安曇野の里山の魅力を凝縮。光城山・長峰山のマップ配布中

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安曇野市の東部に位置する山々は、常念山脈をはじめとする北アルプスの山並みと、安曇野の田園地帯を眺めながら山歩きが楽しめる、とっておきのトレッキングエリアだ。安曇野市山岳観光推進実行委員会はこのほど、このエリアの魅力をあらためて紹介しようと、マップとガイドを一枚にまとめた「安曇野ひがし山エリア 光城山・長峰山Trekking Guide」を発行、安曇野市内外で配布している。

安曇野では北アルプスを西山(にしやま)、光城山(912m)、長峰山(933m)をはじめとする筑摩山地を東山(ひがしやま)と呼んできた。標高が1000mに満たないひがし山は、里山としての長い歴史をもつ山域だ。戦国時代には山城が築かれ、今でも各所に堀切や土塁などの遺構を見ることができる。また、かつては山腹に集落が点在し、二次林、ため池、草原などで構成される里山特有の環境が、豊かな生態系を育んできた。

春のサクラは全国的に有名だが、春から夏にかけては草原や林床でさまざまな花が見られるほか、新緑、紅葉、冬の朝の雲海など、四季を通じて歩く人を飽きさせない。コースも多彩で、2時間ほどで周回できるプランから4時間余りの歩きごたえのあるプランまでさまざま。今回発行されたガイドマップでは、イラストマップと解説文で、3つのプランを提案しており、公共交通機関を利用したアクセス情報なども掲載している。

安曇野といえば、水田やワサビ田、清流のそばの道祖神といった田園風景をめぐる観光も魅力。各所に美術館などの文化施設が点在し、自然の美しさとともに、アートにも触れられる。昔ながらの香り高いそばや、最近話題となっている信州サーモン、安曇野林檎ナポリタンといったご当地グルメも充実しており、山や里を歩いた後に楽しみたいメニューがたくさんある。ガイドマップではこうした情報も紹介されているので、山歩きと観光のどちらも楽しむ、欲張りな旅の参考になりそうだ。

ガイドマップは安曇野市役所や支所、観光案内所などのほか、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」(東京都中央区銀座5丁目6-5)などでも配布している。また、安曇野市観光協会のウェブサイトでもPDF版を公開している(PDFのダウンロードはこちら)。

 

関連リンク

安曇野市観光協会
https://azumino-e-tabi.net/

「安曇野ひがし山エリア 光城山・長峰山Trekking Guide」(PDF形式)
https://azumino-e-tabi.net/wp-content/themes/kankoukyoukai/images/link/chirashi/higashiyamamap.pdf

 

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