JMSCAが「積雪期レスキュー講習会」を2024年1月19日から2泊3日で開催

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日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は、山岳レスキュー講習会(積雪期)を2024年1月19日から21日まで、群馬県みなかみ町で開催する。

日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は、山岳レスキュー講習会(積雪期)

過去の講習会の様子

山岳レスキュー講習会は、レスキュー技術の普及と指導者の養成のために夏と冬の2回行なわれており、冬の講習会は雪崩知識の普及と遭難事故現場で必要な登山者の救助技術の習得・研鑚を目的としている。経験や技術の習得度合に応じた3つのクラスから自身のレベルに合わせて選択でき、机上講習と屋外での実地講習で雪山安全対策の総合的な知識を学ぶことができる。

詳細は下記のほか、日本山岳・スポーツクライミング協会のウェブサイトへ。

日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)は、山岳レスキュー講習会(積雪期)

過去の講習会の様子

講習会概要

名称:2023年度積雪期山岳レスキュー講習会(東部地区)
日程:2024年1月19日(金)9時30分(受付開始9時)~21日(日)。終了時間はクラスによって異なる
会場:土合山の家およびその周辺
受付会場:谷川岳ドライブイン 2階(群馬県みなかみ町湯桧曽220)
対象:18歳以上で現在雪山登山、BCスキー・スノーボードを行なっており、雪崩に関する知識および雪山でのレスキュー技術の習得を希望する人。居住地に関係なく参加可
クラスと定員:

  • [クラス1]定員16名。雪崩の安全対策にかかる事項を雪崩のメカニズム、雪崩地形、雪崩リスクの考え方から雪崩事故の捜索・救助の基礎まで体系的に学ぶ
  • [クラス2]定員18名。ビーコンの基本操作ができる人が対象。雪崩により埋没した⼈をより迅速に救助できる⼿法、考え⽅を⾝につけ、雪崩捜索救助活動時にリーダーとして⾏動できることをめざす
  • [クラス3]定員8名(最少催行人数4名)。雪崩ビーコンによる捜索およびロープの結束ができる人が対象。雪崩遭難に遭遇してしまった仲間や他パーティに援助を求められ捜索・掘り出した要救助者に対し、救助組織(消防・警察)へ引き渡すまでの手法や流れを学習する

講師:JMSCA 遭難対策委員会、登山医科学委員会所属の日本スポーツ協会公認スポーツコーチ・医師、日本雪崩ネットワーク講師
受講費(消費税込。講習および教材費、保険料を含む):

  • [クラス1]19,000円
  • [クラス2、クラス3]15,000円

宿泊(希望者のみ):土合山の家(19,000円/2泊、税込。朝夕食付き)。宿泊料金は当日支払い
※講習会は土合山の家の私有地および施設を使用するため、宿泊しない場合は施設使用料として9,000円(3,000円/日間)が必要。使用料金は当日支払い。施設利用料には講習会場、駐車場、温泉の利用費が含まれる
申し込み:下記のウェブサイトで開催要項を確認の上、申し込みフォームから申し込む
詳細・申し込み:https://www.jma-sangaku.or.jp/sangaku/event/winter_rescue_2023_east/
申し込み期間:2023年12月1日(金)~2024年1月8日(月)※募集定員に達した時点で締め切り

主催:公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会
主管:JMSCA遭難対策委員会
協賛:JMSCA 登山医科学委員会
共催:特定非営利活動法人 日本雪崩ネットワーク

お問い合わせ

公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会
https://www.jma-sangaku.or.jp/
MAIL:soutai@jma-sangaku.or.jp

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