたけどコンパクトデジカメでは撮影できませんでした。

楽しかった大室山を後に、帰路のついでに一碧湖へ行き、一碧湖の遊歩道4キロを散策してから無事帰宅と相成りました。

と言うことで、行楽旅行としては〇でしょうか(笑)

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フォトギャラリー:51枚

入山口

四辻までは意外と平坦な道です。

マムシグサの仲間ですけど名前は分かりません。

天城山のツツジは大きいです。

深くえぐれた人轍。

四辻。左が万二郎岳、右がトラバース涸沢経由で万三郎岳方面。

四辻から直ぐ枯れ沢を渡ります。雨が多い時や梅雨時は渡渉になるのかな?

アマギカンアオイ?

コケシノブ?

ミヤマウズラ

枯れ沢が結構あります。

万二郎岳山頂です。

天城山のツツジは大型です。

カミキリムシの仲間かな?

万二郎岳山頂は人が多いです。

ガスってきました。

ガスって、かえって涼しげにハイキングが出来ました。

ガスったりガスが消えたりです。

傾斜地ですがガスで眺望は無いので歩くしかありませんw

アセビのトンネルは完全に花は終わりです。ちなみにアセビは馬酔木の漢字で馬が酔う木ですから、アルカロイドがありますので注意です。

石楠花が見えてきました。

2-30年前にヒマラヤ麓までのハイキングトレッキングで、現地ガイドの説明でロードデンドロンですと言われその時にシャクナゲを初めて意識しました。

見事な木がありました。何の木でしょう?

この~木なんの木、気になる木ですw

この辺にまで来るとシャクナゲがたくさん見られるようになりました。

この辺ってどの辺だって突っ込みは無しでw

至る所に大型のアマギシャクナゲがあります。

これは見事なアマギシャクナゲです。

シャクナゲのあるという景色も良いです。

シャクナゲに連られていつの間にか万三郎岳山頂です。万二郎岳から万三郎岳へのルートはやや平坦な尾根歩きになります。

尾根でも樹林帯の中なので眺望はほぼ無しです。

この大型のツツジ葉色が特に良かったです。

ちなみにツツジもロードデンドロン、つまりシャクナゲと同じ仲間です。

このへんの景色も素敵でした。でもツツジがなかったら映えない景色になるでしょう。

万二郎岳から下山を始めます。丸太の土留め階段の人轍でのえぐれ込みが深く、カニのように横歩きしております。

ギョリンソウが咲いていました。

ギョリンソウは腐生植物で神秘的な花ですが、子供のころは薄暗い森の中で真っ白く咲いていて、幽霊花としてこわかった思い出があります。

涸沢へのトラバースはこんな風な枯れ沢谷を幾つも越えて行きます。

枯れ沢がこんなにあるということは、梅雨時など雨が多い大量の水が流れ込んでくるのでしょうか?

えっちらおっちらと妻が枯れ沢を越えて行きます。

ここは面白い三段組の階段です。

登って降りて登る。


橋をかけても良いかなと思う場所だけど、登って降りて登の方が興がありますね。

へい、ハイカー専用駐車場に帰り着きました。

ホテルから

大室山へリフトで上がります。この山は登山はだめなようです。

大室山でのパノラマ映像。

大室山お鉢のパノラマです。

なにアザミでしょうか?

山頂のケーブル乗り場方面。

お鉢の中腹には浅間神社が祀られています。

パノラマ撮影です。

お参りいたしました。

ケーブルで下山です。

奥右手にシャボテン公園の施設が見えます。

一碧湖にいた鴨。

一碧湖の鯉は餌付けされていて、人が歩くと寄ってきます。

餌を買って与えると、鯉も鴨も寄ってきて食べていました。

ロングフィンの鯉は初めて見ました。調べてみたら販売もされているようでした。

一碧湖の側の大木。

この木の名前は何というのでしょうか?

楽しい観光が出来ました。

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装備・携行品

シャツ アンダーウェア ダウン・化繊綿ウェア ロングパンツ 靴下 レインウェア
登山靴 バックパック スタッフバック スパッツ・ゲイター 水筒・テルモス ヘッドランプ
タオル 帽子 グローブ サングラス 着替え
地図 コンパス ノート・筆記用具 腕時計 カメラ 登山計画書(控え)
ツエルト 健康保険証 ホイッスル 医療品 虫除け ロールペーパー
非常食 行動食 テーピングテープ GPS機器 ストーブ 燃料
カップ クッカー

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登った山

天城山

天城山

1,406m

万二郎岳

万二郎岳

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