行程・コース
天候
快晴
利用した登山口
登山口へのアクセス
バス
その他:
(行き)Maxとき303号 東京7:00 越後湯沢8:10 (6280円)
西武クリスタル行きバス 8:20 平標山登山口 8:54(600円)
(帰り)平標登山口から越後湯沢行きバス 15:55
この登山記録の行程
歩行5時間58分
平標登山口(09:02)・・・松手山(10:19)・・・平標山(11:22)[休憩 5分]・・・仙ノ倉山(12:07)[休憩 21分]・・・平標山(13:01)・・・平標山乃家(13:52)[休憩 17分]・・・登山口(14:19)・・・平標登山口(15:00)
高低図
標準タイム比較グラフ
登山記録
行動記録・感想・メモ
梅雨入り宣言にもかかわらず、関東地方はお天気続き。雪解けとともに一斉に咲くという平標山のお花畑を訪ねてきた。もう一つ南の大源太山にも足を伸ばすつもりだったのだけど、途中で日和ってしまいました。
平標登山口からは松手山コースと平元新道を行くコースに分かれる。松手山コースは段差もちょうど良い階段などで、とてもよく整備されていて登りやすい。平元新道も難しいところはないが、全般にガレている。今回は松手山コースを登りにとったが、下りを楽にするなら逆コースでもいいのだろう。
緑が濃くなってきた樹林帯は、それでもまだ清新な感じで、ヤマツツジやタニウツギの花、それにハルゼミの合唱が結構な登りを励ましてくれる。この日はとても涼しい風が吹き抜けていて、からりと爽やかな登山が楽しめた。森林限界を超えると展望が広がり、ハルゼミの声を下に聞くようになるとウグイスやカッコーの鳴き声が聞こえた。標高を上げるにつれて、アカモノやイワカガミ、サラサドウダンやムラサキヤシオ(?)が出迎えてくれる。シャクナゲはわずかに咲き残っているが、ピークはとうに過ぎた感じ。
伸びやかな稜線に出ると、ハクサンイチゲの群落。もうひと登りで平標山山頂に出るが、お花のシーズンの人気の山、さすがにたくさんの人がいて、ゆっくりランチを取るならもう少し進んでみようと仙ノ倉山へ。ここはピストンする人が大多数なので、カメラだけ片手に歩いている人も目立つ。一番花が咲いていたのは、この平標山ー仙ノ倉山間のお花畑。ハクサンイチゲの白に、ハクサンコザクラの紫、ミヤマキンバイの黄色と残雪の山々が素晴らしい景観を形作っている。
仙ノ倉山はすぐ目の前に見えているピークだと思い込んでいたので、山頂がもう一つ先だとわかった時には、空腹も手伝って脱力してしまった。仙ノ倉山山頂からは、谷川岳方向の展望も広がる。いつか機会があったら、谷川岳まで縦走したいものだ。このピークにもたくさん人がいて、みなさん思い思いにお昼ご飯を広げている。どちらの山頂にもベンチはないので、中間の休憩ベンチか敷物を持参のこと。
平標山に戻り、平標山の家まで一気に下る。途中残雪の上を歩くところが一つだけあったが、わずか数メートルで問題ない。平標山の家でいただいた水は、冷たく実に美味であった。ここからさらに平元新道を下り登山口を目指すが、このコースは少々がれているので足元には注意。美しい緑の中、終日雲がかかっていた苗場山も、ようやくスッキリ見ることができた。
風があったせいか持参した虫除けスプレーや防虫ネットは出番がなかったが、さすがにこの時期に森林限界を超えて歩くなら日焼け対策をしなければいけなかった。肌を露出していたところはてきめん真っ赤か。なお、コース中には、平標登山口駐車場(とてもきれいに整備されている)か、平標山の家にしかトイレがないので留意しておくこと。
越後湯沢駅構内、ぽんしゅ館のお風呂(大人800円)で汗を流して、新幹線で帰宅の途についた。あー、爽やかな新緑にお花畑、残雪の山々の展望と今日は満足、満足。
改めて新幹線は早いなと思う。自宅から3時間弱なら、西丹沢に行くよりも早い感じだ。お金もピューっと飛んで行くけれども・・・
ルート定数32.5、新潟県山のグレーディングB
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