雲取山へのアクセスが改善。秩父・国道140号の通行止め、建設中の大滝トンネル暫定供用で迂回可能に
埼玉県西部・秩父市大滝地内の国道140号で7月11日に発生した落石により三峯神社鳥居(大輪バス停付近)から大滝神庭交流広場入口(岡本バス停付近)の区間が通行止めとなっていたが、現在建設中の大滝トンネルが暫定的に交通開放され、7月30日より車両の通行ができるようになった。

埼玉県と山梨県を結ぶ国道140号は、古くからの交易路・秩父往還とも重なり、生活や輸送の重要な幹線道路。雲取山への秩父側からの登山口となる、三峯神社に至るアクセス道路にもなっている。国道140号の大滝地区付近は険しい山間部に切り開かれており、観光促進や防災の観点などから大滝トンネルの整備が進められてきた。
大滝トンネル通行にあたっては、時速15kmの最徐行となり、歩行者、自転車、二輪は通行不可。なお運休となっていた三峯神社行き、および栃本の西にある川又行きのバス運行は、8月1日から大滝トンネルを通過する迂回ルートにて再開される。
関連リンク
埼玉県「一般国道140号通行止めによる大滝トンネルの暫定供用について」
https://www.pref.saitama.lg.jp/a1006/oshirase/kokudou140gounorakuseki.html
ヤマタイムで大滝地区の位置を確認する
https://www.yamakei-online.com/yk_map/?latlon=35.95140130083439,138.9385880967713&zoom=14





